介護のキーパーソンの役割 | 50代主婦いよいよ実家じまいがやってきた

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明治の初めから4代続いた実家が、いよいよ幕を閉じようとしています。決して円満とは言えない家族でした。でも今はただ、寂しいばかりです。

こんにちは。ちょびにっこりです。

 

介護生活が始まると

施設や病院と

密に連絡を取り合う必要があります。

 

介護者が複数いる場合


決める必要があるのが

介護者の代表である

キーパーソンです。

 


今回はキーパーソンの役割を

安心介護というサイトから抜粋してご紹介し、

我が家のケースも書き添えたいと思います。

 ↓

 



    

実家家族の住民票所在地


認知症の母 87歳  地方A県 B町

兄     58歳  同県 C市

           車で1時間弱

ちょび   54歳  首都圏 

           帰省に半日かかる距離


我が家のキーパーソン
母の近くに住む
長男の兄です


残念なことに
母との仲は険悪で
母に関わることを嫌っていましたが

長男の責任感からか

何の躊躇いも無く
引き受けてくれました


 キーパーソンの役割


連絡窓口

ケアマネジャーや病院や施設の相談員、

訪問介護事業所のサービス担当責任者

などとの連絡窓口。

 

体調不良時や転倒などの事故の連絡、

サービス時間の変更の相談、

別居している場合には

足りない物品の連絡などを受けて対応。

 

日中や夜間でも連絡が付きやすい

緊急連絡先を決めておきましょう。

 


兄はケアマネや特養からの連絡を

ちょくちょくスルーしていました💦


口癖は

えー重要ならまた連絡してくるやろ。

仕事の邪魔なんじゃ。


ケアマネさんは

すぐに私に連絡してくれましたが


特養は

キーパーソンでないから

との理由で


兄より先に

私に連絡くださることは

ありませんでした。



母が誤嚥性肺炎の疑いがあった年末に

心配で特養に何度か電話をしたのですが


私には、ずっと、


ほっこり大丈夫ですよ。

対面面会もご準備できますよ。


とのこと。


母の容態を尋ねても


ほっこり申し訳ありませんが

キーパーソンの方にしか

お伝えできません


と言われるばかりでした。

😢


そして

緊急搬送される1週間前に

私がしつこく電話して

ようやく


アセアセお兄さんに何度も連絡しているのですが

折り返しのご連絡がないのです。


と教えて下さいました.


その時も決して私に対して

兄に連絡をするように

おっしゃることはありませんでした。


私は

兄の携帯ではなく

職場の事務に電話して兄を呼び出してもらい

(兄は職場への電話を非常に嫌がっていましたが.)


なんとか兄に

特養へ折り返しの電話を

お願いすることができました。


お世話になっている特養さんですが

この時ばかりは

ブラックな気持ちが湧き上がって

仕方ありませんでした



介護に関する判断や決定

利用者本人に意思決定能力がない場合に、


介護保険の認定申請や

*介護サービス事業所との契約、

*緊急時の入院や医療処置などの同意、

*成年後見制度利用の判断や決定、

*料金の支払い


といった

介護に関する判断や決定を担います。


また、

ケアマネジャーからケアの方針の説明を受けて

家族に共有する役割

在宅介護を続けるか、施設に入居するか」

「成年後見の申立てをするか」など、

今後の介護の方針を決める際に、

本人や家族などの意見を取りまとめる

中心人物となります。

 


兄は事務的なことは

非常に手際良く行ってくれました。


様々な決断も早く

振り返ると

どの決断も最良のものでした。


感謝🥲




身元引き受け

施設への入居や費用の支払いに関する

身元引受人や

施設の退去や退院時・死亡時に

必要に応じた対応をする。

 

こちらも

兄が行ってくれました。


難のあるケアマネさんとの

話し合いがありましたが


兄の威圧により一蹴でした。


助かりました。



本人と介護職員との仲介

本人に意思決定能力があったとしても、

「入浴が全然できていないのに

入浴サービスを拒否する」など、


必要な介護サービスを拒否する場合や

セクハラなどの問題行動があると

キーパーソンが相談を受けます。


一人暮らし時代〜デイサービス時代

何度も苦情連絡がありました。


ご近所の苦情対応などは

始めは私が受けていたのですが

兄が見かねて代わってくれました。


兄が出ると一撃でした😅


しかし兄は

母にも酷い暴言で叱責するので

可哀想で…


母に対してはなるべく私が

対応しました。


でも

この頃の母は本当にワガママで

かわいくなかったです…💦




その他

母の通帳管理を社会福祉協議会で
お願いしているのですが、

こちらも基本的に私には
通帳残高を教えてもらえません。


キーパーソンの兄も、
あまり把握していないので
ずっと不安でした.

3ヶ月前

母が入院のタイミングで
どさくさに紛れて

やっと具体的な残高を
社会福祉協議会の方から
聞き出すことができました。



急性期病院でも
具体的な医療措置や計画は
キーパーソンがいないと
教えてもらえません。


そばで
看護師さんと私の
やり取りを聞いていた娘が

ムキーわたし、ひとりっ子で良かった!

お母さんの治療を
兄弟にだけ教えられて
自分はダメとかありえんわ💢
💢


と、腹を立てていて

なんだか

嬉しくなりました…🥹




にっこり良い子やね。ありがとね。




兄の行動に

モヤモヤっとする事もありますが


私は基本的に

兄の決めたことに

従うことにしています。


なぜなら

やはり

キーパーソンの責任は

大きく重いものだから。


祖母の在宅介護の経験を

振り返ると


今回

離れて暮らす私は

随分と楽をさせて貰っていると

実感があるからです。


何より


兄にはやっぱり叶いません。



自分のできることを

心を込めて

母にしてやりたいと思います。