こんにちは。ちょびです。
介護生活が始まると
施設や病院と
密に連絡を取り合う必要があります。
介護者が複数いる場合
決める必要があるのが
介護者の代表である
キーパーソンです。
今回はキーパーソンの役割を
安心介護というサイトから抜粋してご紹介し、
我が家のケースも書き添えたいと思います。
↓
実家家族の住民票所在地
認知症の母 87歳 地方A県 B町
兄 58歳 同県 C市
車で1時間弱
ちょび 54歳 首都圏
帰省に半日かかる距離
母の近くに住む
残念なことに
母との仲は険悪で
母に関わることを嫌っていましたが
長男の責任感からか
何の躊躇いも無く
引き受けてくれました
キーパーソンの役割
●連絡窓口
ケアマネジャーや病院や施設の相談員、
訪問介護事業所のサービス担当責任者
などとの連絡窓口。
体調不良時や転倒などの事故の連絡、
サービス時間の変更の相談、
別居している場合には
足りない物品の連絡などを受けて対応。
日中や夜間でも連絡が付きやすい
緊急連絡先を決めておきましょう。
兄はケアマネや特養からの連絡を
ちょくちょくスルーしていました💦
口癖は
重要ならまた連絡してくるやろ。
仕事の邪魔なんじゃ。
ケアマネさんは
すぐに私に連絡してくれましたが
特養は
キーパーソンでないから
との理由で
兄より先に
私に連絡くださることは
ありませんでした。
母が誤嚥性肺炎の疑いがあった年末に
心配で特養に何度か電話をしたのですが
私には、ずっと、
大丈夫ですよ。
対面面会もご準備できますよ。
とのこと。
母の容態を尋ねても
申し訳ありませんが
キーパーソンの方にしか
お伝えできません
と言われるばかりでした。
😢
そして
緊急搬送される1週間前に
私がしつこく電話して
ようやく
お兄さんに何度も連絡しているのですが
折り返しのご連絡がないのです。
と教えて下さいました.
その時も決して私に対して
兄に連絡をするように
おっしゃることはありませんでした。
私は
兄の携帯ではなく
職場の事務に電話して兄を呼び出してもらい
(兄は職場への電話を非常に嫌がっていましたが.)
なんとか兄に
特養へ折り返しの電話を
お願いすることができました。
お世話になっている特養さんですが
この時ばかりは
ブラックな気持ちが湧き上がって
仕方ありませんでした
●介護に関する判断や決定
利用者本人に意思決定能力がない場合に、
*介護保険の認定申請や
*介護サービス事業所との契約、
*緊急時の入院や医療処置などの同意、
*成年後見制度利用の判断や決定、
*料金の支払い
といった
介護に関する判断や決定を担います。
また、
ケアマネジャーからケアの方針の説明を受けて
家族に共有する役割、
「在宅介護を続けるか、施設に入居するか」
「成年後見の申立てをするか」など、
今後の介護の方針を決める際に、
本人や家族などの意見を取りまとめる
中心人物となります。
兄は事務的なことは
非常に手際良く行ってくれました。
様々な決断も早く
振り返ると
どの決断も最良のものでした。
感謝🥲
●身元引き受け
施設への入居や費用の支払いに関する
身元引受人や
施設の退去や退院時・死亡時に
必要に応じた対応をする。
こちらも
兄が行ってくれました。
難のあるケアマネさんとの
話し合いがありましたが
兄の威圧により一蹴でした。
助かりました。
●本人と介護職員との仲介
本人に意思決定能力があったとしても、
「入浴が全然できていないのに
入浴サービスを拒否する」など、
必要な介護サービスを拒否する場合や
セクハラなどの問題行動があると
キーパーソンが相談を受けます。
一人暮らし時代〜デイサービス時代
何度も苦情連絡がありました。
ご近所の苦情対応などは
始めは私が受けていたのですが
兄が見かねて代わってくれました。
兄が出ると一撃でした😅
しかし兄は
母にも酷い暴言で叱責するので
可哀想で…
母に対してはなるべく私が
対応しました。
でも
この頃の母は本当にワガママで
かわいくなかったです…💦
その他
母の通帳管理を社会福祉協議会で
お願いしているのですが、
こちらも基本的に私には
通帳残高を教えてもらえません。
キーパーソンの兄も、
あまり把握していないので
ずっと不安でした.
3ヶ月前
母が入院のタイミングで
どさくさに紛れて
やっと具体的な残高を
社会福祉協議会の方から
聞き出すことができました。
急性期病院でも
具体的な医療措置や計画は
キーパーソンがいないと
教えてもらえません。
そばで
看護師さんと私の
やり取りを聞いていた娘が
わたし、ひとりっ子で良かった!
お母さんの治療を
兄弟にだけ教えられて
自分はダメとかありえんわ💢💢
と、腹を立てていて
なんだか
嬉しくなりました…🥹
良い子やね。ありがとね。
兄の行動に
モヤモヤっとする事もありますが
私は基本的に
兄の決めたことに
従うことにしています。
なぜなら
やはり
キーパーソンの責任は
大きく重いものだから。
祖母の在宅介護の経験を
振り返ると
今回
離れて暮らす私は
随分と楽をさせて貰っていると
実感があるからです。
何より
兄にはやっぱり叶いません。
自分のできることを
心を込めて
母にしてやりたいと思います。