【実家じまい】空き家の実家をどうしましょう!? | 50代主婦いよいよ実家じまいがやってきた

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明治の初めから4代続いた実家が、いよいよ幕を閉じようとしています。決して円満とは言えない家族でした。でも今はただ、寂しいばかりです。

こんにちは。ちょびにっこりです。

 

今回は空き家特別措置法の観点から

我が実家をウォッチしました。

 

 

実家建物の現状

 

実家の空き家は同じ敷地内に2戸

母屋(築120年超え)と

離れ(築30年)です。

 

事業は行っておりません。

単なる住宅です。

 

現在86歳認知症の母が

要介護3に認定され

2年前

特養に入ると同時に

空き家になりました。

 

 

法定相続人は

兄と私の2人

配偶者を亡くした母親からの

2次相続となります。

 

 

実家が管理不全空き家に指定されたら

どうしましょう驚きあわわわわあせる

 

と非常に恐れている今日この頃です。

 

 

改正空き家対策特別措置法

 

従来の空き家対策特別措置法が改正され

2023年12月13日に施行されました。

ついこの前ですね!

 

 

 

改正空き家対策特措法に基づき

市町村役場が

管理不全空き家を指定します。

 

 

管理不全空き家に指定されると

 

なんと!!

 

固定資産税が最大倍に!!

 オエー

 

 

管理不全空き家度チェック

 

判定基準の一例がこちらです。

⚠️具体的な基準内容は各自治体ごとに違いますので

お住まいの自治体のHPをご確認ください

 

    


 

①    窓ガラスが割れている驚き
 

②    雑草が生い茂っている驚き
 

③    不審者により
  火事が起きる
可能性がある煽り
 

④    犯罪者に使われる可能性がある煽り

 
 

 

 

我が実家では

築120年の母屋が①②に該当します。

 

*割れた窓ガラスは離れ家屋の陰になっていて

一見分かりにくい場所です。

 

*雑草は帰省の度に草刈り機を回していますが

夏は大変な事になります。

 

 

③ ④の可能性というのは

ご近所さんからの通報で

判断されるのでしょうか・・?

まだ通報には至っていません魂が抜けるはー

 

 

築30年の離れ家屋

ツタが絡まり始めましたが

まだ大丈夫だと思います。

 

 

 

 税金が6倍・・😱

 

もしも

管理不全空き家に指定されたら

固定資産税が最大になるのですが

 

正しくは6倍というよりも、

住宅用地の特例による軽減措置

解除されるんです

      ↓

    


小規模住宅用地 

200㎡以下の部分 

固定資産税が6分の1に軽減


 

一般住宅用地  

200㎡超 の部分 

固定資産税が3分の1に軽減

 

 

こんな風に

通常

私たちの宅地の固定資産税は

お安く設定されています。

 

管理不全空き家に指定されると

こちらの6分の1(或いは3分の1)の

軽減措置が解除されるので

固定資産税が最大6倍になる・・ということ。

 

いやいや、こりゃ大変無気力

 

 

 

空き家管理費用

 

ご参考までに、空き家管理費用です。

 

*固定資産税

現在、我が家は母の年金収入で支払い

 

*応急的修繕費用

どこまで修繕するか非常に悩ましいところ

空き家を放置した結果、

人的被害が生じた場合

億単位の損害賠償のリスクあり!

驚き

 

*庭木の剪定

実家敷地内は密林状態を過ぎ、

松や竹が枯れ始め・・

現在は倒木の処理をしています😢

 

 

その他

*実家に帰るまでの交通費

 

*衛生維持のために必要な物

  クイックルワイパーのような掃除道具

  マジックリンなど住宅用洗剤

  除虫薬 

  コンパクトな電動草刈機…などなど

 

老朽化で実家に宿泊出来なくなって以降は

*宿泊費

        その他諸々・・

 

 

そして

 

凝視空き家を管理していますよ!!

 

という証明のため

 

*電気・ガス・水道の基本料金

を支払っています。

  ↑

全く予期していなかったのですが、

このお陰で、非課税ひとり世帯の母は

物価高騰対策支援金(確か10万円)を

いただくことが出来ました。

 

 

母・・ではなくて

私が助かりました!!魂が抜けるはー

 

 

 

私の悩みがこちら

 

母が存命中の今

母名義の家屋を

私たちが取り壊すことも売ることも

空き家バンクに登録することも出来ません。

 

6倍の固定資産税が課せられれば

母の口座から支払うことになりますが、

そうしたら

実家のメンテ費用や

特養に支払う資金

入院した際の差額ベッド代などで

早々に尽きてしまうのではないかしら。。

 ネガティブ

 

 

 

母が亡くなり、相続後となれば

もちろん兄と私に支払い義務が課せられます。

 

早めに取り壊すとしても

解体費用がかかりますし

更地になれば、

やっぱり固定資産税アップオエー

 

私たち50代の子ども世代の

家計や老後資金を圧迫します。

 

政府は相続放棄を促して

土地を巻き上げたいのかしら?

 むかつき

 

 

 

とにかく私に今できることは

できる限りのメンテナンスしかありません。

 

母も生きようと頑張っているのですから。

 

 

両親にとって唯一の孫娘である

私の娘を囲んで

優しく暖かい思い出もある実家を

重荷に感じたくないのに

現実問題として負担が大きいのです。

 

本当に切ないですねぇ😢

 

 

 

 

私から子どもへの相続対策

 

54歳の私と56歳の夫は

子どもに

こんな切ない思いをさせたくないので

まめに子どもと現状把握するつもりです。

 

今のところ

子どもは

もぐもぐいずれこの家に住みたい

と言っています

 

そう聞くとやっぱり嬉しいニコニコビックリマーク

 

でもまだ20歳ですから

世間知らずで幼い考えなのでしょう。

 

 

子どもが学生時代に

夫婦のどちらかが一人になったら

またより現実的な選択肢を提示して

聞き返してみたいと思います。

杞憂に終りますように!

 

 

夫婦仲良く慎ましく

とりあえず夫が60歳になるまでの

あと4年をひとくぎりとして

健康に気をつけて生きていきたいです。

 

 

 

親の持ち家はどうしたら良いのかな?

 

親の住む家は

生前に売却が一番の節税ですが

感情的にも簡単にはいきませんし

 

親御さんがお元気な場合は

売却後、親の住む場所はどうするか?と言う

問題もあります。

 

親が突然病に倒れたり

亡くなってしまうケースも考えられますよね。

 

 

と、言うことは、

 

 

贈与者である親御さんが

今年1月1日時点60歳以上

 

受贈者である子どもさんが

今年1月1日時点18歳以上

なっているならば

 

贈与税がかからない

相続時精算課税が使えますので

 

 

良いタイミングで

 

生前贈与で子どもに名義変更するのが

円満解決のひとつかもしれません。

 

 

ただし

相続時精算課税の手続きと

固定資産税の支払いに関する話し合いを

お忘れなきよう。

 

 

 

 

⚠️

今回の記事は

素人の私の考えですので

 

税理士さんなど専門家に

ご相談されるのが良きですにっこりビックリマーク

 

 


人の命は
病気や事故などで
いつ何が起こるか分かりませんし

 

 

やっぱり


余裕資金が老後の家族の幸せを決める
 

これは
間違いなさそうですにっこり



 

読んで下さった皆さま

ありがとうございました。
 

 

昇天

全くマニュアル通りにはいきませんでしたが

とりあえずこの手の本を読みあさりました。

 

 

 

凝視

空き家になると

突然トイレが使えなくなることがあるんですビックリマーク

 

防災用トイレが便利でしたニコニコ