6月から9月ぐらいの間、35度を超える日が多く続く現代では、収納やちょっとした遊びの部屋に利用するロフトなどは、一番日差しの影響が出てしまうため、温度・湿度ともに快適空間とは言えません。
さらに空気の性質上、温かい空気が上に上がり、冷たい空気は下がっていくので、ロフトを涼しくして使うには、断熱性能や、通気の方法を考える必要があります。
今回、建替えた事務所はロフトの代わりに地下室を作りましたが、夏涼しく、冬は暖かい快適な空間になっています。
地下室というと、湿気があり、カビが発生してしまうイメージがありますが、この地下室は不快な感じがしません。
快適な空間になっている理由としては、地下室の外部面に、ボルクレイ・マットを使用し防水層を形成していること、、さらに、断熱材で作られた型枠を使用してコンクリートの打ち込みを行なったことで、防水、断熱性が非常に良くなっているからだと思います。
今までは、プラスαの部屋として、ロフトが主流でしたが、
収納部屋としてはもちろん、ペットの居場所や、書物庫として、地下室を有効に利用できるので、
ぜひ一度、事務所に来ていただき、この空間を体感して頂ければと思います。
