ご紹介する工事は、お客様が外部の基礎に出てる排水管から水が染み出してきているみたいなので、
見てほしいとの事で、依頼され調査から始まりました。
調査は外部周り（気になっている排水管周りを中心に）の確認から行ない、
配管周りや基礎の一定の高さまで水の跡がついていたので、内部の点検を行なうことにしました。
戸建住宅のほとんどに、床を点検（床下点検口）出来る場所があるので、そこから床下を覗いてみると、5～6㎝ぐらい水が溜まっていて、明らかに異常がある状態になっていました。
排水管周りの水の汚れ、床下の異常な水の量、水道メーターは使用中しか回っていないなど、現場状況をまとめると、排水管が原因になっている可能性が一番高そうなので、トイレの水を流してみたところ、床下の水が少し動き始めたので、トイレの排水管の見える位置まで潜ったところ、水が漏れ出ているのを発見しました。
後の工事で分かったことですが、数年前にトイレのリフォーム工事を行なった業者が、排水管を無理に曲げて取付けを行ない、割れているのに気付かないまま、リフォームを完了してしまったのが原因でした。
工事は床下の水をポンプで汲み上げを行ない、吸い上げきれないところは、吸水性のウエスを使って拭き取り、床下の洗浄を行ないました。
2日間、床下に入り清掃作業を行なうのは大変でしたが、床下がキレイになった様子を、お客様に写真などで見て確認してもらい、頼んで良かったです。と言って頂ける仕事が出来たので、良い経験になりました。
工事完了はトイレを復旧し、安心して使って頂けるようにするところまでなので、
最後までしっかりと工事を行ないたいと思います(`･ω･´)b
