言われるままに「辞表」を出すな!
「辞表」は出すな。「退職届」はこう書け。
景気の先行きが厳しくなって
人員整理のニュースを頻繁に目にするようになってきました。
そういう世相を反映してか
雑誌等で失業保険に関する記事もよく見るようになってきました。
「会社都合」と「自己都合」では
失業給付に大きな差が出ることはだいぶ知られるようになりました。
2008年10月29日の記事
「雇用保険 -自己都合でやめないこと-」
で予告したように
実際の退職手続きで、「会社都合」を間違いなく「会社都合」とする方法について
具体的に書きます。
会社から「やめてくれ」と言われたとき
言われるままに「辞表」を出してやめると
それは「自己都合」扱いになります。
「やめてくれ」というのは退職勧奨であり
それは「会社都合」です。
ですから退職勧奨に応じてやめるのであれば、
「会社都合」にしなければなりません。
失業給付を受け取る気はなく、自己都合でもよければ別です。
失業給付をもらう気なのに
言われるままに「辞表」を書くと、失業手当の付与日数、付与開始で損をします。
辞表ではなく会社の手続き上、「退職届」を出してくれと言われた。
これは「辞表」と同じか?出さなくてもいいのか?
これは、社内の手続き上の話なので、出さないわけにはいかないでしょうから
出すにしても、必ず「退職勧奨に応じて」と明記すべきです。
後日、ハローワークの認定で
会社都合のつもりが
何の注記もない「退職届」では自己都合と判断されかねないので
事実認定で面倒になります。
出さざるを得ない書類にも、「会社都合」と確認可能な文言を入れておくべきです。
そして一番大事なのが、離職票-2の右側で
離職票―2 とは
正式には、雇用保険被保険者離職票―2
というもので
会社を退職した際に会社が発行する離職証明書に基づいてハローワークが交付する書類のこと。
これがないと失業給付を受給できません。
離職理由に関して
事業主側と離職者がそれぞれ離職理由にチェックを入れる欄があります。
ここで会社都合の合意がとれていなくて
会社都合が自己都合になっていると、後々面倒です。
ここは念には念を入れて確認しておきましょう。
(私は人事にチェックマークを入れる箇所、離職理由の説明を間違えてくれるなと言明しました。)
離職票-2は、退職後会社より送られてきますが
それでも受領するまで少し不安でした。
ここまですれば、間違いはないと思います。
退職を余儀なくされ、失業給をもらいながら再就職先を探す場合は
大きな差があるので、会社都合とすることに細心の注意を払う必要があります。
公的機関というのは
とるべき手続きをとり
書類上問題がなければ円滑に処理してくれますが
不備や相違があると途端に手続きが面倒になります。
面倒な目に合わないよう
ことお金に関することは、手抜きをしない対応が必要です。
参考までに、関連のバックナンバーはこちら
退職時の手続き-健康保険編
退職時の手続き-雇用保険編
健康保険の任意継続と年金の切替
突撃ハローワーク
雇用保険説明会
失敗しない転職の手続き-年金編
再就職手当
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