勇気づけ先生エピソード★クラスの一体感とヤル気がスゴイ！

こんばんは。原田綾子です。

まだまだ寒いですが、

だんだん春めいてきましたね＾＾

今日は、春らしい心温まる

ブログの読者さまからのお話を思い出したので

（２０１１年の記事から）ご紹介します。

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読者の方より嬉しいメッセージ

＆素敵なエピソードのメールをいただきました。

ご本人の了承を得て公開いたしますね。

自宅で学べる勇気づけ教材
１日１５分！６０日間で学べる勇気づけワークテキスト

の教材を購入させていただいた

●●と申します。

はじめまして。メールで失礼します。

子供に勇気づける前に

まず自分に勇気づけしていただいたような感じです。

そして、上の子は今小１なのですが、

これからとても役に立ちそうな内容で、

今読めてよかったなと思いました。

世の中の親はみな子供を愛していて

一生懸命育児をされていると思うのですが、

なかなかうまくはいかず苦労している人がとても多いと感じます。

もっと多くの親や教師が勇気づけの子育て法を知っていれば、

子ども達はもっと楽しく成長して行けるのになと思いました。

これからもどんどん広めていっていただきたいと思います！

ところで、ブログに素敵な先生のことが書かれていましたが、

心が温かくなりました。

ほんとに素晴らしい先生ですね。

私にも忘れられない先生がいます。

小学校３・４年のとき担任だった男の先生です。

当時は若くまだ新米先生でした。

学校での思い出というと

その先生とのことばかりが思い浮かんできます。

とにかくよく遊んでくれる先生で、学校が楽しかった。

生徒は全員先生のことが大好きでした。

授業そっちのけで子供の頃の川遊びや

蜂に追いかけられた話しを楽しそうにする先生。

体育館を貸し切って大かくれんぼ大会をしてくれた先生。

校長先生には内緒だよと言って、学校を抜け出して森を探検したり、

アイスをおごってくれた先生。

家に呼んで遊んでくれた先生。

普段は怒らないけど、本当に悪いことをするとビンタしたり、

授業を先生がボイコットしたり

（もちろん皆で謝って授業に戻ってもらいました）。

とにかくいろんな思い出があります。

遊んでばかりいた気がするけど、

うちのクラスは４クラスの中で何をやってもトップでした。

成績もそうだけど、

学期毎のスポーツ大会でも毎回男子も女子も優勝。

ほぼ全員が難しいマット技をマスターなど。

これって、たまたま優秀な生徒が集まったんではないですよね。

クラスの一体感やヤル気がすごかったんです。

先生がいいだけで子ども達の能力がすごい発揮されるのを実感しました。

そして今、勇気づけ子育て法を学んで気がつきました。

その先生はまさに勇気づけを実行していたのです。

ほんとに子ども達の良いところを認めてくれる先生でした。

先日実家でたまたま通知表を見つけ先生のコメントを読んだんです。

他の先生達は、協調性が足りない、

○○をもっと頑張りましょう、など、

気になることばかりが書かれていたのに対し、

その先生は、

鉄棒あきらめずに頑張っている姿に感動した、

友達に親切にしていて嬉しかった、

笑顔がいい、などと、

ちょっとしたことを見逃さずに書いてくれていて、

悪いことなど一つも書いていなかったんです。

今思えば、通知表だけでなく、

普段から生徒のちょっとした行動を褒めてくれる先生でした。

先生の嬉しそうな顔を見るともっと頑張ろうと思ったものでした。

これってまさに勇気づけ先生ですよね。

うちの子も一人でもいいから

そんな先生に出会えるといいな～と思います。

私も勇気づけの子育てを実践していきたいと思います！

素敵な教材を有り難うございました。感謝しています。

これからも頑張って下さいね。

機会があれば講座などでお会いできるのを楽しみにしています。

長文失礼いたしました。

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ありがとうございます！

すてきなお話・・・涙をこらえながら拝読いたしました。

勇気づけ先生のもとでは、

子どもはグングン自分の力を発揮します。

これは決して

「立派な先生になるべき」と言っているのではありません。

立派な先生になる必要なんてない。

子どもを愛して、子どものよさを認め伝え、

教師も子ども達と一緒に成長できる「しあわせな」先生。

もちろん愛だけではなく「技術」も必要ですが、

大切なことは本当にシンプルで、

いかに子ども達と一緒に楽しめるかだと思うんです。

学級は家庭と一緒ですから、

ママも立派になる必要ないの。

いいお母さんになろうとしなくていいの。

子どもと一緒に笑ったり泣いたり一緒に楽しんで、

失敗もいっぱいしてお互い成長しあえる関係。

そして更にまたメールをいただきました。

それと、思い出したのですが、

３学期の終わりにその先生は必ずクラスの文集を作るんです。

その最後に先生が一人一人の名前と

それぞれの良いところを書いてくれるんです。

先生が私のこと

「優しさを教えてくれてありがとう」って書いてくれたの、

本当に嬉しくていつまでも忘れませんでした。

先生が文集の最後に書いていた

一人一人へのメッセージですが、

どれも

「がむしゃらに頑張ることを教えてくれてありがとう」

「笑顔でクラスを明るくしてくれてありがとう」

など、結果を褒める言葉ではないのです。

頑張ったことに対しての経過を認める言葉や

その子自身の良さを認める言葉、

そして、みんなのお陰で先生は成長できたんだよという

感謝の言葉が綴られていました。

私もそんな言葉を子ども達にかけていけたらなと思います。

勇気づけ子育て法に出会ったお陰で、

今回その先生の素晴らしさを改めて考えることができました。感謝です！