高千穂参拝−2 八大龍王水神社 | 自分の腕は棚に上げて

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日々のつれづれを、思いついた時に書いていこうと思います

正午を過ぎた頃、『八大龍王水神社』に到着。
参道には元巨人軍の川上哲治、藤田元司監督が寄贈された灯籠がありました。

境内に入ると巨大な「えのきの老木」に圧倒されました。
そんなに広くない境内は、木の枝と根がうねうねと、空間を埋めています。


すごいパワーを感じ、息苦しく感じるくらいでした。
思い返しても今回の旅の中で一番でした。

老木の近くに、古代より枯れたことがないと言われている泉水、八龍御神水を戴きました。


拝殿では、竜神さまはお線香が好きだということで、お線香をあげました。
(お酒と卵も持っていけばよかったです)

拝殿の横に回ると、拝殿の裏側(奥側)に小さな祠を見ることができます(撮影厳禁)。
この祠が本殿になるそうです。



境内の中には、真っ直ぐな枝など1本もありません。


御神木がうねうねとしてます。
樹齢が何年くらいなのか?
木の幹に触るのも躊躇うくらい、気の出方がすごかった。


この枝なんて、まるで龍です。
せっかくなので、かがんでくぐり抜けました。

御神気がすごく写り込んでいます。





高千穂環境協会のガイドさんに案内していただいている4時間コースも
残り時間も少なくなってきたので、少し急ぎめに『槵觸神社(くしふるじんじゃ)』を目指します。
本殿は見事な彫刻が施されていました。


ちなみにガイドの方の説明で、高千穂地方の注連縄(しめなわ)は、右から7・5・3本の標が下がっているのが特徴なんだそうです。
七は天神七代、五は地神五代、三は御祖(みおや)の日向三代の神を表していて、標1本が1つの神を意味し、七五三の元になったとも言われているのだとか。
色々と勉強になりました。


拝殿を過ぎるとたくさんの杉が植わっていました。


この小道に向いてしか杉の枝がないので、「気の通り道」と言われていていて、この先には真名井の滝の原泉があります。



高千穂地区を慌ただしく回ってきて、雨も止んで気持よくお参りができてありがたいねと話をしていた時にふと空を見あげると・・・


ウンッ !? なにか登ってるような縦に雲が・・・

少し横を見ると

ナニッ ~!! 
この雲の形は・・・


アップで見ると、上から下にス~っと伸びている不思議な雲。




そして急ぎ足で芸能関係にご利益があると言われている『荒立神社』へ。

運良く、ご神体を拝見することができました。
ちょうど七五三のお参りの時期と重なったからのようで、ラッキーが続きます。


境内は紅葉が綺麗でした。
いろいろな板木があって、叩きながらお願いするといいそうですよ。

神社周るコースの最後は『高千穂神社』。
高千穂地方で一番大きな神社だそうです。


珍しい狛犬がお出迎えしてくれます。

 
親子狛犬です。
小さな狛犬が下にいるのがわかりますか?



拝殿の横には夫婦杉があり、この周りを3回まわると願いが叶うと言われています。


ご夫婦で回られていましたが、時計と反対まわりだったので合ってる???と思いながら、何も言えずに観ていました。
本当は時計回りにまわるようです。


こちらは「鎮石(しずめいし)」、静かにお祈りしました。
触ることも出来そうですが、今回は遠くから手のひらをかざすくらいで。

ガイドの方に説明をしていただき、駆け足で巡りましたがとっても充実した4時間コースでした。残り5分を残して無事にゴールしました。

高千穂地方に行かれる方は、ぜひ観光局に問い合わせしてこのガイドをお願いされることをおすすめします。
4時間コースで5千円ですので、人数で割ると大変お得だと思いました。

来年は霧島の高千穂に行こうかと仲間で話しをしながら、宮崎市内へ向かいました。

高千穂には熊本市内から車で2時間弱。
宮崎市内へも2時間弱で着きました。