女子会というと、最近の傾向のように思うが、あくまでも
女子会というのは、マスコミが作り上げた販促用の言葉であって、
女子会のようなものは、実は大分前から存在している。
例えば、土日のホテルのロビーラウンジなどを見てみると、
マダム達が食事をしながら、談笑をしている様子は、ずっと前から
見ている気がする。
その若い子バージョンが女子かいという定義なのだろうが、
マダムの食事会と何が違うのか?
と思っと時に、前回にも言及したように
女性ならではのコミュニケーション目的が垣間見られる。
全快も述べたように、太古の昔より、男は狩りに出て
女は男の帰りを待つ間に、女性のコミュニティーから外れない
ように、出来るだけ時間稼ぎをするために、
また、コミュニティーから外れないようにコミュニケーションを図る。
そのため、一般的に女性の会話は長く、結果よりも過程を重視し、
出来る限り「共感」を得るような話し方をする。
このコミュニケーションの取り方を定義とするのであれば、
上記の
マダムの食事会と女子会の決定的な違いは何か?
それは、おそらく、帰りを待つ男性がいるかいないかであろう。
今なお存在する「公園でビュー」も、女性が仕事をしている
旦那さんの帰りを待つ間、いかにコミュニティーから外れないように
試行錯誤をするかであり、奥さんの一大イベントである。
これは、遺伝子レベルで太古の昔から続いているものであり、
極論だと、男性は、女性にモテるためでなければ仕事も頑張ろう
とは思わないものだし、
女性も、帰りを待つ男性がいないのに、
女性同士コミュニケーションを必要以上に取る必要は無い気がする。
女性会につきものの「恋愛話」。
結局、その恋愛をしていない女性同士では、女子会は成り立た
ないし、恋愛をしていない女性は、女子会には行きたがらない。
恋愛をしていないくて女子会にいくのは、
そういう自分を共感してほしく「慰めあい」だったりもする。
結局、女性あっての男性、男性あっての女性というお話。
根本の恋愛というものに積極的でなければ、
女子会ブームは去ってしまうのかもしれない。
また、ただの慰めあいになるコミュニケーションを嫌う人もまた
女子会ブームからは去るのだろう。
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