傘が爆発した話 | YUKAのおもちゃ箱

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《令和2年1月27日》
朝、有香の傘が見当たらなかったので、透明のビニールの傘を持たせました。

帰宅時に有香から、傘が壊れた旨のラインが届きました。雨が降っていたので、頃合いを見計らってバス停に車で迎えに行き、傘を持つ有香と、その様子を気にかけてくださっている女性を見て、一瞬目がテンになりましたガーン
なんと、有香は開いたままの傘を持っていたのです。
開いた傘を持ったままで、どうやって車に乗れば良いのか困惑状態の私を見て、その親切な女性が「私の家はすぐそこだから、私が持って帰って家で捨てますね」と仰り、有香から傘を受け取ってくださいました。その女性が持ちやすくするために、傘の形を整えようとしたら、どうにかたたむことができました。なので私は運転席から「ありがとうございます。たためたので持って帰りますね」とお礼を言いました。
有香が傘を受け取り、骨がぐちゃぐちゃになったその傘を持って車に乗り込みました。

自宅に着いてから、
たためない傘を持って、どうやって電車やバスに乗ったのか?
周りの乗客に迷惑をかけなかったのか?
誰も何も言わなかったのか?
と思い有香に聞きました。

〇〇電車では、この状態で立っていたそうです🤣

▲▲鉄と市バスではこの状態で座っていたそうです😂
久しぶりに大笑いしました😆
ちなみに、「大丈夫ですか?」「たためないの?」と声をかけてくださる方があったそうです。

傘が壊れた経緯を聞きました。
有香「強い風が吹いて、突然傘がバンって爆発したんや。爆発音聞いたから、ふと見たら、傘が壊れてますやん!!」
母親「たたもうと思わなかったの?」
有香「思ったよ。屋根のある所でたたもうとしたら、私の力じゃらちがない」
母親「らちがあかない」
有香「らちがあかない」
有香「もう諦めて、開いたまま帰ろうかと思ったんや」
母親「お母さんが持って帰っ来てと言ったからそうなったの?」
有香「そう」
母親「今日は空いてたから良かったけど、ラッシュだったらどうするの?」


有香には、今後、困ったことがあった場合には、駅員さんに助けを求めるように言い聞かせました。