先生方へのカード作り | YUKAのおもちゃ箱

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ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。

《令和2年1月8日》

警報が出たので事業所を休ませることにしました。
警報が出ても事業所自体は休みではありませんが、有香が通う事業所は遠いので、帰宅時の心配があり休ませることにしました。
 
時間ができたので、『成人を祝う会』で先生方にお渡しするカードを作ることにしました。
母親「どんなカードがいい?」
有香「四葉のクローバー」
母親「何のこと?」
有香「開くの」
母親「あー、これ?」
有香「違う」
 
母親「あー、これ?」
有香「そう」
 
カードの表紙はピンクと有香が決めました。後は白と黄色の紙を使うことにしました。
1枚のカードを作るのに、ピンクの紙を1枚、黄色の紙を1枚、白い紙を2枚使います。
25枚のカードを作る場合、ピンクの紙と黄色の紙が25枚必要なことはすぐに分かりましたが、白い紙が何枚必要かを考えるのはなかなか難しかったです。
おそらく、算数の勉強を毎日していた中学部の頃なら簡単に分かっただろうと思います。
算数はやらなければ忘れます🤣
枚数の確認をしてから有香に切ってもらいました。
 
カードは全部で26枚作ることにしました。
有香は78枚の紙に短い文章を書くことになります。
紙のカットをし始めてから4時間ぐらいでギブアップでした。記入できたのは40〜50枚ぐらいだったのではないかと思います。
残りは後日に持ち越しとなりました。
 
3日ほどかけて完成させました。
 
【有香担当】
紙をハートの形にカット   エンボス加工   文章記入  封筒に先生の名前を記入
 
【母親担当】
全紙のカット   エンボス加工   スタンプ  ハトメ   シールで装飾
 
封筒にカードと、仕事について書いた詩(プリンターで印刷)を入れて封をしました。
 
《令和2年1月12日》
『成人を祝う会』で先生方に手渡すことができました。支援学校でお世話になった歴代の先生方と一堂に会する機会は、おそらく『成人を祝う会』が最後となります。近況報告ができてよかったです。
 
3月に自立訓練を卒業し、4月からは新しい世界に飛び込みます。
有香はあまり過去に執着しません。
新しい世界での出会いを大切に、新たな世界を築いてほしいと願っています。