言葉の記録 小6・2月 | YUKAのおもちゃ箱

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ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。

≪2月3日≫
有香と節分会に行きました。「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまきますが、この鬼とは、外から来るものではなく、自分の心の中にあるものであると教えてもらいました。自分中心の心、怠け心、執着…などなどです。

最初に「鬼は外」で心の中の鬼を払って綺麗になった心に、「福は内」で福が入るのだそうです。自分がお豆をいっぱい取ることに必死になるのも、自分さえ良ければ良いという悪い心。周りの人がもらえているかどうかに気を配ることが優しい心。

有香がいっぱい豆をもらって「楽しい~爆笑」と喜ぶ姿を見て「周りの人が取れているか、見渡してごらん」と言えませんでした。私自身の自分中心の弱い心(鬼)です。

前や横や後ろの方々(見知らぬ人)が有香を気にしてくださって「もらえた?」と声をかけたり、お豆をくださったりしました。

 

…帰宅後、話し合いました。
母親「有香ちゃん、鬼はどこにいるんだった?」
有香「心の中」
母親「勉強したくないとか、怠けたい…という心の中の鬼を退治しましょうね」
有香「はい」

 

≪2月8日≫

…支援クラスの通信より
給食当番が取りに行っている間にクラスの男の子がマジックを見せてくれます。

有香ちゃんはすごいと喜んでくれるので、(手品を披露)する順番を取り合っていました。

 

 

…有香に尋ねました
母親「お友だちが手品をしてくれたら喜ぶの?」
有香「うん」
母親「何と言って喜ぶの?」
有香「ブラボー拍手拍手拍手

 

≪2月13日≫
…○○ゼミのDMが「絶対に申し込まないので、もう送らないでください」と電話したくなるほど届きます。有香は毎回喜んで見ています。


有香「ハイレベルは難しいからスタンダードにしよう」
両親 ポーンポーン

 


有香「楽しみながら苦手をつぶすラブ 買って」
両親 笑い泣き笑い泣き

 

有香「仕方がないから自分で電話しよっ」

 

≪2月14日≫
支援クラスの連絡帳に「…被害にあって一時間ほど冷やしました…」と書いてありました。有香はその件について何も言わなかったので、私から聞いてみました。
母親「今日、ひっかかれたの?」
有香「見てたん?」
母親「見てないよ。先生から聞いたの」
有香「ここ見て、泣いたよ~えーん
母親「有香ちゃんはやり返したの」
有香「やらないよ~。私はお姉さんだから」

 

≪2月14日≫
有香は数日前からバレンタインを気にしていました。

…玄関に入りながら
有香「お母さん、Sさんが来ます」
母親「本当?」
有香「連絡帳を見てください」

 

…SさんとKさんが3時50分ごろ、チョコレートを届けに来てくれる旨のメモが連絡帳に貼ってありました。とても綺麗な文字と丁寧な文章に、もうすぐ中学生って、こんなにしっかりするんだなぁ~と驚きました。

 

  

手作りの可愛らしいお菓子

 

母親「チョコレートをもらえて良かったね」
有香「良かったよ~~~ラブ

今日はあいにくの雨模様でしたが、女の子たちが傘をさして元気に歩く姿を車窓から見かけました。
放課後、チョコを渡しにあちこち訪問するのが、小学生のバレンタインの過ごし方なんですねラブラブ