離任式 | YUKAのおもちゃ箱

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ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。

4月の始めに、離任される先生方のお名前が書かれたプリントがポストに入っていました。
1年生の時の担任のY先生は、何となく離任されるような気配があったので、お名前を見ても驚きませんでした。『やっぱりそうだったんだなぁ~』と、とても残念に思いました。しかし…、校長先生のお名前を見た時には少なからず驚きました。校長先生の離任が、有香の生活にどう影響するのかがとても気になりました。

≪平成19年4月6日≫
 Y先生の離任の挨拶
Y先生は小学生の頃から小学校の先生になりたかったそうです。「教師という職業は子どもにものを教える仕事だけれど、子どもから学ぶことが多かった…」と話されました。
お話の中に出てきた『毎日毎日縄跳びの練習をして、一回跳べるようになり、2回跳べるようになり、連続で跳べるようになり…、頑張れば出来るということを教えてくれた女の子』の話は有香のことだと思いました。「頑張れば夢はかなう!」と在校生に語られました。

3月に校長先生と教頭先生とお話をした時に、校長先生が「有香さんが良い環境で1年間を過ごせたのは、担任の力量によるところが大きい…」と仰いましたが、私も本当にそうだったと思います。
Y先生が毎日書いてくださった連絡帳で有香の様子を知ることが出来たし、クラスの一員として、ごく普通の生活が送れました。先生に巡り合えて本当に幸せでした。

 花束贈呈
5日に小学校から電話があり、花束贈呈の係りを依頼されました。EKちゃんと二入で無事に大役をこなせました。


離任される先生方は子どもたちの間を通って行かれます。
校長先生が有香の前に来られた時、有香の手をとり「頑張れよ!」と仰いました。


Y先生にはクラス全員からのお手紙と花束を贈りました。



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