電話 | YUKAのおもちゃ箱

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ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。

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電話

受話器を握ってぺこぺこしたり笑ったり…。親の様子をよく観察していることに驚かされます。電話で一人遊びも良いけれど、一緒に遊べば、やりとりを楽しめます。


「ピッピッピッ」と言いながら電話をかけ「プルルル~」と呼び出し音をまねます。子供が受話器を取ったら 「もしもし、○○ちゃんですか?元気ですか?」と話しかけるとよいでしょう。
受話器を取らない場合は「でるかな~」とか「いないのかな~?」と言って、受話器を取るように促すとよいでしょう。
「でてください」と言えば命令ですが、「でるかな~?」は、話し手の期待を表現しています。電話にでるかでないかは本人が決めることなので、子供の意思を尊重した言葉がけです。


子供が受話器を置こうとしたら「ガッチャ~ン」と言いながら、同時に置きましょう。何度も繰り返せば人とタイミングを合わせることを学べるでしょう。


子供が電話をかけようとしたら「ピッピッピッ」と効果音をつけてあげましょう。
かけようとしない場合は「電話くるかな~」などの言葉で『電話がくるのを期待して待っている!』という気持ちを伝えましょう。


電話に手を伸ばしてきたら、すぐに電話を交換しながら「交換」と言うとよいでしょう。
有香はこうやって『交換』という言葉を覚えました。
ある日の食事時、空になった自分のお皿と手付かずの母親のお皿を交換しながら「こうか~ん」と言ったので大笑いしました。
言葉の応用は難しいですが、ある日突然使えるようになります。