お母さんおめでとう | YUKAのおもちゃ箱

YUKAのおもちゃ箱

ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。

≪3年生・1月14日≫

…明日が母親の誕生日と父親から聞いたようです。拍手をしながら言いました。

有香「お母さんおめでとう!」

母親「ありがとう」

有香「これから頑張ってね!」

母親「お母さんは何を頑張ったらいいの?」

有香「プリントとかパソコン」

 

1月半ばから毎日二人で1時間半~2時間半勉強をしています。プリントとは、有香の家庭学習のために教材を母親が印刷していることを指しています。今まで有香には「勉強は出来なくても良いよ!お母さんは有香ちゃんが大好きよ!」と言ってきました。しかし最近、有香の中に『分かりたい!』という強い気持ちがあることに気づきました。

有香は母親から「勉強は出来なくても良いよ!」と言われるより「宿題をしよう!」と言われる方が嬉しいそうです。

 

『勉強は出来なくても良いので、クラスで楽しく過ごして欲しい』というのは母親の勝手な思いで『勉強したら分かった!』『やれば出来た!』という思いこそが、本人の自尊心を高めるようです。

 

担任の先生のお話によると、家庭でじっくりと勉強に取り組むようになってから、クラスのお友達との関わり方に変化の兆しが見られるようです。お友達と一緒に行動できることが増えてきました。