「この前、ブライズデスクへ行って式場の事色々聞いたんだ~」
と話すと、母が
「何それ?そんな所があるの?最近は便利になったねぇ」
と話していました。私の親が20代の頃(1980年代)には、まだそんな言葉はなかったんでしょうね。
現在、ゼクシィなび相談デスクが、全国約60店舗も展開しており、続々と新規店舗もオープン予定だとか。私の周りの友人も、利用したという話しもちらほら・・・
なぜ、こんなにも『ブライズデスク』が求められているんでしょうか?
理由は、【現代の結婚式の形】にあります!
まず現代の結婚式は、≪自分達本位≫になった事が挙げられます。
昔は、結婚式を挙げるとなれば、近所の人や両親が率先して、式のダンドリをするのが普通だったみたいですが、今は式を挙げる新郎・新婦が自分達でダンドリをして、ゲストを招待する。という立場になりました。
また、昔は仲介人をたて会場探しや当日の流れを任せていたそうです(父談)
そう思うと、現在の結婚式は『もてなす側』という気持ちが優先され、周りに相談するというよりは、内緒にしておく事の方が多いですよね。自然と相談する人が少なくなるのも当たり前かもしれません。
そして、親に相談しようにも、ホテルが主流だった親世代に、『ゲストハウス』や『ガーデンウェディング』という新しい形の結婚式の事が分かるとは思えません。
そんな事もあり、『式場を探す前に色々相談出来る場所』いわゆる、ブライズデスクは求められているのだと思います。
次に、≪結婚式の内容・形が多様化してきた≫というのも現代の結婚式の特徴です。
特に、自分達らしい・オリジナリティが重要視されるようになりました。
そうなると、新郎・新婦の要望も自然と多くなります。自分達に合う式場を探すようになりました。
ホテルはもちろん、海外挙式やゲストハウス・式場専門店、と様々な形の挙式があり、招待状から装花・引き出物など、ほとんどの物を自分達で決められるようになりました。
そうなると出てくる問題が、≪情報の複雑化≫です。
式場・・・物・・・演出・・・・
色々な情報が沢山ありすぎて、私達は混乱してしまいます。そして、自由すぎるがゆえに、自分達だけで、色々な事を決断するのは労力がいります。(私は、この現代の結婚式の形が『マリッジブルー』を生み出したのではないかと思うくらいです。)
そんな時、結婚式についてなんでも知っているプロがいたら便利ですよね。
ブライズデスクへ行けば、プロの相談員が、情報を整理・解説してくれます。
そう考えると、必要とされる意味がなんだか分かりますね。
私達が現代の結婚式でかかえる、不安・問題・・・・それを解決するために、自然とブライダルデスクは求められるようになったのではないでしょうか。