大満足な結婚式を挙げたいと思っている人の中には、ついつい「完璧」を求めてしまう人もいるんじゃないでしょうか。
雑誌やネットにのっている失敗談や成功談を読みすぎて、考えが凝り固まってしまうんですよね。
私がそんな感じでした。
心配性で不安症な性格なので、ついつい色々な事を調べすぎて、「これはこーしないと失礼だ。あれはこーしないと迷惑かな？」とゲストの事ばかり気にしすぎちゃって、自分で自分にストレスを与えていました（笑）
私の結婚式は、主人の転勤先で挙げたので、親族のみで全員が遠方からのゲストだったんです。なので、無事に来れるか？という事がとても不安でした。みんなが楽に来る事が出来る方法を考えたりしました。
でもその時、親戚のお姉さんに言われたのが
「みーんなの希望通りにするのは難しいよ。私達は二人を祝い行くんだから、もっと二人の結婚式の事を考えなよ。大丈夫！大人なんだから行くって言ったらどうにだって行ってあげるから、あんたは自分の事だけ考えてなさい」
その時、私は根本的な事を忘れていました。結婚式って新郎新婦の門出を祝う式なんですよね。
ゲストはパーティーを楽しむために来るんじゃなくて、新郎新婦二人の幸せそうな姿を見に来るんですよね。
だから私と彼が笑顔になれる事をもっと考えよう！
と思えるようになりました。そしたら、結婚式の準備が気持ち的にすごく楽しいものになったのを覚えています。
なんだか最近の結婚式の傾向って
「ゲストを楽しませる結婚式・・・」
「ゲストに最高のおもてなしを・・・・」
ってなんだかゲスト中心の式にスポットをあてた情報が多すぎるなぁと思ってしまいました。
例えば結婚式の日程一つとっても
「寒い時期や暑い時期は避ける」
って、それぐらいは我慢できるよ・・・って思っちゃいました。
私は、２月の結婚式に参加した事がありますが、当たり前ですが式場は暖房が効いているので寒いと思う事はありませんでした。
暑い日や寒い日の移動が大変って言われちゃったら、新郎新婦もどうして良いか分からないですよね。雨とか雪とか何ヶ月も先の天気なんて分かりません。
ゲストみーんなの希望通りの式なんて絶対無理なんです。
だったら、自分達の満足出来る結婚式を目指しましょう♪
もちろん、ゲストに気遣いやおもてなしをするのは当たり前です。でももっと結婚式の根本を大切にしたいなぁと思いました。