甲斐です。
地域猫活動実施に向けての地域住民の皆さんとの話し合い。
今回の地域も小城市環境課と行きました。
山あいの集落。
坂道に民家が並んでいます。
●数年前にこの集落で高齢者さんが沢山の猫（20匹以上）に自宅敷地で餌やりされていた。
高齢者さんが亡くなられ
身内の方により人馴れした猫たち半数は捕まり
何処かに棄てられてしまい。
捕まらなかった猫たちは集落に散らばり
不憫に思われた唯一のお宅が庭にご飯を置かれ
自然に任せ増え続け現在に至ります。
・各お宅の農作業小屋への侵入、そこでの糞尿被害は深刻
・ある住民は毒殺は幾度となく行い…
去年は集落の道に日向ぼっこで寝転んでる猫を
避けずに明らかに加速して轢き殺してしまったりされた事もあると…。
沢山の猫が日々繁殖しながら、
一方では理不尽に息絶えながらの繰り返しです。
猫に危害を与えている人から話し合いの際に
『飼い猫と野良猫とどら猫はどう違う？』と聞かれました。
『どら猫という括りはわかりませんが、最近では飼い猫は室内飼いをしてほしいですね』と言うと
すぐに
『うちは飼い猫居ますが室内から出していません！』と庭で外猫たちに餌やりしている方が
質問された方に言い放ちました。
ちょっと空気がピリつきましたが。
その後、周りの方が区長さんに
『手術必要の立て替えは必要でも助成金で手術出来るならやった方がいい、このまま増えても困るから区長さん裁決してください』と。
危害を与えている人は下を向かれていましたが
その席では反対もなく…。
地域猫活動の流れを説明し
住民皆さん取り組む合意の元で
6月末より実施していく事になりました。
各お宅の小屋に各々散らばって寝床にしているようですが
子猫まで合わせると全体で30匹くらいでしょうか…。
危害を与えている人には
猫たちの捕獲時にその方の受けている被害の詳細、
あとは言い分、意見をもう少し詳しく聞きます。
決してこちらが感情的にならないようにしなければ
猫への被害は続くと思いますので。
まずは死なせる行為をやめてもらうよう
その為には出来る限りの理解をしてもらえるように
何とか話をしていきたいと思います。
何とか…。
被害が軽減していき
猫の数も自然に軽減していき
2度と理不尽に亡くなる猫がなくなり
命を全うできるよう。
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