甲斐です。
仕事で色んなお宅を回るのですが
敷地のすみや小屋などに無造作に捕獲器を置いてあるお宅をよく見ます。
2台、3台あるお宅も。
猫を捕まえているんだろうか・・・
佐賀市内でも猫の相談が多い地域や
地域猫等もあまり周知されていないK市、K郡など。
驚くほど沢山の民家で常備されています。
どう考えてもTNRの為とは考えにくい感じばかり。
簡単に手に入るのも問題
この時はその後、猫たちの捕獲始めたら
最後の1匹を捕まえる頃には警戒してからか姿を見せなくなってしました。
話は戻り。
おじさんは狩猟免許を持ってるそう。
聞きたくもない事ですが処分の方法を聞きました。
「捕まえたアライグマは銃で撃つんですか？」
撃ちはしないそうです。
ただ…
イノシシ、アライグマ、それぞれ処分の仕方は違いました…
涙がでそうでした…
ここでは伏せておきます。
行政などからは動物愛護法もあり
管轄の場所の行政が回収、又は持ってきてもらったらガスでの処分をしますからそうしてくださいと言われているそうですが
毎回持っていく時間などないからと…
このおじさん宅の倉庫には犬がいました。
怪我した猫も迷いこんで来たから病院行って今は飼っていると。
無差別に生き物が嫌いなわけではなく
だけどイノシシ、アライグマなどは徹底的に駆除されてます。
うり坊だろうと、小さなアライグマだろうと…
確かに広い農園で荒らされたら死活問題でもあると思います。
おじさんの気持ちも察します。
傍らでは猫を助けたり。
モヤモヤしたまま帰りました。
一般の人が害獣駆除する時は
外来生物の処分ができる講習を受けたり
罠など仕掛け許可の申請を出したりしないといけないそうです。
とにかく
むやみに捕獲はできません
自ら処分もできません
猫侵入回避の対処と変わらないようですが
アライグマは嗅覚に優れているらしいから
☆木酢液などの忌避剤を撒く
☆苦手な音による超音波での回避
いくら迷惑を被っていても
野良猫やタヌキなどの在来生物はもちろんですが
外来生物も処分ではなく回避という方法にもっともっと進めていけないかと
処分ではなく寄せつけない方法で何とかもっと広がってほしい
あとは猫のように繁殖を抑制するTNRもできたら…
捕獲器は保護する為、
不妊手術、TNRする為だけに
活用してほしいです。
思っていた以上に
あまりにもどこにも捕獲器が常備されてるのを改めて目の当たりにして。
考えさせられました。
おじさんが仕掛けている捕獲器近くには、
カメラがあるので近づいて細工はできません。
毎日は行けませんが
今日まで2回確認に行きました。
仕掛け餌も位置も全く変わらないから捕まっていないようです。
1週間前にアライグマが仕掛けに入った勢いで溝に捕獲器ごと転落し
弾みでそのまま逃げたらしく
それから1週間はまだ掛かってないそうで。
アライグマはフードケースでも器用に開けるほど頭がいいので
どうか捕まりませんように…
そしてまた、おじさんには話に行こうと思います。
次はこちらの意見も徐々に交えながら。
慎重に。
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