めぐにゃんです。
6月15日のブログで“側溝からレスキューした子猫たち”の報告をしていました。
レスキュー当時のブログ
https://ameblo.jp/happyvoice-megu-nyan/entry-12477596668.html
自宅に連れて帰っていましたが保護から4日後、残念ながらグレーのコは消化吸収が上手く出来ない栄養不良状態で多臓器不全、急性腎不全、低血糖…と治療の甲斐もなく亡くなってしまいました。
2匹はケージの中で逃げ回りながらもだいぶ馴れてきました。
そして2週間後ネコハウス療養部屋の子猫ケージへ移動。
先住の子猫がよく面倒をみてくれていました。
ネコハウスへ移動から1週間経過して。
まだ若干怖がっていたスモークの女の子の呼吸が荒くなってきました。
子猫の様子見は危険なんですぐに病院へ行き。
鼻水やくしゃみなどの症状はありませんでした。
触診で胸水等も溜まってないだろうと。
そして気管支系に作用する抗生剤注射を投与されました。
これで落ち着いてくれればと思いましたが翌日も呼吸の荒さは変わらず再度病院へ。
ご飯も2日食べれてないので前日と同じ抗生剤注射に加え補液にビタミン等を入れてもらい。
念のためにエコーもお願いしました。
やはり胸水や腹水は溜まっておらず前日に39度だった熱も少し下がって38.8度になっていました。
ミルクや栄養剤、ブドウ糖を口に流し込んでも少ししか飲み込めません。
やっと馴れ始めたスモーク。
それでも膝の上でじっとしている事はありませんでした。
だいぶ調子悪いんだなと。
昨日今日の抗生剤注射でも呼吸が変わらず荒い。
子猫の急変は怖いです。
夜の10時。
そのまま福岡の夜間救急動物病院へ行きました。
（夜間救急動物病院での写真が気づいたら1枚も撮っていなく写真報告できません、すみません）
血液検査の結果。
白血球、血糖値などは正常値。
血糖値が正常に保っているのはこの2日間、食べれなくなっていた分ブドウ糖を飲ませていたから。
そしてレントゲンの結果、肺炎だろうと。
肺炎といっても、原因はさまざまです。
スモークの場合は肺の下部が白く全体的にまだらに白い事から誤嚥性肺炎の可能性を言われました。
誤嚥性…
何を誤って吸い込んだ？
原因が特定しないままですが危険な状態です。
少しでも呼吸の荒さを改善する為に酸素室に入り補液と抗生剤投与で夜の11時～翌朝の8時まで。
スモーク、小さな体で朝まで頑張りました。
夜間救急動物病院は閉まってしまいます。
そのまま掛り付けの病院で入院になりますと言われ、日曜日も開いているもう1つのハピボの掛り付けの佐賀の動物病院へ行きました。
簡易酸素バック（キャリー）にスモークを入れて急ぎました。
先生に事情を話し、再度レントゲン。
今度は全体的に肺は更に白くなっていました。
掛り付けの先生は誤嚥性の肺炎ではないんじゃないかと…。
掛り付けの病院でもすぐにICUに入り点滴を開始されました。
そして夕方でした。
小さな体は肺炎に勝つことが出来ませんでした…。
呼吸が荒くなって3日目でした…。
肺炎、人間でも重症化したら死に至ります。
子猫の場合半日で亡くなってしまう事もあると。
母猫が居なくて近所の子供たちの牛乳で生き延びたような環境で育ったこのコたち。
せっかくレスキュー出来た子猫たちだったのに…。
助けてあげられなくてごめんね…。
せっかく馴れてきていたのに。
残りの兄弟の茶トラもスモークを入院させてすぐに先生に診てもらっていました。
呼吸が荒くなってきていたので。
レントゲンの結果、スモークより片方の肺が真っ白で状態悪いと言われました。
夜間救急動物病院で言われた誤嚥性肺炎ではないだろうとなりました。
2匹ともこの状態なので。
茶トラまで死なせる訳にはいきません。
ですが肺炎の原因はウィルス、細菌性、アレルギーなどさまざま。
スモークもそうでしたが、原因も掴めないままなので、どの抗生剤が効いてくるか試しているうちに肺炎の症状が重症化していき死に至ってしまうと言われました。
とにかく2種類の抗生剤を服用しながら3日間インターフェロンを投与してもらいました。
スモークより肺が真っ白。
油断ができません。
自宅に連れて帰り様子を見ていましたが病院で治療を始めて6日、山を越えたようだと…。
良かった…。
助かった…。
食欲も出てきましたし明らかに動きが出てきました。
トロちゃんにジャレつくほどに。
そしてレントゲン。
左が前回。
だいぶ肺の白さが取れてきています。
念のためにあと5日分抗生剤の内服薬を。
現在はすっかり元気になり再度療養部屋の子猫ケージへ。
良かった
まだ病み上がりですが先日のネコハウス譲渡会から参加しています。
症状に合わせて使用する抗生剤も系統が色々。
先生も手探りしながらどの抗生剤が症状に作用するかを見極められますがそうしている間に症状はどんどん重症化してしまいます。
今回、茶トラの場合はスモークが最初2日間投与してもらった抗生剤の系統ではなく、夜間の病院で投与された系統にあと1つ別の系統の抗生剤を使われました。
それが効いてくれたのかなと…。
今週再度診察して可能であれば来週はワクチン接種します。
月齢小さめでも母猫からの免疫をしっかりもらっていないような子猫は捨てワクチンしておくべきだったのか…など考えてしまいます。
毎年子猫は沢山入りますし、猫風邪、腸炎、軟便などなどありますし、子猫の様子見は危険なので気をつけていますが、今回のように肺炎、しかも亡くしてしまう事は初めてでした。
自分に対し悔しさもありますが、そう悲しんでばかりはいられません…。
グレーのコのような消化吸収が上手くできない体質からの多臓器不全、スモークのように呼吸が荒くなってからの肺炎であっという間に重症化…
このコたちの死を無駄にせず次にいかしていかなければ。
しっかり受け止めなければと思っています。
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1匹、1頭でも多くの命を救うために・・ 応援よろしくお願いします
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ネコハウスには常時約100匹以上の保護猫たち、又ハピボが管理している地域猫たちのお世話などで、1日に約10キロのキャットフードを必要としています。
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