久しぶりの投稿です。

 

4月のボスニア、セルビアの旅の記録の途中で、ピタッとブログから遠ざかっているうちに、あっという間に8月に突入してしまいました。ボスニアのピラミッドのこと、セルビアのベオグラードで体験した興味深いことを記録に残しておきたいのですが、日本から友人が遊びに来たり、日本に一時帰国したり、こちらに戻ってからも旅にでていたりと、バタバタ過ごしているうちにあっという間に8月に突入してしまいました。

 

旅の記録を完結したい気持ちがあるのですが、時がどんどん流れていくと、書くのが億劫になります・・。

でも、まとまって時間が取れる時に、続きに取り掛かりたいなと思っています。

 

7月中旬には初めてクロアチアの海で休暇を過ごしてきました。美しいサンセットを何度も見ました。

クロアチアの旅のことも、ぼちぼち書いていきます。

 

今日はごく最近の話題から・・・・

 

このところ、魅力的な展覧会を2箇所訪れました。

 

ウィー応用美術博物館(MAK)で開催されている、1873年ウイーン万博150周年記念展と、

 

写真家Steve McCurryの圧倒的な写真展

 

 

まずは、行ってきたばかりの写真展

 

2021年夏、オーストリア第二の都市グラーツで開催され、電車で三時間かけて見に行った展覧会は、スケールの大きな写真展で、世界中のさまざまな風景と、そこに暮らす人々のことが、手に取るように想像できる、圧倒的な写真の数々に、ただただ心を揺さぶられた記憶が色濃く残っています。

 

こちらが2021年グラーツでの写真展のレポートです

 

 

このグラーツの展覧会は、大好評だったようで、写真家本人も”自分にとって、人生最高のショー”と語り、もう一度この作品たちを発表したいという望みがあり、それが今回ウイーンの素晴らしい会場で叶ったのでした!

 

100枚の写真展示のうち、グラーツで見た写真は記憶に鮮明に残っておりました!

 

(私は決して記憶力がいい方じゃないのですが、それだけ印象的だったのでしょう・・)

 

 

もう一度、その写真をじっくり見ることができたというより、

もう一度その写真の人物に出会えてうれしかった!といった表現のほうが近いかな💖

 

毎年洪水で川が氾濫し、それでも、全てを達観したようなこのお爺さんは、商売道具のミシンを抱え、とても穏やかな表情をしてます

このお爺さんを見ていたら、日頃の些細な心配事、不安など、みんな吹き飛んでしまう・・・。       

どんな出来事が起こったとしても、大切なのはその出来事に対する自分の捉え方・・。それにつきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真家Stevを語った言葉がとても胸に響きました

 

 

私は”人々がどんなに違っているか、

しかし、それでも、

どんなに同じ面を持っているか”について、

とても興味があるのです。

我々は、みんな違った装いをし、

違った言語を話し、

さまざま信仰をもっているかもしれない。

しかし、基本的に、

私たちには共通の人間性がある。

だからこそ、その違いが

私を魅了してやまないのだ。

 

 

 

写真そのものも、またその展示方法もとても魅力的💕

 

グラーツ会場は広大なフラットなスペースにゆったりと並べられ、順番通りに歩いて世界を旅するようなレイアウトでした。

 

 

 

 

 
 

 

ウイーン会場は、高さのある会場で、万華鏡のように色鮮やかな写真パネルが展示され、各階から見る景色は違った視点から見えて、これもまた魅力的でした😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

被写体の皆さんの瞳の美しさ、強さに圧倒されます!そこに、皆さんの生き様が言葉には出来ないけど、確かに感じられ、心動かされる❤️

 

 

写真展は9月24日まで開催されています

 

 

場所はナッシュマルクトのすぐ近くの

”Semper Depot ”

Lehargasse 8

 

詳細はこちら⬇️