帰国子女は語学堪能?


我が家の子どもたちが

海外生活(非英語圏)を終えて

丸3年経過しました。


現地で過ごした時期は3年半。

ちょうどその時期と同じくらいを

日本で過ごしています。


ほんと、あっという間!!

海外に住んでいた時の記憶も

薄まってきています笑い泣き


ということで、備忘録がてら

子ども3人の現状を

書いておこうと思います。


第一子・第二子編はこちら!






第三子(乳幼児〜幼稚園)の場合


海外駐在する場合、

子どもの教育をどうするかは大きな問題です。

親の都合で生活が一変するわけですから。


非英語圏の場合、選択肢としては、ざっくり

①現地校にいく(非英語)

②インターナショナルスクールに行く(英語)

③日本人学校に行く(日本語)

のいずれかを選ぶことになります。


第三子の場合は①→②を選びました。




海外での乳幼児子育ての限界


私自身は留学経験もあり

海外生活の良いところ辛いところを

ある程度理解はしているものの、

海外子育てはしたことがなかったので、

正直、自分のこと以上に

考えることは多いし、

相談先もそんなにないしで、

かなり詰んだな、と感じていました。


私自身も

ワーママから専業主婦という環境変化に

まだ慣れていなかったことや、

日本人コミュニティ以外に

現地コミュニティや

海外出身者コミュニティに

顔を出していたのも

精神的に疲れる原因だったのだろうと

思います。


現地に行って数ヶ月で

見事に暗黒期に突入しました。


子育てもうまく行かない

自分の目指す生活もできない

手詰まり感の中、精神的に

逃げ場がなくなってしまい、

子どもを早く幼稚園に入れることを

決めました。


いわゆる、幼稚園入園前の

二歳児クラスですね。


当時は現地語でしか二歳児クラスは

開校されていなかったため、

有無を言わさず現地幼稚園を

選ぶことに。


そのまま進級することを見込んで

英語クラスがある幼稚園を選びました。


入園後、先生に可愛がってもらえたこともあり

息子はメキメキと語学力が上がり、

現地で買い物している時なども

店員さんの話を理解できるようになりました。

子どもの能力にびっくりしました。


ちなみに、子どもが二歳児クラスに

入ったことをきっかけに

私も現地語を学ぶために

語学学校に通い始めました。

おかげで私の世界も

一気に広がり、感謝です!





予想外のトリリンガル


二歳児クラスを終え、

その後は英語クラスに進みましたが、

現地語教育もカリキュラムに

組み込まれていたため、

意図せずして

現地語、英語、日本語を操る

トリリンガルになりました!


本当に発音も完璧だし、

幼少期から言語に触れ合うのは大切なんだなと

改めて思いました。




トリリンガルのその後…


さて、日本に本帰国した後、

どうなったかというと…


娘の進学に合わせて

子どもたちと私だけで先に帰国したため、

ワンオペで

中学•小学・保育園対応や

ワーママ復帰が重なり、

語学対応は後回しになりました。


帰国後、3ヶ月くらいして

やっと子ども3人を

マンツーマンの英会話教室に

通い始めましたが、

末っ子ちゃんに関しては、時、既に遅し。


英語はまだ少し残っていましたが

現地語はほぼ皆無になっていました。


日本に帰ってきた後

現地語を使う機会は全くなく、

現地であんなにペラペラ話していたのに

跡形もなく消えてしまったことに

正直、かなりびっくりしました。


語学学習において

文字で覚えているかどうか?は

かなり大きいなと感じました。


第二子の英語が比較的しっかりと

残っているのは

幼稚園年長で英語を書き始めていて

音と文字がリンクし始めていたからだと

感じます。


第三子は全て耳(音)で覚えていたので

音に触れる機会がなくなった途端に

一気に情報が流れていって

しまったのでは、と。


海外経験のある周りの友人などに

相談してみると

「今は話せなくても、

何かのきっかけで思い出して

話せるようになるんじゃないかな?」

との事でした。


いつかまた息子が

現地語をすらすらと話している姿を

見られると良いなと思います。





帰国子女の語学力は人それぞれ


家族内で、子ども3人の様子を見ていても

本当に三人三様だなと感じています。


子どもたち本人が大人になったときに

海外での生活をどのように思い返すのかな。


少しでも人生の糧になっていると

良いなと思います!