あるお寺で
母のブレスレットが突然切れたのを見て
不思議に思った私は
「そのブレスレット、よく切れるの？」
と聞いてみると
「そうなのよ
つい先日もお見舞いをしに
病院に行ったって話したでしょう？
あの時も病室に入った途端に
パーンって切れたのよ
病院には悪いものがいることも多いから
そんなものを祓ってくれたのね」
と言いました
そのとき私は
『そんなことあるんだ…』
と思って驚きました、そして
「その弾けた水晶はどうするの？」
と聞くと母は
「そんな悪いものを祓ってくれた水晶は
そのままにしておけないから
私は持ち帰って
お清めの塩を振ってから
庭に穴を掘って埋めてるよ」
と言いました
そして続けて
「埋められない場合は
袋に塩と一緒に入れて捨てても良いし
とにかくもう使わないようにしてる」
と言いました...
そんな母の自作の
水晶のブレスレットを見た私は
そのブレスレットが欲しくなり母に
「ねぇ、私もそれを
つけてみたいんだけど
水晶だけじゃなくて
違った石が混ざっているものはどう思う？」
と聞いてみると母は
「もちろん違う石にも意味があると思う
私は水晶だけだけど
詳しくないから名前はわからないけど
かえでには明るいグリーンや
ブルーもいいかもね」
と言われました
そう言われた私はその気になり
いわゆるパワーストーンが
置いてあるお店を探して
行ってみたのです
そのお店に置いてある商品を見ていると
グリーンのターコイズの
ブレスレットが目につきました
私はそのターコイズの綺麗な色に
一目惚れし、その場でそのブレスレットを
購入してしまいました
そして後日
そのブレスレットを母に見せると
「そう！そう！こんな石よ
かえでに似合うとは思うけど
このままではお守りにはならないと思うな
これをお守りにするには…」
と言って母は
そのブレスレットを
ギュッギュッと握るのです
それはまるで何かパワーを
注入するような感じです
そして母が握った直後に
その石に触らせてもらうと
何だか石が熱くなって
パワーが注入されたような気がしたのです
この記事は、長女🍁かえでが書いてます
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