戸隠神社・奥社まで
1400mという案内板が
見えるころ母が
「ここら辺から気が変わった
グッと御神域に近づいたよ
ほら龍神様が…」
と言いました
それを聞いた私は
「龍神様が見えるの?」
というと母は
「そうよ
ほら泳がれている
見えない?」
と言いました
残念ながら
私には見えませんでしたが
本当に龍神様が泳がれているような
そんな青空です
「いつもついてくれてる龍神様も
さっきまで私と一緒に
いらっしゃったんだけど
今はスーっと気持ち良さそうに
山の方へ上がっていかれた」
と母は話したのです
気づくと前には随神門も見えてきてます
「やったね!
門が見えてきたね!」
と言うと母は
「門から気が変わるかと思ったら
門の手前から気が変わったのよね」
と話すので私は
「最初にお辞儀した鳥居あるじゃない?
その最初の鳥居からではないんだね」
と聞くと母は
「そうね
例えば門がある家があったとして
門の部分がこちらで言うと先ほどの鳥居
門を通った先の庭が今いる参道
そして家の玄関があの随神門って感じかな?」
と母が言うので私は
「分かるそんなイメージね」
「だから最初の鳥居も
鳥居から続く参道も
もちろん山からの御神気が
流れてる御神域だけど
この随神門から
グッと御神気が強くなる感じね」
と母は話したのでした
こちらが随神門です
随神門の前には
立派な狛犬様もいらっしゃいます
そして門番のような神様もいます
随神門に鎮座されている神様は
左右をしっかり守られています
母も
「これぞ門番だね
凄くしっかり守ってらっしゃる」
と話していました
「なるほどねぇ
こちらが玄関のような感じなんだなぁ」
と思いながら
随神門で左右で門番のように
守られている神様に
「いつもありがとうございます」
とお礼言ってお辞儀をし
門の中へ足を踏み入れました...
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