母が言うには
私の長男が奈良県の長谷寺で
何か答えを得ているとのこと
私も気になるので
長男に聞いてみたのでした
すると長男はこう言いました
「うん、、
実は十一面観音様の足を触ってから
ゆっくり見ようと思って
通路に沿って後ろに回って見てたら
角を曲がってがってすぐの所に
夢に出てきたお坊さんがいてさ
これが本当に、本当に、
夢で見たお坊さんの服も顔も同じ
そう思ったらもう涙が止まらなくなって
このお坊さんだと思って
名前を見たら弘法大師って書いてあった
そうしているとお母さんが来たから
泣いたの見られるの恥ずかしくて
別行動したいって言ったんだわ
実はお母さんと別れてからも
何故か涙が出てきて
あれからずっと裏でこっそり泣いてた」
と言うのです
私はそう言う長男のことを
とても愛おしく思ったのでした
確かに後ろに回った所に
お坊さんの像が２体あり
そこで別行動になったなぁ
と思い出していました
長男の夢に出てこられたお坊さんが
弘法大師・空海だったことを
母に報告すると
「やっぱりはっきりと感じてたのね
きっと前世でお坊さんだった時
弘法大師様をお祀りする
お寺で修行していて
ご縁を頂いてたのかもね
また長谷寺に行ったときに
『夢に出て下さって有り難うございます』
とお礼しないとね」
と話したのでした…
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