霊能者の先生から
「2歳になったころに
生まれる前の話を聞いてみたら?」
と言われた妹のももは
娘が2歳になるのを楽しみ待っていました
しかし、この事を聞くタイミングは
夜の就寝前のうつらうつらと
ぼんやりしている時に
それとなく聞いてみることが
大切と言われていました
ももはそれに気を付けて
この子が2歳になったときの
寝かしつけている時に
そーっとこう聞きました
「あなたはどうやって生まれてきたの?
生まれてくる前の事覚えてる?」
するとうつらうつらと半分寝ていたはずの
2歳の娘が突然ムクっと起きだして
饒舌に話し出したのです
「うん!覚えてるよ
とても綺麗な所で
川もあって雲もあって雲で遊んでたんだよ
そして蝶々ももいるんだよ
白いお城もあって
イザナギとイザナミって神様がいて
イザナギは白い服に青いズボンはいてて
イザナミは白い服に赤いズボンはいてて
とっても優しいの
そしてね
たくさんの天使の子がいて
神様の世界の食べ物は腐らないんだよ
リンゴも腐らない
お皿も赤くて綺麗なの
そこには神様の先生もいて
いろんなことを教えてくれるの
そしてそこにはたくさんテレビがあってね
そのテレビにはママとパパと
お姉ちゃんが映ってて
それを見てママの所に行くって決めたの
この家の子供になるって自分で選ぶの」
とももの2歳になる子は
目をキラキラさせながら
それからも1時間以上
話し続けたと言うのです