イラン | 法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

和太鼓その他のあれやこれやを綴ってまいります。

かれこれ30年以上前になるかと思いますが、家族でイラン旅行に行ったことがあります。

教科書に載っていたかつてのペルシャ帝国のペルセポリスを訪れてみたいというロマンをいだき、当時、政情不安の谷間を狙ったようなツアーが組まれていたのでそれに便乗した格好になります。

 

イランはかねてよりの親日国家で、訪れるのにあまり不安は感じませんでした。

 

テヘラン、イスファハン、シラーズ、ペルセポリス等を団体旅行、改めて観光ガイドを紐解いてみないと殆どが忘却の彼方へと導かれてしまっています。

 

テヘランの国立宝石博物館では世界最大のダイヤモンドを見たような気もします。

ニュース画像にもよくでてくるアーザディ塔と周辺を走る白いタクシー(白タクではない)は印象に残っています。日本と違い、タクシーなど車は殆ど白一色。

 

イスファハンはザヤンデル川が豊富な水をたたえて流れており、荒涼な砂漠との対比が強烈な印象として残っています。

そこにかかる石橋で遊ぶこどもや日陰で休憩する家族の姿等鮮明に覚えています。

またイマーム広場とそこに建つマスジェデイマームのイスラム建築の精密さに腰を抜かします。言ってはなんですがトルコのブルーモスクとは比べものになりません。

 

シラーズのエラム庭園やシャー・チェラグ廟も美しかった。

シラーズの郊外に位置するペルセポリス、教科書にも載っていたロマンの地。

広大な遺跡群を巡りましたが、思ったより建造物は遺っておらず、期待しただけにちょっとがっかり。

それでも基壇に彫られたレリーフが教科書でみたそのものであることに興奮したりしました。

テヘランではバザールの雑踏の中に身を置いたり、お土産のミニアチュール(細密画)の肉筆画をちょっと頑張って購入したり。

額も幾何学模様で凝ってます。

面白かったのはお土産ショップで売っていたブランドスカーフ。

フェンディ、ルイヴィトン、グッチのマークが1枚のスカーフにすべて集約された明らかに偽物とわかる一品、いや逸品?!

記念に買ってくればよかったなあと後悔してます。

 

そんなイランがアメリカとイスラエルによって戦禍に巻き込まれています。

 

市民の平穏な暮らしが踏みにじられており、小学校にミサイルが撃ち込まれ160人以上のこどもたちが犠牲に。

これを誤爆の一言で済まされちゃってよいものなのか・・・。

 

なんで戦争しなくちゃならないのか甚だ疑問。

 

かつてペルシャ帝国はアレクサンダー大王との戦争に負けたけれど、現代の王たちも未来永劫殺戮と破壊を繰り返すつもりなのだろうか・・・。

 

そういう王を選ぶと人類は不幸になります。