牛久大仏と霞ヶ浦帆引き船観光 | 法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

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霞ヶ浦の帆引き船観光、ホワイトアイリス号に乗船して土浦港出港。

こういう場合、右舷に乗るか左舷に乗るかで見える条件が変わって来ます。

左舷に陣取りましたが右舷が正解でした。

ちょっと気になったのが知床観光船の事故もあり、ちょっとナーバスになっておりますが出向前に救命胴衣の場所の案内がなかった事。

同じ時刻に他の観光船も出ており、二隻で行動しているのは当然と言えば当然・・・。

 

帆引き船は二艘で漁をしておりました。バックには筑波山がありますが今回は曇っていて全容は見えませんでした。

帆引き船は120畳程の大きさの帆を張り、風の力を利用して網を引くという漁法で風が強くても弱くても難しいんだそうな。

白い帆が美しい帆引き船観光を楽しみました。

 

さて、こちらは牛久大仏、120mの世界一高い大仏なんだそうです。

浄土真宗東本願寺のお寺で、お墓も併設されています。

大仏の中に入る事ができ、86mのところに展望台があります。

四季それぞれ花を楽しむ事ができるようになっており、コスモス、ライラックが咲いておりました。

それにしてもよくある観光地と化しており、仏教のありがたみの薄い大仏という印象でありました。

とにかく世界一をうたい文句に、その建設過程などの写真展示ばかりで、仏教に親しむというよりは物品販売に力点が置かれております。

信仰より商売というイメージがかなり強い印象。

それと館内は照明の使い方がなっておらず、荘厳な雰囲気が伝わってまいりません。

展望台からの眺めも外観を損ねないため小さな窓しかないため展望というよりはのぞき見という感じです。

いっそのこと背中に大きな展望デッキを備えれば観光の価値はぐっとあがったでしょうに。

言っては何ですが魂のない大きな大仏の形をした建造物という印象か・・・。