2回目の和太鼓講座 | 法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

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和太鼓その他のあれやこれやを綴ってまいります。

埼玉で平日の昼間を受け持っている和太鼓講座、2回目の講習がありました。

 

講座名は「レッツ鼓ミュニケーション」。

今のところ新型コロナの影響もあり受講生は二人とさみしいところですが開講できるだけでもありがたい事。

 

今回は前回に引き続き「太鼓体操」を行い、最後の「すいかっ」の瞬時に重心を落とすところを重点的にやってみました。

 

「すいかっ」の動きはすいかには申し訳ないけれど両手に抱えたすいかを頭上から床に叩き付けて割る、というイメージです。

この動きをすばやく行う事で大きく鋭い音を出す事が可能になります。

瞬間的に重心を落とす動き、これに古武術の膝抜きという術を取り入れました。

膝抜きは重心を落とす、というより落ちるという方が正解。

両足に均等に重心をかけ、足裏を瞬間的に引き上げます。

体は支えを失いそのまま下に落ちます。

落ちる体にバチも自然についていき、そのまま太鼓の面に当たります。

打とうという気持ちで体を動かそうとすると踏ん張ってからの動きになるのでどうしてもタイムラグが生まれます。

 

すいかを両手で抱え上げたところからこの膝抜きを行うと瞬時に鋭く大きな音を出す事が可能です。

 

始めは跳んでいたのが何回かやっているうち瞬間移動ができるようになりました。

 

今回は40~45分に納まる事、時間配分や内容の理解度、解説の検証を行う事を念頭に行いました。

太鼓のワークショップは45分くらいで行うケースも多く、その目安を探る事ができました。

実践の場を持てる事はとてもありがたいと思います。