太鼓は一人でも集団でもテンポをキープする事は大前提となります。
テンポキープ力を養う練習方法の一つは八分で刻む事。
口唱歌では
トコトコトコトコ となります。
なぜ八分かというと音が連続して詰まっており、空拍が入り込む隙が少ないから。
ドン・・・・・・ゴン・・・・・・と空拍もきちんと数えるべきなんですがこれがマチマチになりがち。
間が伸びたり縮んだりしてテンポが乱れます。
これを解消するために
ドントコトコトコゴントコトコトコ
と常に空拍も八分で数えるクセをつけます。
ドントコゴントコドントコゴントコ
正確には「ン」もなしで
ドコトコゴトコトコドコトコゴトコトコ
と空拍もカウントする事で間をきちんと保てるようになります。
基礎練習は面白味が少ないため、複数人数で練習する場合、全員で小さくトコトコトコトコを打ちながら
一人ずつ好きなリズムを打ち回して行くという方法があります。
あくまでも一人ずつというところが重要で、人によって顔が違うように音の間合いにもそれぞれ個性があります。
基準より遅れて打つ人がいたり、左右不均一だったり、速くなったり、一人ずつ打つとそれがわかります。
わかればそこを是正して行けば皆で同じテンポをキープできるようになります。
これをやる場合は太鼓をサークル状に並べ、皆の顔が見えるように。
円形には終わりがないので好きなだけ音をつないで行けます。
揃える事と個性的に打つという事が伸ばせる練習方法です。