夫婦喧嘩からの離婚話 *2 | 子育てしながら◆公認会計士試験◆

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前回の夫婦喧嘩の話から、そのオチは。

 

その喧嘩をした日は、娘が学校に行った後の話で、学校から帰ってきた娘には「お父さんとお母さん、珍しく喧嘩してさ、少し空気が悪いかもしれないけれどごめんね」と、私の方から娘には言って聞かせていました。

 

普段、喧嘩などしないので娘も戸惑うかなと思ったんです。

 

でもこれが裏目に出てしまって。

 

夜になってお風呂から出たあたりで、娘が急に私にいろいろ言ってきました。

 

どうやら夫に喧嘩の原因を聞いたらしく、夫からは「お母さんに頼まれたいことがあって、いつまでと言われていなかったからやらないでいたら怒られた」的なことを言ったらしいんです。

 

そしたら正義感の強い小6女子は、私のところにきて「お母さんがいつまでにやってと言わなかったのが悪い」と何度も言ってくるわけですよ。

 

私も笑いながら夫に「なんかすごい私が悪いことになっているんですけれど〜」と訴えるものの、聞こえないふりかなにか、全くスルーされ。

 

そのまま私はひっきりなしに娘に「お母さんが悪い」と言われ続けます。

 

「あなたね、大人の喧嘩に子どもが入ってきちゃダメ。とりあえず今はどちらが悪いとかそういうのをハッキリさせないで、まあとりあえず仲直りしましょできているんだから、ここでどっちが悪いとか出したら、また喧嘩が始まるからやめて」と促しました。

 

それも夫は全部素知らぬ顔でいます。

 

 

 

再度の話し合い

結局、また空気が悪くなり、夫はいつもの夜のウォーキングに出ていきました。

 

が、ウォーキングから帰ってきてから、また昼の話の続きになります。

 

夫はその段階で既にお酒をだいぶ飲んでおりましたが、私の方が夜のやりとりに納得がいかなくなっていたので、私から夫に話しかけました。

 

 

昼間の話し合い通り、どうやったらなにをしたらよかったのかと、私は再び聞きます。

 

ところが。

 

俺が帰ってくるのが間違っていた、俺は異分子だ・・・と言うのです。

 

いやいやいや、娘も私も夫が大好きなので、帰ってくるのが待ち遠しかったです。もちろん夫にもそう思っていること、前日から待ち遠しかったことを伝えます。

 

とはいえ、勉強優先になっていることと、それで夫に家事をお願いして申し訳ないと言う気持ちも伝えます。

 

そうすると夫は「合格している家では他の家族が家事をして勉強時間を作っているという話を何度も聞かされて俺も家事をするようになったけれど、結局、俺が家事している間に君は寝ているじゃないか」という話に。

 

夫はさらに「確かに具合が悪い時に寝ていると言うのはわかるし、体調悪いのは知っているけど、でも俺が家事をしている時に君は寝ているじゃないか」というのです。

 

確かにそれは事実です。

 

ただ、元気もあって、でも夫が家事をしているのに寝ているということはありません。

 

具合が悪いから横になるねと言って寝ています。

 

頭痛や体調が悪い時(PMSや天気痛)などが度々あるので、そういう時には何々でどこが良くないから横になるということは言うようにしています。

 

それが夫の想像よりも多いのは、わかっています。

 

男の人には、なんで私がこんなにいつも具合が悪くなるのか想像しにくいだろうなと思いながらも、嘘ではないというつもりで、ちゃんと申告はしているつもりです。

 

 

でもきっと夫が言っているのは、自分が一生懸命に家事をしている時に、私が「勉強をしている風でいて全然一生懸命にやっていない」ということの方を言いたいのだと思います。

 

そこは謝るしかないです。

 

夫が「ご飯できたよ」と言いにきた時、ちらっと覗いた時、その瞬間、私が勉強にかじりついていたわけではない時やそういう時期があったのは事実です。

 

うまく勉強に集中できない時期、集中できない日、けっこうあります。

 

夫もわかっていても、自分が家事に拘束されているのに、勉強をしていない私を見つけてしまうこともあり、きっと本当に腹がたったのでしょう。

 

そういううことを言いたいのだと思います。

 

 

そうだよね、ごめんね。

 

遊んでいたことは一度もないけれど、ダラダラしていたことがあるのは本当だし、そう言う時の私の姿を見て嫌になるのは当然だよね。

 

ごめんなさい。

 

 

正直自分でも、家事をしている夫が今この自分を見たら嫌だろうなぁと思う瞬間はあって、そのダラダラとしているところを見られたことは何度もあります。

 

言い訳にもなりません。

 

夫が私に嫌気がさしているのは伝わってきていたので、何も言えません。謝るだけです。

 

それでふと思っていたことを聞いてみました。

 

 

もしかしてだけど、その・・・もう、私への愛情ってないよね。

 

薄々気づいてはいた。

 

好きでいてくれてはいるんだろうけど、もう、「もういい」って思う部分はあるよね。

 

知ってる。

 

ちなみに、私のこと、「支えよう」って思う気持ちはある?

 

 

そう聞いてみると、夫の反応は、予想通りというか。予想以上というか。

 

 

え、俺が◯◯ちゃんを支えるの?

 

それは・・・

 

 

無言でもわかります。「支える」っていう気持ちがそぐわないということが。

 

わかっていたものの、でもこれにはけっこうショックでした。

 

 

私にとって家族は支え合うもの。

 

夫の幸せは私が支え、私の幸せは夫が支え、子どもの幸せは二人で支える。

 

夫が遠いところ帰ってくれば、だし巻き玉子を冷蔵庫に入れておく。

 

夜中に家に着いてビールを飲むのは知っているで、つまみとして。

 

そうすれば夫はゆったりとした時間が過ごせるから。

 

自分は家族のために、できそうなことがあればやるものだと思っていた。

 

だから、夫に家事を頼んだらやってくれるのも、私が勉強をしたいという気持ちを応援して支えてくれているから、だから引き受けてくれているのだと思っていた。

 

そして私もまた、夫は私を家族として支えてくれる気持ちのある人だと思っていたので、「頼んでいい?」と聞いていたし、お願いをしていた。

 

できない、そう言われたなら、そうかそうかと思いつつ、でもやっぱりやってほしいと口説いていたのは事実で。

 

最終的に、一旦は断られたものの、あらためてちゃんと頼めば家事をしてくれるようになったから、てっきり夫は承知してくれたのだと思ってました。

 

でも、どうやら違うらしい。

 

頼まれたからやる。

 

あ〜、良くも悪くもそういう人。

 

言わなければ動かない。

でもそれに他意も悪気もあるわけではない。

ただ頼まれていないから。

 

逆に頼まれて、その時に自分が動けるなら引き受けてくれる。

そこに私の支えになるからという、そういう他意はない。

 

シンプルにね。

 

つまり、そのスタンスで何年も家事をやってくれていたんだよね。そういうことか。

 

 

 

 

 

 

そして長く黙り込んでしまい。

 

「いや、それは言っちゃいかん」とぶつぶつ言い始めました。

 

それを私が「言って」「言っていいから」と促すと。

 

大きな声で怒鳴るように言ってきました。

 

 

「会計士の勉強やめろ!!」

 

 

唐突に、そして怒鳴るように、強い口調で、眉を吊り上げて。

 

 

 

あぁ、これは相当溜め込んでいたのだなとわかりました。

 

そして同時に「まえ、出て行けって怒ったよね」と。

 

私が全然試験に受からないから、それで出て行けと言われたことがあったので、その時のことを指して、「もう俺は無理だ」と言い始めました。

 

私はそれに対して、今年で最後だから勉強させてと言ったはずだよと返します。

 

でも夫は「その言葉を何度も聞いているし結局何度も続けるって言って信じられない」と。

 

それは先月も言ったけれど、今年は絶対に受からせたいから集中させてほしいと頼んだよね。その時に貴方は「合格は来年でもいいじゃないか」と言ってきたけれど、私は「来年はないし今年でダメなら働くからそんなこと言わないで」と言ったはずだよ。私は今合格させたい。

 

でも、何回もそういうことを言っているから信じられない。

 

信じられない気持ちになるまで続けているのはわかっている。そういう気持ちにさせたのはごめんなさい。でも毎年、「もうこれでやめようか続けようか」という話になった時には、必ず貴方ともちゃんと話しているよね。「もう一年やってみたら」と貴方が提案してくれたこともある。

 

でも俺はもう嫌だ。

 

それはわかったけれど、少なくとも今は、今年で何とかするという気持ちを私は強く強く持って今勉強して詰め込んでいるって話はすごくしたし、実際に勉強を見ていてどう?私の勉強はだらけているように見える?見えないはずよ。

 

それはそうだけど。

 

貴方が帰ってきてだいぶ詰めて勉強をしているのを知っていて、それでも信じられないというのなら、とりえず目の前の試験まではやりきりたい。あなたがもう耐えられないのはわかった。だけど、今年はここまで続けてきたのだから、今は勉強するしかないと思っている。いつからもうダメになったの?

 

嫌だったのは、中国での単身赴任から戻ってきた時には本当はもう嫌だった。

 

19年の9月、あの時帰ってきた時、確かに私が勉強をしているのは嫌だと言ってたね。結局その後にいいよと言ってくれたけど、本音はダメだったんだ。

 

なんで俺が家事をしなきゃいけないんだと思っていた。合格している家族はみんなで支えているから家事をしてくれる人が他にいて勉強しているって、俺に家事をしろと言われて嫌だった。

 

そうか、、、本当は嫌だったんだ。

 

嫌だった。

 

そう。でも今年で決着つける。それではダメ?

 

でも証拠は?今まで受かるって言って受からなかったんだから、今年こそは受かるという証拠を見せてみろよ!

 

そういって手に持っていた塗り薬を私にぶつけてきました。

 

 

もちろん軽いもので当たったのも服のところで痛くも何ともないけれど、夫から物をぶつけられたのは初めてだったので、まあまあ怒りとショックと。

 

それと同時に、いや、それよりショックなのは「受かるっていう証拠を見せろ」と言われたことだったですかね。

 

簿記3級や2級なら、ある程度勉強をしていけば受かる見通しとかつくものだけど、この手の国家資格は3000時間勉強しても受からない人もいる世界。

 

正しい勉強をドストレートに打ち返せる人は早く受かる試験。

 

じゃあ、正しい勉強をすればいいだけじゃないかというけれど、この正しい勉強をきっちりと漏らすことなく積み上げられるのは、容易じゃない。

 

自分が正しい道を歩いているかも、結果が出て初めて正しい道だったか間違っている道だったかがわかるものだったりする。

 

「受かる証拠」ね・・・

 

 

私はいろいろと抱えていて、人より勉強がうまくいっていない部分が大いにあって、それを乗り越えながらの数年だったし、それは夫にもいつも話しながら、そしていつも理解してもらって、毎年続けることを認めてくれて、そして勉強させてもらっていると思っていた。

 

なんでうまく合格できないか、私がもともとPTSDからの回復でたいへんだった時期があったのも知っているはずで、共有できていることと持っていた。

 

でも確かに、夫には多大な負債を背負わせているのは事実で。

 

その事実も、夫が「いいよ」と言ってくれていることだし、NOと言われた時には、他の手段を探してきて「こういう形なら迷惑をかけないかな」と、口説いたこともある。

 

でも全部、本当は中国から帰ってきた時から嫌だったんだ。

 

 

最近、「本当は嫌だった」とか「◯◯ちゃんに尻を叩かれてやったんだ」みたいな言い方をされることも増え、家を売ってその家を掃除するにも、いろいろと私が手伝わないことに不満がつのり、私が悪いとなっているのも相まって・・・

 

本当は家を売る件に手を出すべきじゃないと思いつつ、話がうまく進んでいないのをみて、手伝えることはないかなぁと手を出したのが、結局、「◯◯ちゃんにやれと尻を叩かれたけど本当は自分のタイミングで家の掃除がしたかったのにできなくなった」などなど言われる感じになって、家の件も私が悪い風に言われることが出てきたし。

 

結婚したばかりの頃、夫の借金をちゃんと探し出して全部清算するために、最終的に夫のお母さんと仲が悪くなり、出禁の嫁になり、夫のお姉さん方とも私は仲が悪くなり、それでも夫は私は悪くないと庇ってくれていたけれど、最近では引っ掻き回されたと思われている節もある。

 

 

 

あ〜、根底からいろいろ崩れているかも。

 

 

私ができていないところはフォローするとか、修正するとか、やり方を間違えていたとか、改善すべきところがあったとか、いろいろあるんだろうけれど。

 

 

あ〜、私には無理だ。

 

 

結局この数年が本音ではやめてほしかったということを示されて、それを謝罪するためには会計士の勉強をやめることなんだろうけれど、でも私の感情は強く強く固まっている。

 

今年は、今までとは比較にならないほど受からせる気持ちと、受からせる勉強をしっかりと着手していて、それも全部夫に話をしている。

 

でも思い返せば、その話は聞いているようで聞いていなかった。そんな風だった。

 

あらためてもう一度勉強したいと説得するとしても、今の夫が聞いてくれる感じはしない。

 

そしてまた説得して、で結局受け入れてくれたとしても、本音は嫌だったという先々の結果になるような気しかしない。

 

私にやれることは何だ?

 

家族のために、この試験をここで終了させるか???

 

ここで試験に行かない、勉強をやめるか??

 

夫のために。

 

その決断は、「家族のために」する決断。

 

家族のために、勉強を今ここでやめるべきか??

 

やっぱり家族が嫌なら、やめるべきだよね。

 

それ以外の選択肢はないよね??

 

 

だよね、自分。

 

だよね?

 

そうだろ、自分。

 

 

 

たぶん、長く逡巡したようで、けっこう短い時間だったと思う。

 

そこで夫に返した返答は・・・

 

 

 

離婚してください。

 

私は勉強します。

 

 

 

 

え、あ、いや、あ、ちょっとまって・・・

とりあえずこの話は今はやめよう。

試験が終わって6月に話そう。

今年の試験が終わったら話そう。

 

 

だ〜

か〜

ら〜、

 

私は試験を受かるつもりで勉強しているって言ってるでしょ!

 

5月の試験を受からせるつもりで今勉強しているの!

 

 

うん、だから6月になったらこの話をしよう。

 

 

 

じゃなくて!

あのね!

5月に受かったら8月に試験があるの!

わかる!?

8月まで私は勉強しているの!

そのつもりで今勉強をしているの!!

あなたが帰ってくる前から言ってる!

受からせるための勉強をしてるって!!

証拠がないから信じられないっていいうのも腹立つけれど、

私は絶対に受かると決めているの!

 

自分は絶対に受からせるんだと強い気持ちもを持って、

本当に受かる勉強をしっかり取り組むようにもってきている!

どれだけの時間と根性を持ってここまできたと思ってんだ!

私のこれまでの必死を踏みにじるな!

受からない前提で話をするな!!

 

 

絶対に私の顔、ゆがんでた。

 

今までにない怒りを感じていたから。

 

胸が打ち震えていた。

 

初めてここまで息苦しく怒りが渦巻いたことはない。

 

 

 

わかった、9月に話そう。

 

 

とにかく、今まで嫌な思いをさせていたことはよくわかった。

試験を受けるための費用、受講代、そういうのはきちんと返済する。

別れてすぐには無理だけど、ちゃんと返すから。

お金を返せば済む話だとは思わないけれど、返す意思はあるから。

 

え、いやだって、そんなお金どうするの。

 

だから、受かるって言ってるでしょ!

受かってちゃんと働いて、そのお金でお返ししますから。

だから受からないという前提で話するなって言ってんじゃん!

 

ひとまず娘が中受で試験が終わるまでは、普通にしてて。

その後で具体的に話を進めるとして、とにかく受からせるから。

娘が受験終わって、私が働いたらお金はどうにかしていくから。

 

その辺の細かい話は私が受験が終わってからということで。

 

うん、9月になってからね。

 

はい、それでよろしくお願いします。

 

 

てことで。

 

私は離婚を決めました。