夫婦喧嘩をしました。
下記の記事は、ゴールデンウィーク中に起きた喧嘩に、自分の感情のおさまりがつかなくなり、書いた文章になります。
でも、試験3週間前なので「今ここで公開する記事じゃないな」と思って、そのまま下書きにしてきました。
それを今日、ここで公開します。
この直前期に、こんなことをしている場合ではない。
でもしてしまった。
そして一旦、自分の気持ちをリセットさせようとしたのですが、それでも感情が沸々と湧き、朝目覚めるたびに、起きた瞬間からたくさんの感情が込み上げます。
朝4時半に目が覚めても、頭の中でいろんな思考や感情が暴走するので。
ここに書きにきました。
ことの発端は些細なこと
夫婦喧嘩にはよくある、些細なことです。
まず前提として、私は試験まで30日を切っており、このG.W.中には特に勉強に集中して少しでも学習を進めたいという欲求があります。
そこに、単身赴任中の夫が長期休みで帰ってきます。
私の予測として、根詰めて勉強をしているところに夫が帰ってくるわけで、いつものようにニコニコとお迎えする余裕はないのは明白です。
それで事前に、自分が「今回の試験でしっかりと合格したい」ことと、「家の家事をやってもらいたい」ということと、「肩身の狭い思いをさせると思うんだけどごめんね」ということを、数日前に電話をして話しています。
その時の夫の反応は、わかってくれたような手応えがありました。
そして先週、夫が帰ってきました。
そこでまず、やってほしいことの家事を、A4の紙に箇条書きに書き起こしました。
我が家では、年末の大掃除の時にはこれをしていて、ToDoリストや買い物リストを、進捗具合も含めてわかるように太ペンでA4にピックアップしています。
それと同じ要領で、お願いしたいことを書きました。
ちょうど偶然、家のいろんな洗剤が切れかかっていることから、詰め替えてほしいと。
およそ5本ぐらい、そろそろきれそうな洗剤も含めて書きました。
あとは洗車、シーツの洗濯、クリーニングを出すのと受け取ること、スーパーにあるリサイクルの回収ボックスに買い物ついでに出したい物。
そんな感じです。
9日間の滞在の中でお願いしたい、イレギュラーの家事です。
あとはご飯の支度もお願いしました。
夫の料理はとても娘に好評で、しかも実際に私より上手い加減で調理できるので、正直、私より美味しいです。
夫も料理に関しては積極的なので、頼んでも嫌な顔をされませんでした。
毎日スーパーに行って、その日に食べたい気分のものを買ってきて料理をするのが好きな人なので、そこは頼んでよい?と聞いたら、イエスと返事がきました。
ただ、その他の細かいイレギュラーな家事(上に書いた詰め替えなど)を紙に書いた時、夫の表情が良くなかったので、逐一、「これは大丈夫?いや?絶対にやらないと困るわけではないからなしでもいいよ?」みたいにかなり丁寧にお願いをしました。
が、夫の反応が「できる範囲でやるよ」という回答。
できる時には「わかった」と回答する夫が、「できる範囲で」という枕詞をつけた時には、文字通り「できる範囲で」しかやれない、やらない、やるつもりがない、ということを意味している可能性が高いです。
なので、「やれない可能性があるということ?」とあらためて聞いても「できる範囲でだよ」という返答しか出ませんでした。
夫は海外の単身赴任も国内の単身赴任も経験していますし、今も単身赴任中ですから、上記の家事は簡単に終わらせられます。
家事スキルとして難易度の高いものはありません。
とはいえ、夫にはG.W.は休暇中なわけで、それを考えれば、さっさと全部片付けてなどということは思ってもいませんでした。
夫のペースでやってくれればと。
だから期日は伝えませんでした。
とはいえ、内容的には夫の家事レベルからすればすぐに片付くものばかりなので、9日かけて終わらせるものでもないと思っていました。
が、結局、一番早くやって欲しかった洗剤の詰め替えを一向にしません。
2本ほど完全に切れてしまったので、それは変えてくれたのですが、その場で他の洗剤も詰め替えてもらえると思いきや、変えずに終わってしまいました。
なので、残りはどうするの?
いつ変えられそう?
できれば切れる前にそろそろ変えてほしいな。
ということはその時に伝えました。
そして既にもう1本が切れてしまっていた物もあり、休みが4日終わった5日目に、「もう全部変えてほしいんだけど」と言いました。
苛立っていましたが、できるだけ感情を出さないようにしつつ、それでも苛立ちの感情が出ていなかったわけではありません。
すると「いつまでにやれと言われていない」という言葉にカチンとしつつ、その次の「言い方が嫌」という言葉に、ガツンと怒りに変わりました。
実は数年前、子育てにバタバタイライラしがちだった時期、家事をやってほしいと頼むことがあったのですが、後々「言い方が嫌だった」と言われていたことを思い出していました。
言葉の表現としては失礼な言い方はしていませんし、そこは夫も承知しているのですが、「いう時の雰囲気が嫌」というのです。
今回も言葉は選んでいますので表現としては丁寧ですが、余裕はないので言い方の雰囲気が悪いと言っているのだとすぐに理解しました。
私の言い分からすれば、事前に「そろそろやってほしい」とも伝えていて、苛立っていることは認めつつもそれをできるだけ抑え、言葉は選んで言ってみたもののの、やはり嫌だと言われてしまったことに、私は怒ることも許されないのかと、瞬間的にこみあげてしまいました。
いちおう自分なりに事前にできることはしていましたから。
自分に余裕がないことは事前に想像できていたので、前もって電話をして、家事をお願いすることを伝え了解を得ていましたし。
とはいえ負担になるような家事は頼まず、なおかつ、何日までにと期限を決めたら休みをとっている夫には嫌だろうと期限を決めなかったら、今度は「いつまでにしろと言われてない」と言われてしまい、それでも怒りをおさえ。
でも結局は「言い方が嫌」と言われてしまいました。
はぁ〜〜〜??
ついに私も腹の底からブチギレました。
結婚して14年ほど、初めて夫に怒りの感情をぶつけました。
夫も切れて怒鳴ってきましたが、私もその上をいく勢いで怒鳴り返しました。
「売られた喧嘩は買わない」が私の主義ですが、今回は、もう売られた喧嘩は買ってやる、言われたら倍で返してやるという感情が一瞬で出てきました。
感情が極まって、夫に手を出すつもりは一切ないものの、自分の中のおさまりきれない感情の行き場がなく、夫から離れて見えないところで、壁を足で蹴りました。
それも気に食わなかった夫が私のそばにやってきて怒鳴ってきます。
でも私の方はというと、とりあえず私は壁を蹴ったことで、感情の頂点はそこで発散されたので、実はその直後から冷静になって「もうやめやめ」となっていました。
でも夫は壁を見えないところで壁を蹴った妻が気に入らず(そりゃそうなんだろう)、怒鳴り散らし、そして「出ていく!」と言い始めました。
あ〜、出ていってもいいけれど、何もいいことはないな・・・
既に冷静になっている私の中では、もうそんな思いが巡っていました。
「出ていってもいいけれど、私は勉強するし、どういう行動をするにしても私は合格のために勉強に戻るから、あなたを引き止めないけれど別にそれはどうでもいいと思って放置するのではなく、今どんな状況でも私がすべきは勉強だということなので!私は合格したいからあなたに家事をお願いしたかっただけ!」
「それにあなたは私がここまで怒ったことを見たことないから知らないだろうけれど、私は確かに怒ると怖いけれど、もうこれで自分の怒りは出したし、自分が怒っていることはあなたに伝えたし表現したし、私にだって怒ることはあるとわかってほしいけれど、一回怒ったら怒っている理由を伝えられたらそれでおしまいにする人だから。私が怒ったことをどう考えてどう受けとめるかはあなたが決めること。はい、以上。もうこれ以上私は怒るのはしません。怒りはもうあなたに伝えました。そしたら勉強に戻ります!」
みたいなことを言い切って、勉強机に戻りました。
結局、夫は出ていきませんでした。
ただ、その後、一生懸命にスマホをいじっていたので、ホテルや飛行機の予定変更ができないかいろいろ探っていたようです。
私からすれば、(あくまでも私の感情で、夫には夫の言い分があって、私が全て正しいわけではないので、私の話は「話半分」よりも少なく聞き流してもらってよいですが)、今回のことは本当に腑に落ちません。
事前に見えている筋、夫に嫌な思いをさせる可能性を事前の電話でつぶして、お願いしたい家事も明確に紙に書いて、あえて休んでいる夫に頼むことを前提に期日を示さず、そして自分の願いと違って家事が片付かないことを何度か「そろそろやって」と軽く促し、それでもダメだった時に、苛立ちがもれていることは承知しつつ言葉を選んでも、「いつまでにと言われてない」と言い返されてしまい、結局は「言い方が嫌」と、何の解決にもならない反論が返ってきて。
どうしろっていうんですか。
これ以上の何をどう改善したら、この喧嘩は起きなかったんですか。
数時間くらいたってから、やや冷静を保つようにして話し合いましたが。
一生懸命に、何をして欲しかったのか、何が気に入らなかったのか、何がダメだったのか、改善すべきことは何か、かなり丁寧に聞きました。
すると・・・
今の家は夫が単身赴任で引っ越したのち、残った私たちも引っ越したので、同じような間取りの家とはいえいろんな置き場が変わってしまったわけで、「何がどこにあるのかわからないから聞くしかない」という不便を訴えてきました。
それは仕方のないことで「いつでも聞いてと言ったし、聞きづらいと思うけれど聞いてもらうしか方法がないのでとは言ってあるし、実際に詰め替えの元は全部出して並べてあるし」と言ったところ、「勉強をしているところに聞きにくい」と。
「いろいろタイミングを見計らって聞いたけど、◯◯ちゃんの顔が怖かった」
えっとぉ・・・。
えっとぉ・・・。
子育て中の時のも言われましたが、こちらが必死に何かをしている時の顔が笑顔ではないのは、私のせいですか・・・。
「やっぱり勉強をしている◯◯ちゃんに聞くのは俺は聞きづらい」
うん、わかってる。
聞きづらいよね。
でも聞いてもらうしかないことだよね。
てことは、ニコニコいつ何かを聞かれても笑顔で返せるようにしておく準備が必要だったということですね。
勉強している時の顔は怖いですもんね。
そうですか。
事前に、余裕がないので嫌な思いをさせるかもしれないと電話したのですが、やはり嫌な思いをさせてしまったことにご立腹ということのようで。
・・・いや、たいへん申し訳ございませんでした。
がしかし、これ以上の対応はできかねます。
残念ながら、弊社は貴方様のご要望にはお応えいたしかねます。
心からの誠意を持って準備していたつもりではありましたが、こちらの力不足、及ばぬところが多々あり、ご不快の念を抱かせてしまいました。
心からお詫び申し上げます。