お仕事・経理の派遣が終了 | 子育てしながら◆公認会計士試験◆

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23年下半期に起きたことシリーズ Part2!

(短答式試験がPart1ということでいいかな)

 

でも、タイトルから書き始めたものの・・・

 

とっても書きづらいです。

 

正直、なぜ切られたのか最後の最後までわかりませんでしたので。

 

今回のお仕事は、最終的には先方の(派遣先の)更新ストップということで、10月末日をもって契約が終了しました。

 

経緯をお話ししますと。

 

 

更新が・・・

派遣のお仕事は、開始した当初は1ヶ月更新が多く、慣れてきたところで3ヶ月更新になるところが多いですし、私も四半期に合わせて3ヶ月更新を2回しました。

 

が、しかし。

 

その次の更新が、いきなり1ヶ月に。

 

どうやらイエローカードが出されたようなのですが、その理由が腑に落ちません。

 

パソコンスキルに不安があるという理由が明示されてました。

 

でも引き継ぎをした後任の方は、私の操作を見てもそのように思う節は見当たらず「なぜなんですかね、上長に私から心配ないですよとお伝えしましょうか」と心配されたぐらいなので。

 

後任の方の天然な配慮は、全力で止めました。

 

 

で、実はこの後、経緯をずらずらと書いたのですが、やめました。

書いたものは消しました。

 

端的に言えば、経理経験がゼロの私を「勉強をしているのは良い」と引き上げてくださった部長の方が、1ヶ月後には退職され、その直後から人がどんどんやめていき、新しく入った派遣の方の中には切られた人もおり、いろいろと殺伐としていった中で、私も更新停止になりました。

 

という文面から、空気を感じていただければと思います。

 

やめた経緯なんて、なんの糧にもなりませんね。

 

少なくとも派遣先はコロコロ人が変わる状況を見て、私の評価は「以前のまま高いですよ」とお示しいただいて、やめる時にも、やめたその後もいろいろとご配慮いただけました。

 

心が完全に折れていたので、派遣元の担当者の方のお気持ちには、だいぶ救われました。

ありがたたかったです。

 

 

なので、後任の方が仰っていた「相性じゃないですか」が一番しっくりきています。

 

派遣は相性もあるので、ご縁がない時にはできるだけ傷を減らすように工夫をして、すすっと去っていくことがお互いのためになるなと感じる、今回はそのパターンでした。

 

 

 

仕事で得たもの

派遣が終わった時の話はあまり書きたくないなと思うものの、仕事そのものはすごく面白かったので、そこだけ最後に書きます。

 

 

私の担当は、グループ内の子会社2社でした。

 

ホールディングス化していた会社と、創業期の会社。

 

創業期の会社は、まだ内部統制など形になっていなくて、かなりスタンドプレーな即興が求められる仕事が多かったです。

 

どちらも外貨を扱っていたので、海外送金をドル・ポンド・ユーロ・台湾ドルでしました。

 

あ、でも海外の銀行といってもSMBC系やMUFG系なので、それほど苦労はしませんでした。

 

一時期は台湾の銀行もしましたが、そちらはかなり苦戦しました。

米国の銀行は、送金に特有のナンバーが必要なので、最初は慣れなかったです。

 

 

あと、勉強と違うな〜と強く思ったのは、売上です。

 

商品が動くたびに仕訳が発生するので、自分が想像している何倍もの手数が経理上では発生していて、かなり手こずりました。

 

取引発生→倉庫→出荷・・・で売上ドーン!という簡単な工程ではなかったです。

 

この倉庫での仕訳の数がとてつもなくて。

海外の倉庫で、海外相手の入出荷なので、関税などもありますし、細かかったです。

 

売上に関する会計上の論点なんてほとんどないと思っていたのが間違いで、実態は仕訳が複雑に絡んでいました。

 

売上も収益認識が出てきてからは論点が少し複雑になりましたが、実はそこの論点はあまり関係なく、決済のツールも多岐に渡りますし、仕訳は相当複雑な構造になっていました。

 

監査でも、売上の担当は(勘定科目ごとにチーム内で担当が決まるらしい)、ベテランの方が対応しているという話は時々聞きますが、重要ですし構造が複雑なのでよくわかります。

 

 

 

 

仕訳

仕訳は、使っている経理ソフト次第で切る量が全く違うと思います。

 

私が勤めていたところは、ソフトがマイナーで一つ一つ自分で起票しないといけないのと、本社一括で仕訳をきっていたので、仕訳は多い方でした。

 

後から入ってきた派遣社員の方は、前の職場では「請求書を読み込めば、銀行決済も仕訳も全部やってくれる」と言っていたので、ほんと、使うソフト次第だと思います。

 

Excelでデータを管理して、出てきた数値をソフトに入れるという手順なので、とにかく手間も時間もかかっていました。

 

とはいえ、会計上の会社の構造はシンプルにしていたので、月次決算の仕訳はそれほど複雑ではなく定型化していたものが多かったです。

 

 

あと、海外の子会社は、外貨建てで仕訳をきっていました。

 

月次ごとに外貨建てを円換算する処理を選択していました。

 

私はユーロとポンドの海外子会社の個別と、ホールディングスの個別を丸っと全部引き受けており、会社の全体像がよく見えるお仕事でしたから、とても面白かったです。

 

経理機能が本社集中体制というのもあって、ほぼ全部きっていた故の充実感がありました。

 

とはいえ、全部が全部引き受けていたわけではなく、一番重い米ドルの子会社は担当外でしたし、連結もしないままに契約終了したので、少し消化不良です。

 

 

 

 

監査

私はほぼ在宅で仕事をしていたので、監査部屋が経理の目の前にある会議室で行われていてもピンときませんでした。

 

とはいえ、監査人からメールで問い合わせや資料の依頼が来ていたのは見ていたので、「始まったな」とか、「会議室がこの日から長期占有状態なのね」と気づいてはいました。

 

派遣なので何がどう動いているかは当然知らされませんし、出社した日に「あ、往査にいらっしゃった」と思うぐらいで、関与はしていませんでした。

 

でも様子を見る限りでは、お若い方が多く、会議室の外にいる物腰を見ても社会人経験のありそうな感じはしたので、準大手の中でも比較的年齢の若い方のチームだなと感じました。

 

ほんと、監査しているんだなと思ったのはそのぐらいです。

 

 

 

総じて、仕事は楽しかったです。

 

個人的には、担当にやりがいを感じていました。

 

時々ため息をつきたくなるような場面もありましたが、仕事をしていれば何でもかんでも良いわけではないので、比較的、傷が浅いままで仕事を終えられて良かったと思っています。

 

 

さて、次は何を書こうかな。