しなやかに | 子育てしながら◆公認会計士試験◆

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1日に2件目の投稿です。

 

一つ前の投稿で、短答の点数と、実は私…というインパクトが強い告白をしていますので、これから書く話の流れからも、先にそちらを読んでいただけると嬉しいです。

 

「短答だめでした」

 

リブログ機能は、あまり好きではないので、直接リンクを貼りましたが、上下のリンクや過去記事からも行けますので、よろしくお願いします。

 

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前回の記事は、ちょっと普通の人を驚かせてしまうような告白でしたが、今はもうPTSDの症状は全くありません。

 

27歳で服薬も終了し、その後、薬が再開することも幸いにもなく、また、抑鬱状態の再発もありません。

 

30代前半までは、再発するんじゃないかと慎重になっていましたが、それももう心配ないほど、出産と子育てを通して、かなり精神的にも強く、そしてしなやかになったと感じています。

 

歳を重ねるほど、心は安定していき、若さを手放すのと引き換えに経験を得て、年々、自分の中が満ちていき、不安定な事情が発生しても、ドーンと構えられるようになりました。

 

 

今は、実は43歳です。

 

もう40代ですニコニコ

 

 

よく、30代過ぎたら監査法人に採用されないと言われますが、私はそこはほとんど心配していません。

 

まず、仕事歴があること。

 

派遣社員でグループセクレタリ的な位置で、製造業の経理総務庶務を回したこと。

 

公文という教育業界ではあるけれど、そしてフランチャイズ契約ではあるけれど、いち個人事業主として開業をして、スタッフ7人を採用してチームで教室を運営してきたこと。

 

この経験は、「とりあえず面接に来てもらおう」と思ってもらえる可能性はあると思っています。

 

書類で切られることさえなければ、きちんと採用の方とお話しできるだけの材料はあるし、自分を採用するメリットが大いにあることを胸を張って主張できる自信があります。

 

その一つに、PTSDもあります。

 

正直、これは積極的に公開する種類の話しではありませんが、でも機会があれば、「ちゃんと乗り越えた経験」として、胸を張れるものだと自分では思っています。

 

昨今、仕事をしていると過労や心労でメンタルやられる人も増えているご時世、メンタルが強いことは魅力的ですが、メンタルに「対応できる器量がある」ことも、十分に現代社会では必要な要素だと思っています。

 

だから、仕事を再開する時がきて、そしてもしPTSDやメンタルのことに触れるような話しになったとしても、なにも臆することなく、説明できるという自負があります。

 

それに、直接お話ができれば、今はもう私の中に「心身の故障」(公認会計士法の表現)は、一切ないことは十分に伝わると思います。

 

それでもご縁がない時はないですし、一方で、「一緒に働きたい」と思っていただける場所はどこかに必ずあると思っています。

 

まぁ、就職できなかったら、また人生出直せばよいだけ。

 

自分で生きていく方法もあるし、自分で場所を作る方法もあるので、あまり40代ということに萎縮していません。

 

逆に、武器だと思っているぐらいです。

 

 

 

そうそう話は少しずれますが。

 

前回の記事では、短期記憶の回復が不十分と書きましたが、それは受験を合格するための膨大な暗記レベルには回復が足りていなかったという意味で、日常生活での当然の記憶には何ら遜色はない状態でしたので。

 

買い物に行く前にリストを覚えるとか、電話番号を覚えるとか、そういうのは普通に出来ていました。

 

問題なのは、あの膨大な量の暗記力で、入れても長く残らないという苦労があったという意味です。

 

 

でも、勉強を続けていれば、いつか必ず短期記憶の視覚的優位性も戻ってくると、強く信じていました。

 

人よりも時間もかかるだろうし、遠回りもするだろうけれど、きっと戻ると思って勉強をしてきました。

 

この10年間は、失ったものを取り戻す時間でした。

 

世界に色を心で感じられなくなったことも、今は豊かに心に色が入ってきますし、音も楽しめるようになって、引き算が苦手だったのも今は高校数学もちゃんと解けるようになったし、できることが一つ一つ増えた10年でした。

 

だから、得意だった暗記も、戻るって。

 

 

よくPTSDの主な症状に「フラッシュバック」といって、その瞬間のことが今あるかのように蘇るというケースがあるのですが、そういえば、私はこれが一切なかったです。

 

たぶん、一番最初に自分がパンドラの箱にしまったのが、視覚の力だったのかもしれません。

 

今では、視覚的暗記が楽にできるようになってからは、実は、子ども時代のことを思い出すことが増えて、映像で、自分が見た視点で記憶が蘇ってくることがよあります。

 

前から知っていた記憶だけど、随分、それを思い出していなかったなと、「あの時…」と友達との思い出、学校の風景、生活の風景を思い出します。

 

 

そういうのが思い出せて、けっこう嬉しいんですけれど、なかなかそれを人に伝える機会がなくて。

 

夫に話そうかと思いましたが、今は夫がメンタルが疲れている状況で、話すことが適切ではないかなと思い、踏みとどまっています。

 

 

明日、池邉先生に相談予約を入れました。

 

まあPTSDの話しはしませんが(笑

 

今自分の達成度はどこまで身につけたかという測定についてご相談したいなと思っています。

 

 

池邉先生を指定した理由はいくつかあります。

 

たぶん、講師の中で一番「大人」の先生だということ。

 

大人としての経験値は、国見先生より桁は一つ上です。

 

 

あとはLECの元講師だったということ。

 

LECとCPAの教材や講義のギャップがすごくあるように思うのですが、私はそこを埋められているかどうか。

 

 

それと撤退のご経験があるということ。

 

撤退うんぬんは今回は相談に出すつもりはないのですが、それを知っている先生かそうではないかは、とても重要だと思うのです。

 

これは受験生にとっても貴重な方です。

 

 

 

やばい。

 

気を緩めると、涙が出てくる。

 

この1年間、娘の病気で自分のことが疎かになりがちだったけど、限られた時間の中で、頑張ったという気持ちがある分だけ、悔しくて涙が出てくるよ。

 

できる範囲を超えて何かを犠牲にしての勉強はできなかったけれど、でも、守るべきものを守って、できる範囲の勉強はできたと思える。

 

そして、まだ勉強したい、できる気持ちが続いている。

 

それだけの気力が残っているのは勉強が足りなかったからかといえば、そういう訳ではなく、生活に勉強があるのが当たり前で、そういうスタイルを目指して勉強してきたから、なんかもう勉強しない自分が想像できない。

 

合格しても勉強を続けるのが、専門家としての生活スタイルだと思っていたし。

 

 

家計を考えると、働かないと。

 

働くの大好きなんだけど、勉強もしたいよ。

 

働きながら勉強できないかな…とか。

 

今蓄積できている勉強の成果がどれほどかというのも、働きながら再チャレンジするかにかかっているし、いやいや会計士の試験はさすがに三者両立は無理なのか。

 

直前期に複数教科を徹底するには、時間が。

 

あとは、夫が今それを受け入れてくれる余力があるかないかとか。

 

 

考えればキリがない。

 

 

でも、ゆっくり一つ一つ整理して、明日、池邉先生に良い質問ができるようにしないとね。

 

 

 

さてと。

17時だ。

 

今朝は、娘と夫のお弁当を作ったんだけど、ピーマンたっぷり入れた感想聞かないと。

 

学童にお迎えに行って、娘を公文に送って、あと先週のお盆休み明けから仕事に復帰した夫もお迎えしないと。

 

 

母親の顔、妻の顔に戻ります。