子育てしながら◆公認会計士試験◆

子育てしながら◆公認会計士試験◆

*・*・*小学生娘の母*公認会計士試験に向け学習中*・*・*

子育てしながら、公認会計士試験の勉強に取り組む日々。

勉強のこと。

家族のこと。

…子どもの中学受験や公文の勉強、夫や家のことも、そのままの現実をつづっています。

今回の夫との揉め事、いろいろぐちゃぐちゃしているなと思ってましたが、これを読んで「そういうことか!」とガッテンしました。

 

正直に言うよ。子供は幼稚園に通って、お母さんは家にいるかパートぐらいの軽いお仕事。お父さんはフルタイムっていうのが子育てに最適なんじゃないですかね。生活費さえ賄えれば。ほんの数十年間だけだけど、我が国はこれを体現したことがあったよね。

 

これは、Xの投稿なんだけど。

 

我が家はここに、「妻が子育てしながら国家資格の受験勉強」を差し込んだパターンです。

 

子育てしながら勉強をすることのバランスに、すごく悩みながらもがいてました。

 

子どもが度々熱を出すのは当たり前で、その度に勉強が止まってしまうし、遅々として進まない勉強に不安をいっぱい感じていました。

 

勉強を優先すべきか、子どもを優先すべきか。

 

「そんなの子ども優先だろ」っていうのが世の中一般だと思いますが、でも勉強もしなければ合格しないです。

 

長期合格できなければ「向いてない」とか普通に言ってくる人もいますし、夫も「見てるだけ」と言いつつ、「もうやめろ」(今回はまさにそれ)となります。

 

 

そして今、さらに新しい壁にぶつかっているのです。

 

1. 働く市場の問題

2. 老後の問題

3. 夫婦価値観の問題

 

 

 

働く市場の問題:正社員復帰の壁

正社員のフルタイムで転職活動をしようとしても、社会に受け皿がありません。

 

私の職歴は、自営業→派遣複数、だけなので正社員はハードルがかなり高いです。

 

(実際、面接でも「正社員はしたことないんですね」「派遣が複数だけどその理由は」など、正社員の経験がないことは懸念材料なんだなということを、肌で感じました。)

 

問題は書類通過で、正社員歴がないのと、たぶん年齢で落とされていると思われます。

 

ちなみに私は40代なので、30代の方の受け皿は確実にあると思って大丈夫です。

 

年齢が原因と考えられる理由は、スキル面では簿記2級があるのだから、普通は応募すればとりあえずは書類選考ぐらいは通ると思うのです。

 

求人を出している企業の方も、本音は簿記2級を最低ラインにしたいというところは多いものの、「簿記2級必須」にするとガクンと応募者が減るため、2級を必須にできないと聞きます。

 

なので、2級を持っている私は書類通過しやすいはず…が、これが難しいのです。

 

逆に年齢にしばりが比較的ない派遣では、簿記2級あるので、派遣元から積極的に声をかけられます。

 

 

でもその派遣でも「30代以下でお願いします」という派遣先が時々でてくるそう。

 

いやいや、派遣社員をしているのは40代以上が大多数です。

 

30代は希少で、フルタイム志望の人は既に正社員市場に参画済みの人が大多数です。

 

 

ちなみに2023年ごろから、大企業では早期退職を推奨して大量退職をおしすすめている会社が急増していることをご存知でしょうか。

 

50代以上を対象に「キャリア支援」とかいう名称をつけて、早期退職・大量退職を一生懸命につくっています。

 

目的は、正社員の数をしぼった上で、社内に残った人たちの個々の年収を上げていくため。

 

あとは、若い20代・30代の人材に高い給与で入ってきてもらうために、社内にそのキャパを作ろうとしているんですよね。

 

失われた30年を背負った40代は、既に置き去りにされている状態です。

 

今回、転職活動ではまさに年齢の壁にぶつかりまくり。

 

大企業の早期退職の波は直接的には関係ありませんが、流れとしては、40代に関心はないことは明らかです。

 

 

40代って、なかなかハードモードなんですよね。

 

超就職氷河期のど真ん中。

 

晩婚で高齢出産した時期は、働きたくても「保育園落ちた」の時代でしたし、それも我々が悲鳴を上げたことで、その下の世代から保育園には入れるようになりました。

 

おそらく、今回も紆余曲折を経ながら、雇用の流動化がすすんで、30代中盤以下の若い方達あたりから、働き方や年収などもだいぶ改善された状況になると、私は推測しています。

 

40代が苦労して、悲鳴を上げたことで改善がすすみ、その結果が30代以下に反映される。

でも40代はそのまま置き去りな現象は、今後も続くような気がしています。

 

でももしかしたら、労働人口が目減りして働く人がいない中、40代も再び労働層として注目してもらえるかは、5年ほど時間が変わればまた変わってくるかもしれませんが。

 

 

 

 

老後の問題:妻の老後

「老後2000万円問題」というのが、数年前に金融庁から発表されましたが、私たち夫婦はその発表前から「2,000万円足りない」という試算を出していました。

 

結婚して子どもがお腹にいるころに、ファイナンシャルプランナーさんに、夫婦のライフプランをがっつり計算していただいたことがあります。

 

まさにその時に、「2,000万円の不足」が判明しました。

 

というか、妻の方の人生で足りなくなるという現実が知らされたんです。

 

少なからず、この数字をもとに、私が国家資格をとることに夫も納得しました。

 

 

でも今回、私は「正社員で働けよ」という夫の言葉に、私は真っ向から反対しました。

 

 

正社員といっても、今の状況で働き始めても良くて65歳で定年で会社から放り出されます。

 

その65歳で放り出されたあとは、パートで働けよという話なんです。

 

今の日本は、65歳で定年退職したってまだその後も働かないと老後は安泰にはなりません。

 

 

でも私は個人的には80歳すぎても普通に働くつもりでいますが、そこはできる限り頭脳労働で働けるところまで働きたいのが、私の望みです。

 

世間とは逆行しますが、私はこれが「あり」だと思っています。

 

現に、私の母は83歳ですが、高校数学も解いて子どもに教えてそれを生業にしています。

 

この数年間、体はやはり波があって良い時も悪い時もありました。

 

疲労が溜まると認知が低下しやすいことも出てきましたが、メールもLINEもzoomも仕事で使って現役で働いています。

 

これを可能にしているのは、頭脳労働のお仕事であることが大きいと思っています。

 

 

正直、夫の遺族厚生年金や老齢基礎年金だけでなんとかなると思っている夫の考えには、私は同意できていません。

 

というか、それで「2,000万足りない」って、もう我が家は答えが出たのですから。

 

人生100年時代に向かいつつある我々世代が、定年後も働かないといけないのは必須であり、そこを体力勝負のお仕事で80歳すぎても現役を続けるのはかなり無理があると見ています。

 

それもあって、私は「専門職」を身につけないと!とあせっています。

 

専門職が難しいなら、今からでも「事業」の方を自分で軌道に乗せておくぐらいしないと。

 

65歳から事業を開始するには、選択肢がさらに狭まってしまいます。

 

 

こういう考えから、私は「今正社員になることになんのメリットがあるかと言えば、一時期に安定した収入が見込める」ことであって、将来的な自分の老後問題の解決にはなんら寄与しないと言いつづけています。

 

とはいうものの、確かに今は子育て中で「安定した収入」はすごく重要です。

 

夫が「今すぐキャッシュを家計に入れろ」もその通りです。

 

ただそれのために正社員で定年までが正解かと言えば、私の老後が・・・。

 

だからこそ、会計士に合格することは「私の老後にとって死活問題」でもあるのです。

 

受験させてほしい〜!!

 

勉強させてほしい〜!!

 

と何度も夫には訴えていた理由はそこにあります。

 

 

 

夫婦価値観の問題:何を仕事にするか

でも一番の問題は、夫婦で「働くこと」の価値観が真っ向から異なるところです。

 

夫は、嫌な仕事も我慢して働いてきた。

 

それもこれも生活と老後のため。

 

そこは私もその通りだなと思います。

 

夫がそういう信念のもとで、ずっと嫌なことも我慢してきた姿を見てきました。

 

 

でも「だからお前も黙って仕事を選ばずに正社員で働け」っていうのは、ちょっと待って!と言いたいのです。

 

まず、「私が定年まで正社員で働く理由は未来のことを考えると必ずしも正解ではない」「私の老後も考えてくれ」と、夫に何度も訴えました。

 

大学院を出てそのまま就職できた夫には、積み上げてきたキャリアがあって、黙って我慢して働いてきたことは、すごいことだと私も思っています。

 

でも、卒業時期に就職氷河期で正社員の仕事に就けず、紆余曲折を味わってきた私が、同じく正社員になることで全てが正解になるなんて、そんな簡単な話じゃないと思うんですよね。

 

ここは頭使ってのりきらないと、と思う私。

 

それを「甘い考え」といって、否定する夫。

 

 

私が仕事を選ぶことに、とにかく反対をしてくるんです。

 

いやいや、夫だって、私にはない正社員でやってきたキャリアが、しかも中国で単身で孤軍奮闘してきたことだってあるのだから、夫も「自分のしたい仕事」があれば、そこに向かって転職活動すればいいと思うんですよね。

 

私は嫁ブロックどころか、転職してもっと活躍の場を探しに出てもいいんじゃないと思う方。

 

夫が「嫌な仕事」というのも、人事で評価されるタイプや社風が、夫の感性とはだいぶズレたところにあるのだから、違う会社に行けば評価も必ず異なるから、転職は大賛成でした。

 

だけど、夫はこの道を選ばないんです。

 

「まずは自分がどんな風に評価されるかを知ってみるのもいいんじゃない。転職活動すればいろんなことがわかると思うよ。」と言っても、結局、転職活動すらもしなかったです。

 

その時の夫が、転職活動をしない理由は、どんな会社か結局入ってみないとわからないと。

 

いやまあ、でも人を見る目があるんだから、その企業がどんな会社かは夫の観察力があればおおむね見えると思うし、入ってみたら違っていたなんていうのはゼロにはできないけれど、まずは社風も会社の価値観も会社によって全く違うことを知ってほしいと訴えるんですが。

 

でも動かない。

 

やっぱり夫は動けないタイプなんです。

 

私は、そういう夫の傾向はよくよく知っています。

 

一時期夫に転職活動を積極的におしていましたが、その後はうるさく言うのはやめました。

 

夫は、動かないことを選択したんです。

 

 

夫がそれを選んだのなら、それでいいと思います。

 

夫婦なんだから、夫が必ず動かないといけない理由はないんです。

 

私が動けばいいんです。

 

 

と思うので、私は自分のことだし、自分の尻拭いなんだから自己責任で「こっち行きたい」と言っているのに、それを夫は真っ向から否定してきます。

 

正社員で定年まで働いて、定年退職したら、あとは掃除のおばちゃんでもいいじゃないかと。

 

いやいやいや、私は掃除のおばちゃんを仕事にするつもりはないですよ。

 

基本的に私が潔癖なのは知っているでしょうに。(見知らぬ人が出入りするビルの掃除は苦手ですが、家政婦みたく知った顔の人の家ならトイレ掃除も平気なんですけれど。)

 

夫は「仕事を選ぶな」と言います。

 

でも私は「仕事を選ぶ権利は自分にある」と主張しています。

 

最後の最後、やっぱり警備員とか家政婦とか、体力的にたいへんな仕事しかもう残っていませんということになるかもしれないけれど、それを今選ぶ必要はなくて、今はまだあがくことをしてもいいんじゃないですか、それは許されないんですかと夫に何度も聞きました。

 

でも夫は、そんなのダメだと言うんです。

 

それはちょっと乱暴ですよ。

 

つまり、俺は我慢して仕事をしているんだから、お前も我慢して仕事しろと。

 

 

夫の本音は、自分は我慢して仕事をしているのに、妻が自分のしたい仕事を選ぶのは、腹立たしいとういことなのかもしれません。

 

 

確かにね・・・

 

夫が我慢して働いてくれていたから、私たち家族は生活できています。

 

そこは圧倒的に感謝しかないです。

 

でも我慢していた時期に、「その会社じゃなくても」という提案は何度もしました。

 

当時「貴方は自分で自分に合った仕事を選ぶことができるんだよ」と何度も説得しました。

 

一方で私も、夫が働いている間ダラダラと昼顔していたわけでもなく、子どもの病気の看病も勉強もしていたわけで、私も私の役割を果たしていました。

 

それらを全部忘れたかのように、我がままだの甘えだの、そういう色眼鏡でしか言ってこなくなってきたので、「いったい何を見ているの」と何度も何度も言ったんですけれど。

 

行き詰まりました。

 

 

 

 

物差し・・・世の中の、受験界の、夫の

この会計士の勉強を始めて、いろんな壁にぶつかっています。

 

子育てしながら勉強をしていれば、

子育てがおざなりになっているではないかと周りから言われることもあります。

 

子育てしながら勉強をしていれば、

子どもともっと濃厚に接しなければいけないのではないかと不安になります。

 

働きながら勉強をしようと思えば、

会計士は勉強専念しないと受からないよ考えが甘いよと言ってくる方も普通にいます。

 

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ちなみに

勉強専念ぐらいの勉強時間をかけないと受からないのも事実ではあると思います。

今回私にアドバイスくださった税理士さんみたく、「会計士は税理士試験とは違って複数科目の受験だから、勉強に専念して、家族にいろいろ手伝ってもらって、それでなんとか受かる試験ですよ」と厳しくも温かいご指摘をくださる方は少なくないです。(その方は親族に会計士もいるとかでリアリティをもってアドバイスくださったと思います。)

 

とはいえ「働いていたら受からない」とそこまで決めつけるのは乱暴かと思います。

 

全体的に長期の受験期間を覚悟して長期作戦ですすめるとか、一時的に勉強専念の年を作るなど工夫することで、働きながら合格する人もいるのを見ています。

 

それと、過去に大型の資格の受験経験があるかないかでも、受験期間に差は出てきます。

もし大型の難関資格の経験がないとすれば、「自分の合格勉強スタイル」がないことがほとんどで、予備校の描くスケジューリングを消化できず長期化する可能性が高くなるため、勉強の進め方や資格をとるステップに注意が必要になります。

 

この会計士の試験に関して言えば、「自分の合格勉強スタイルを持っている(質)」×「勉強時間(量)」の程度で、合格へたどりつく期間が大幅に変わってくるなと私は考えています。

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勉強専念でいこうとすれば、

家計は苦しくなるので、先立って余剰をつくっておく必要もありますし、子どものお世話は必ずしも母親である必要はないものの信頼できる家族の助けが必要になってきます。

 

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ちなみに

CPAの過去の合格体験記の中で、事前の余剰と家族のヘルプがなければ自分は合格できなかったので「その覚悟をして」と、厳しいけれど愛のあるアドバイスを書かれたママさんがいました。

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短期間で合格しようと思うならば、

配偶者の理解と協力の程度は、合格までの期間に直結します。

 

以前のブログで、私が合格できないことを夫のせいにしている他責思考だとコメントくださった方がいて、確かに合格不合格は全て自分の責任であるべきですが、「合格期間」の長さを短くするのも長くするのも、家族の協力や、子どもの成長次第であることは、これは間違いなく影響してくるところです。

 

ゆえに、配偶者との価値観のすり合わせについていですは、こまめにコミュニケーションを常時していかないといけないなと思います。

 

逆に、夫と価値観が合わずとも気合いで勉強されてた方も、以前SNSで見たことあります。

 

でもそうなると、基本的に夫は夫、自分は自分、そうやって一線を引くことになります。

 

私もまた、ここを歩みつつあります。

 

一線を引いた上で、すぐに合格できなくても、それでも合格レベルの質と量の勉強をし続ける覚悟を持たないといけないと思っています。

 

 

あとは、配偶者が難関国家資格の勉強とはどんなものかを知っている夫婦と、そうではない夫婦でもだいぶ違うなと感じます。

 

夫が士業だったり、断念したけれど受験経験者だったりで、妻が勉強を始めると、モーセのごとく家事や育児が手元からなくなり、母親ではなければいけない場面以外は全て家族間でフォローされて勉強に専念できる方も、時々目にします。

 

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ちなみに

私は「うちの夫は超理解派」と心底間違った認識をしていて、このケースを夫に話して(そういう他の家の話を持ち出されたのも嫌だったらしい)、夫に家事をお願いして失敗しました。

 

でもよく考えれば、勉強の経過を話していても(報告がてら)、反応が薄かったです。

 

「えっ、それは自分でやってほしいな」みたいなこともちょいちょい頼まれていましたし、「私が今は直前期だとわかっているのかなぁ」と思う場面は、頻繁にありました。

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夫とのずれは時間軸で発生する

もともと夫婦で価値観が違っていて、それでもエイやっと始めた人もいると思うんです。

 

ただ、うちはもともと似た価値観の夫婦だったなと思います。

 

それがどうしてこうなったのか。

少しお話しして終わりにしようと思います。

 

 

今私は少し嘘を書きました。

 

夫とは似た価値観と言いましたが、それはちょっと違いますね。

 

生活上では似た部分が多かったんですが、人生という大きな枠では価値観に隔たりがあることを私は直感的に感じていました。

 

なので始めた頃から心配したのは、「合格して働き始めたら夫の年収を超えていくけれど、それを夫は受けれられるのか」という夫の男のプライドを心配しました。

 

夫の中には、新しい感性もある一方で、古風な顔もありました。

 

特に古風な顔はがっちりと頑なで、そこは容易には変わらない気がしていました。

 

それゆえ、家事を手伝って〜なんていうのも、夫の古風な顔を少しでも柔らかくする準備運動を狙っていたことは、私の中で間違いなく最初の頃からありました。

 

結論から言えば、それは失敗に終わったんですけれど。

 

でも夫の真の顔を知っていたので、夫が「勉強やめろ」とぶつけてきた時に、「あぁ〜ダメだったな、夫に無理させてたな」と思って、すっと離婚でとお願いしますと結論が出ました。

 

ここが変わらないのなら、もう2択しかないです。

私が勉強をやめるか。

夫と別れるか。

 

私が勉強をやめないで合格して仕事を始めたら、明確に夫との収入額の差は出てきます。

 

夫は必ずそこで苦しみます。

 

もうわかっちゃうんですよ、そこは。

 

そのぐらいの夫婦時間は過ごしてきたので、夫の心のうちは見えます。

 

 

そうなった時、男の嫉妬は女に向かいますから。

 

嫉妬を制御できる男性はいないと思います。

 

隠せても。

 

男の嫉妬は、発動すればけっこう強いです。

 

私は一度、この男の嫉妬で傷つけられたことがあります。

 

夫じゃないです。

 

これが私のPTSDの元凶になったので、ここはすごく私も警戒心が強いです。

 

 

それもあって、夫に男の嫉妬にのまれる前に、距離をとるのが正解だと私は考えました。

 

 

話を戻します。

 

合格した時に、素直に喜んでくれるパートナーか

合格のために、積極的に関わってくれるパートナーか

合格した後も、家族の生活をイメージできるパートナーか

合格した後も、家族の生活をイメージしてくれているパートナーか

 

この辺が私たち夫婦では欠けていたなと思います。

 

 

今私は、この試験に向かうということは、それ相応にたいへんな山だということ覚悟しなければ合格まで辿り着けないと思っています。

 

でも一方で、夫は、私と同じような危機感を持っていないというギャップが生じています。

 

危機感を持って取り組んでいる妻と、資格なんだから自分で頑張るんだよ応援しているよの夫とのギャップが、今は凄まじく隔たりを作っているなと思います。

 

でも忘れていけないのは、「私も勉強を始めた時期にはこの危機感は持っていなかった」ということです。

 

 

私は、勉強を始めた時には、今よりももっと容易に合格できると思っていました。

 

いやもちろん、合格は難しいと思っていました。

 

でも、これほどまで山が高いものだとは思っていなかったんです。

 

 

最初、ここがゴールと思っていた地点は、3合目ぐらいでした。

次に、ここがゴールと思っていた地点は、やっと5合目ぐらいでした。

 

自分が思っていた以上に細かくて、その細かさを全ての範囲で頭に入れ込むことがこんなにも大変なことだとは思ってもいませんでした。

 

ABランクを精度90%レベルで入れ込むのは、思っている以上に大変です。

 

私は最初期の頃、「なんだこの程度なら自分でもできるそ」と思っていました。

 

一方で難関国家資格を過去に経験した人が過去問を見れば、「けっこうヤバいぞこの試験」と思うはずで、そこが受験素人と受験経験者の感覚の違いなんだと思います。

 

 

で、私は↑この3合目5合目の感覚を、逐一修正して上がってきました。

 

自分が甘いことを、何度も何度も自分に言い聞かせて、周りを観察して、周りはどれほどの勉強をしているかを目に焼き付けて、それでも撤退していく人をたくさん見てきました。

 

私は、常に自分の中にある「自覚」を変化させてきました。

 

でも夫は違います。

 

私が受験を始めた頃と、認識は何ら変わっていません。

 

変わりようがないからです。

 

私が積極的に毎回毎回自分の受験の難しさを話していれば、「そうか俺たちはまだ甘かったんだな」と意識を修正して同調してくれていれば違っていたかもしれません。

 

でも、そこまで私は夫と勉強の話を共有してきませんでした。

 

それが、「夫婦で一緒に進む受験勉強」には足りなかったんです。

 

 

あ〜、最初の頃は「これは自分だけの受験勉強じゃない、夫も巻き込まないとゴールできない」と腹をくくっていたのを、ここ数年、忘れていました。

 

まあでも、そこまでやるのは難しすぎるし、自分の力量を見誤っていたんですよね。

 

人の価値観まで私が手を入れてどうこうさせるなんて、驕りでしかないわ。

 

 

だから、「勉強やめてくれ」という夫を前にして思った言葉は・・・

 

嫌だよね、自分を動かされるのは。

特に貴方はそれを嫌がる人だものね。

それを無理やり、ごめんね。

 

 

一方で、私も私で、この数年で「夫とは人生の見方が違うなぁ」という感覚を、じわじわと感じていて、それでもずーっと夫に合わせていました。

 

夫も私に合わせていたし、私も夫に合わせていた。

 

お互いに合わせていたんだけど、やっぱい最後、もうこれ以上は無理だなと。

 

 

 

というところで、総括は以上です。

 

夫婦の話はこれでおしまい。

 

また変化があったら書くと思いますが、離婚に関しては「向かっているところ」で締めます。

 

 

 

勉強に切り替えます。

 

なお、厳しいコメントはちょっと受け入れられる余地がないので、ご遠慮ください。

 

そうではないコメントであれば、どうぞウエルカムです。

 

 

いつも長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

では次、いつもの勉強ブログで。