子育てしながら◆公認会計士試験◆

子育てしながら◆公認会計士試験◆

*・*・*小学生娘の母*公認会計士試験に向け学習中*・*・*

子育てしながら、公認会計士試験の勉強に取り組む日々。

勉強のこと。

家族のこと。

…子どもの中学受験や公文の勉強、夫や家のことも、そのままの現実をつづっています。

今日は、仕事のことを語らせてください。

 

あらためて今の仕事について。

 

グループで3桁〜4桁億円の売上がある非上場で、販社の一人経理をしています。

派遣です。

 

7月中旬からお仕事開始しました。

開始日に出社したら前任者さんはすでに退職しておりまして。

マニュアルがない中でお仕事スタートしました。

 

親の経理の方がマニュアルを作ってくださっていましたので、それを頼りに動き始めましたが、そのマニュアルも費用処理のところのみで。

 

いえ、ものすごくしっかりしたマニュアルなので、とても助かりました。

 

ただその後に、怒涛のように押し寄せる業務量に、この3ヶ月打ちのめされておりました。

 

 

 

一人経理で業務網羅

費用処理は、簿記の知識があって、未払金さえおさえてしまえば楽なものです。

 

もちろん、経理初心者の人はこの未払金が馴染まないので、頭では分かっていても、業務として慣れるまでは苦労すると思います。

 

私は前職で経理デビューしたのですが、この時は業務に頭が慣れるのにすごい時間がかかりましたし、すっごく疲労困憊な数ヶ月が続いていました。

 

今回は、すでに経理は経験済みなので(といっても1年程度ですが)、仕事を始めてすぐに費用関係については処理できていました。

 

 

でもそれで終わらないのが、一人経理。

 

売上は、営業の方がとってきた仕事を発注処理をすることでそのまま売上が起票され、あとはSAPに乗っかって納品、そして請求書の締め日と。

 

そこまでは経理の私はタッチしません。

 

でもそこから、請求書の発行からが経理業務となります。

 

そして一番たいへんなのが、この請求書の「発行」です。

 

 

会社によって、15日締め、20日締め、25日締め、末日締めと異なります。

 

いや普通は末日が締め日でしょと思うのが普通かもしれませんが、会社によって5・10の区切りで締日の設定が異なります。

 

「ごとうび」っていう言葉がありますが、ごとうびは30件くらいの請求書が出ます。

 

月末締めになると請求書は300枚弱ぐらいはプリントアウトしているかな。

 

それらを郵送。

 

それだけなら折って封入して終わりますが、そんなわけありません。

 

 

お得意様によっては、「郵送前にFAXほしい」「PDFメールでもらえれば郵送いらない」とか、ご要望は多岐にわたります。

 

TOKIUMみたいに、システム先にメール送付すればいいだけのところは楽なんですが。

一番楽なのがBillOneでアップロードするだけ。

 

それだけなら本当に楽なんですが、FAXやらメールやら。

 

Ccには誰さんと誰さんを入れてほしいとか。

 

先方のご事情によって、請求書の発行は臨機応変に対応します。

 

というのが300枚弱のうち50件くらいあるかな。

 

請求書の発行は、かなり疲れます。

 

うちも楽々明細とかすればいいのに、とあるシステムの導入は決まっているものの、まだ動いていない状態なので、手作業が今も続いています。

 

 

その他にも、売掛金の管理かなり重くなり始めています。

 

検収書が発行され、支払い通知書とこちらの請求書が一致しているかとか、支払い額とこちらの売掛金額が一致しているかとか。

 

SAPの自動システムですっといけるところもあれば、手作業で100万くらいの入金を、関数使って注文番号と照合して不一致を見つけるとか。

 

地味にたいへんな作業のオンパレードです。

 

 

SAPのトランザクションの数がものすごい増えました。

 

それだけ技が増えたっていうことだけど、それだけ処理も多岐にわたって広がっているということも意味しています。

 

 

でさらに、ここからは愚痴なのですが。

 

販社なので、SAPの権限も部分的です。

 

そのため、いまだに自社の精算表試算表を見たことがありません。

 

仕訳日記帳のみ見れますが、勘定科目も通常使う科目しか権限がないため、全体が見えません。

 

これがものすごいストレスです。

 

 

このストレスにまみれて3ヶ月。

 

ついに昨日、「私は全体が見えない処理の経理は頑張って馴染もうと思っても無理なんだ」とようやく現実を受け入れました。

 

ずっと「処理に徹しよう」「あまり追及するのはやめよう」と呪文をとなえてきました。

 

でも、こういう仕事は気持ち的に向いてないなって、割り切ることに。

 

いや割り切れていませんが、まずは「自分に合う合わないが気づけてよかった」と思って、自分の志望の根源でもある会計士の勉強に徹することを肝に銘じました。

 

正直、まだ前職の上場企業の方が、「子会社まるごと担当」だったので、全部が見えていたのですごく楽しかったんですが、今の会社は、年次決算と募集要項にあって聞くと一人経理だったので、全体が見えると思いきや、実は権限が限定されている仕事だと入ってから気づきました。

 

同じ経理でも、今の方が業務に対するメンタルがきついです。

 

勉強もそうだったんですが、全体が見えるまでが精神的にきつくって、全体の中の立位置が把握できない事象は苦手です。

 

勉強は「いつか全体が見えてくる」と思って続けられますが、今の仕事は権限の問題なので、ここにい続ける限り井の中の蛙のままだと、踏ん切りました。

 

 

でも、ものすごく「とっ散らかっている状態」なんです。

 

前前任者さんは優秀な方だったようですが、マニュアルが一つもないまま退職しました。

 

前任者さんは全く仕事ができないまま、退職しました。

 

23年までは資料が整っているのですが、24年は分類されつつもファイリングはされず。

 

しかも24年からはSAPになり、電子に関しては「野っ原」です。

 

フォルダの中身が全く整理されていません。

 

電子帳簿保存用に整理されたフォルダは一つもない状態でしたから。

 

 

なので、まずは電子帳簿保存法に適した内容でフォルダやファイルを作成してました。

併せてルール作ったり。

 

それでもまだ紙と戦っています。

 

費用は、一部を残して紙からPDFに移行しました。

 

でもまだ請求書の発行は紙でしています。

 

 

初日に100ステップあるとしたら、残り30ステップぐらいまでこれている感じです。

 

たぶん。

 

 

いつかここを離れる前提ですが、簿記3級の人(できれば2級の人)がきても、自立して仕事ができる状態のルールや手順のしっかりした経理環境を作ってからと思います。

 

それができないままに辞めたら、後悔すると思うから。

 

 

 

先週から、社内や子どもから、風邪をもらいまくっています。

 

うつって寝込んだり、なんとかかわしたり。

 

10月で気持ちも安定してきたので、仕事も楽になってきました。

 

仕事の量が減ったというより、私が順応してきたのと形がでてきたから。

 

このまま、勉強との両立をがっつり作っていけるように。

 

珍しく「ここは気合いの月」って思って動き始めました。

 

 

いちおう、職場ではいつも1時間のお昼休みに、自分のデスクでコントレ解いています。

 

連結を眺めて、数字を拾ったりなど。

 

 

 

がんばる。