今年は、長期の夏休みになりました。
販社とはいえ、親が製造業でもあるので、基本的に盆暮は長いです。
今週末、夏休みの余韻にひたりつつ、ちょっと語りにブログにきました。
今年は、中学受験の娘もいるし、お金もないので、のんびりとした夏休みです。
夫も製造業なので、九州から先週戻ってきて、今日また九州に帰って行きました。
いやほんとに、夫は家事をしなくなりました。
これは正確な言い方じゃないな。
やりたい家事、やってもいいと思う家事はしてくれます。
夕飯は「自分が食べたいものをスーパーで見つけて買って作る」のは好きです。
ありがたいことに、夕飯は夫が作ってくれることが何回かありました。
私は片付けとか準備とかですみました。
あとは、気が向いた時だけ家事をしてくれます。
それと本当に困るシーンにヘルプをすれば、気兼ねなく家事をしてくれます。
でもおおむね、私がせかせかと動いていても、手が出てこなくなりました。
なるほど。これが夫の価値観なのだと初めて気づきました。
夫の期待がどこにあるのか分かったので、今後は今回の程度でいこうと思います。
それが嫌とかという意味じゃないです。
相手がやってくれるレベルがわかれば、それ以上を期待しないということです。
嫌味とかではなく、頼んで嫌な顔をされる手前を見極めるのも、こちらの精神衛生上とても大切なことなので。
あとは、結婚したての頃は「毎年旅行がしたいね」と言っていたのですが、ここ数年で気付いたのが、「自分から企画をする」のは、あまり積極的ではないようです。
そのため今年も、私が実家に帰省するついでに、「こんな風に夏休みを過ごそうと思うんだ」と提案すると、中身を埋めてくれる、そんな感じです。
いろいろ考えてくれて、一泊の帰省と、往復の中で楽しい夏休みが過ごせました。
ありがとう。
さて。
昨日は台風もあって、我が家は缶詰だったのですが、そこが象徴的でした。
娘は、ずっとさぼっていた夏休みの宿題とか、公文とか、いつも通りの課題をこなして、終われば机でゲーム、私は会計士の勉強をして、一日中二人とも机に向かっていました。
その間、夫はずっとテレビを見たりごろごろしたり。
あぁ、これかと思いました。
夫とゴールデンウィークに大喧嘩したわけですが、あの時に夫が「俺はのけものだ」とか言っていたんですよね。
はぁ?なぜそんな話になる。そんな対応をしたことないぞと言ったんですけれど。
単身赴任先から戻っても、娘も妻も勉強している状態に、ポツン・・・としていたからですね。
野球とかサッカーとかゴルフとか、スポーツ観戦が好きなので、夜になれば我が家のTVを占拠して楽しみながら夕飯を作ってくれるのはいいのですが、日中が寂しげでした。
話も合わないなぁっていうのも、あらためて実感。
如実に出ていたのが、見たいテレビ番組がけっこう違うことかな。
夫が単身赴任先に行って以来、我が家のテレビはニュースか娘の好きな娯楽かアニメ。
以前は夫にチャンネル権があったのですが、今は私主導でチャンネルを決めてます。
(つまり、スポーツ以外はあまり譲らなくなった。)
21時過ぎはずっとニュースを回していたい方なんだけど、夫はそうでもないみたい。
それに経済の話をちょっと振ってみたけれど、やっぱり興味なさそう。
政治の話は最近少しできるようになったけど、深い話はやっぱりできない。
逆に、夫が大好きなスポーツは、私があまりメンツを知らないので、観戦を一緒にすれば盛り上がるけれど、誰がどうとかという話題はいまいち。
縁側でのんびり語らずに横にいられる人だけれど、同じ話題で共感していける人ではないんだなぁと少し寂しくもあり。
夫は、かなり寂しがり屋なので、私を物足りなく思っているのかなぁとか。
いろいろ浸りながらも、夫が去った土曜の午後、ここぞとばかりに勉強をしている私も私だなとため息つきながら、このブログに今の気持ちを書きました。
夫婦って、奥深いけれど、面倒だし、でもありがたい存在でもあり。
う〜ん。