論文が終わった直後にこういう負のことを書くのは、人としてどうかと思いましたし、まだまだ自分がダメージを受けていたので、少し記事を書くことをためらっていましたが…
論文から3日たちましたし、書かせていただくことにしました。
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母の、精神科での初診が終わって、だんだんと正常運転になってきたと思っていたのに…今回の方がダメージ大きすぎました。
金曜日、都内の臨床心理士の先生のところに行ってきました。
まずは自分のメンタルケア。
やはり、母の初診で付き添っていた時、軽躁状態の母の躁的な調子には、私もけっこう疲れてしまっていたので、自分のメンタルも整えるつもりでいろいろ話してきました。
あとは、母の今後の治療についても相談しました。
いちおう母の治療には、毎回私が付き添っていくことは無理なので、どうしたらいいだろうかと、先生のお知恵をいただきました。
そうねぇ、お母さんの先生に基本的にはお任せするにしても、「何かあったら連絡ください」って、お母さんの先生に伝えておいたら…とアドバイスいただきました。
それで、手紙を書くことにしました。
これがトラップでした。
「何かあったら連絡ください」というのと併せて、「母の過去出来事について」も添えることにしたのですが…
振り返るほどに、気持ちが重くなっていく。
思い返すほどに、母がずっと前から軽躁状態が時々起きていた可能性が出てくるのです。
私は素人ですし、軽躁状態は分かりにくいので仕方ないのですが、それにしても思い当たる節がいくつも出てきました。
愕然とする…という言葉が一番ぴったりします。
そして今まであまり考えないようにしてきましたが、本当は私、母のいろんな負のことに巻き込まれて、すごく傷つけられてきたことに気づいてしまって、それがさらにショックで。
母には、安易に借金する傾向はありました。
今よりもっと稼げばいいんだと言って、いろいろ手を出しました。
返しきったものもありますし、まだ残っているものもあります。
私の大学の費用も、だいぶ奨学金でまかないました。
正直、額が大きくなったので、休学なり退学なり私の方からは話したんですが、母がヒステリックを起こし、私もそれに負けてしまいました。
おかげで大学卒業できましたが、大きな負債が残りました。
そして、母が「私の責任で返済する」と言ったものの、その力はなく、今、その借り入れを私が返済しています。
もちろん私の学業ゆえの借り入れなので当然です。
しかし、額としては大きすぎます。
母の選択には、今でも疑問は残っています。
他の手段は、間違いなくあったと。
他にも、ヒステリックな母、尊大な母は時々見受けられ、そのたびに、私が誰かに頭を下げることはおきました。
一番嫌だったのは、警察の方が仲裁に入っているところに私が呼び出されて、母の代わりに謝罪したことかな。
屋根瓦の補修をするという契約、リアルに印を押す直前に私が気づいて止めにかかったこともありました。
いつも「困った母」を止めたり、なだめたり、娘らしくない子ども時代だったようにも思います。
とても辛かった過去をいろいろ思い出してしまったんです。
そんな躁状態だった母の過去を、書き出しました。
精神科の先生宛の手紙を書き始めて、とにかく重くて重くて、辛くなりながらも、なんとか月曜日に書き終えました。
ポストに投函したら、少しは楽になるかな…と思ったけれど、ちょっとは晴れたけれど、やっぱり重いものは続いています。
過去の話しが過去だけならいいけれど、今でも残っている負債もあるし、今後の母のことを考えると、決して楽観できない。
朝目覚めた時から、重い気持ちがずっと響いて、本当に自分でも悲しくなるくらい、テキストもノートもWeb講義も開けなくなってます。
毎日淡々と勉強をしている子育てママさんもいて、子育てママは強い!と思って、自分に言い聞かせて頑張ってきた。
7月は、あっちこっち解約のお願いをして回って、
8月はお盆前に認知症の検査もしたし、
お盆明けには母の精神科の受診も促せた。
やることやりきった。
全部、できるケアはしたし、フォローもやりきった。
でも最後に、自分がとても疲れてしまっていて。
脳内がピタッと止まってしまった。
心が止まってしまった。
疲れたなぁ。
私、小さいころから頑張ってたんだなぁ。
いろいろしんどいこと、多かったなぁ。
って思ったら、涙が止まらなくて。
全部放り投げて、
しばらく現実から逃げたいなと思って、
逃避行の旅に出たくなったけれど…
そしたら娘の保育園のお迎え誰が行くんだ?
ってなって、少し現実に戻った。
だから、今は泣くしかないなぁと。
守るものあるし、
現実はここにあるし、
逃げるわけにはいかないし、
ご飯つくらないと。
ほんとは、この試験は止まっている場合じゃないし、休んでいる場合じゃないのはわかっているし、止まっても受かるほど甘い試験ではないのはわかっている。
だから、頑張らないと
…って何度も自分の両頬を叩いてみたけれど。
でもやっぱりちょっとしんどい。
だから…
少し、止まります。