
昨晩、寝る前に企業法をやったら見事にはまってウハウハしながら一問一答をしてしまったので、寝付けず…そのまま今朝も引きずる結果に。
交感神経と副交感神経の切り替えに失敗したのね。
この辺、やっぱり歳かしら。
モチベーションの修正を早くしないと。
監査論、やっぱり楽しい。
このところ、自分に鞭を打つために「好きな監査論は優先度下げて後回し」だったのが、そろそろ本格始動しなければならず、今日は一番最初に手を付けた。
監査論特有の言い回し、「限りなく適切な言葉にする」と、ああいう監査基準や意見表明の表現になっていくのよね。
哲学科出身の私にとっては、馴染みのある言い回しw
感覚的にフィットできない人は、どこまでも苦痛なんだろうなと想像はつきますが。
あと好きなのは、もともと「監査」っていうものを仕事を通してだったり、主人を通して、「監査される側」の立場を見たことが多々あるから。
いわゆる業務監査っていうもの。
ある種、JISやISOもそうだし、最近では病院も業務監査入れてるし、多岐にわたって様々な業界で業務監査してますよね。
業務監査は、法律的な強制力はない任意ゆえ、それぞれ企業が「監査をするメリット」があると見て、導入しているわけで。
それ故に、それなりの大金を出して、組織の信用を表明してもらうというのも監査の一面でもあると感じます。
その為に、監査当日まで現場はバタバタです。
主人の言葉を借りると
「良くも悪くも、帳尻を合わせるのがメリットにもなり、デメリットにもなりうる」というセリフにある通り、得たい信用のために、それに足りる環境を整えることは、会社を良くすることにつながる(逆効果の場合もある)という現実。
この言葉は、私の心をぐっとつかみました。
あとは、私が初めて会計監査の意見表明の書類を見た時の衝撃も、一生忘れられない。
とある企業の財務諸表を見て、「えぇ~これ本当?」と疑問を持ったときに、ぺら一枚そこには添付されていて。
読んでみたら、「この財務諸表は適正です」って書いてある!!
どこの誰が適正だと言ってんの?
この人、信じていいの?
何をもって適正だと言ってんの?
その根拠は!?
本当に適正なの!?
信じていいの!?
というのが、人生初めてのA/Rとの出会い。
ちなみに、私はその財務諸表が適正と思えなかったものだから、衝撃はさらに大きかったわけです。
だって、毎期同じような数字の利益が出ているんです。
おかしくない?
会社って、いろいろな影響があってそれが自然でしょ。
海外の子会社だってそれなりにあるのに、「為替の影響を受けて減です(増です)」と言っていながら、毎期ともに利益は同じ水準。
おかしくない?
確かに、固定費の割合が高くて、変動費も毎期そんなに変わらないような業態だし、売上高も大きな増減が発生しないような組織だけれど、でも、なんだか…
キモチワルイ。
古い時代の財務諸表はそれが顕著で、もしかしたら含み益経営の会計基準順風満帆時代だったからかもしれません。
4年ほど前にもう一度見たら、最新のP/Lが各期の利益が上がったり下がったりしていたので、いろいろ変わったのかしらと思っていました。
でも印象が悪かったのが、利益が下がっても配当金は例年通りの額で、利益が上がった時には配当金が上がったという…。
これが企業っていうものなのね。
そこは非公開会社だったので、創立以来の同族株主の存在感を強く感じました。
その時に比べ、当時はP/Lの数字しか分からなかったけれど、だんだんとB/Sも見れるようになって、ちょっと嬉しくなっている今日この頃…。
それにしても…・
この「監査」って、なんなのよ~!
と思って初めて知ったのが、公認会計士という職業的専門家。
その時には、自分がなりたいと思うなんて全く予想していなかったけれど、今、私は必死に勉強しているわけです。
はっ!
またテンション上がってきちゃった。
早く寝よ。
そして、早く起きよ。