出産レポ②です。
宜しければお付き合いください◡̈︎*♚︎‧*˚✩︎‧₊˚
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手術前
スクショして
元気をもらった
トツキトオカ画面です。
マタニティ期間
トツキトオカには
とっても救われたんだよね。
この日で最後だと思うと
少しだけ悲しかったな。
ドキドキしながら
手術室に入ると
たくさんのスタッフの方が
着々と準備されていました。
まさに
コウノドリの世界。
当たり前なんだけれど
みんな
慣れた手つきで
テキパキと働かれていました。
この方たちにとっては
これが日常なんだもんね。
私は
一生に一度の大仕事をする覚悟で
めちゃくちゃ震えながら緊張している。
追いついていないのは
私の心だけなんだなぁ。
そんな
気持ちの温度差に
そして
手術室に流れる音楽に...
違和感
を感じながら
手術台へ登りました。
手術室に流れていた音楽...
妙に明るめのオルゴール音で
私の恐怖心を最大にしました。
違和感って
恐怖を与えるのかも。
手術室に入ってからの流れは
こんな感じ。
①麻酔(脊椎麻酔)
↓
②尿管カテーテルを入れる
- ↓
- ③麻酔がきいているかの確認
でもね
あまりの恐怖で記憶が曖昧です。
手術台に登ったら
同時進行で色々な事が行われました。
まず
手術着を脱がしてもらい裸に。
少し恥ずかしいけれど
すぐに隠してもらえます。
そして
身体には心電図装置。
右手は、血圧を計られて
左手は、点滴を...
そして
横を向き
海老のように🦐
腰を丸くするように言われます。
そう!
ここから
腰に麻酔を( ;꒳; )
腰に麻酔
って聞いただけでも痛いよね
もーね
本当に本当に怖かった。
恐怖心から
泣きそうな私に
仲良くなった助産師さんが
ぎゅっと力強く
手を握りしめてくれたので
私もすがるような気持ちで
助産師さんの手を握りしめました。
人の温もり
って
安心感がすごくて...
手を握りしめてもらえたことで
とても救われました。
そのあと
腰に麻酔を。
少し痛かったけれど
想像より痛くなくて
ホッとしました。
その後
コンコンコンと釘を刺すように
何度かに分けて腰に麻酔が入りました。
この時の私の心は...
麻酔は効くのだろうか?
帝王切開って
麻酔が一番痛いと言う人が多いから
恐怖の山場は越えたかな?
なんて思っていたら
麻酔が効いているかの確認作業。
でもね
ここからが
地獄のはじまり
でした。
どうやら...
麻酔が効きすぎたみたい
腰に麻酔が入ってから
どんな感じだったのか
例えると...
すんごい高いビルに張られたロープの上で
V字バランスをしている感じ。
意味不明でごめんね。
下半身の感覚が全然ないから
少しでもバランスを崩したら
地面に落下しそうな
とても
不安定な感覚
この不安定さが
とにかく気持ち悪くて...
恐怖心のピーク。
こんな状態...
心がもたないよ
yuriさん、まっきーさん
すごすぎるよ(/ _ ; )
私、ここから逃げ出したい
こんなに怖いなんて
2人目は絶対無理だわ。
彼よ、ごめんね。
と
本気で思ってしまいました。
そんな状態だからか
心拍が上がってしまい
ピーピーピー
と
危険なアラーム音発動。
医師から
「輸血ライン確保!」
なんて言われ
太い針をブサリ💉
針を刺される前に
指で血管を触られただけで
その血管に刺したら
絶対絶対痛いよ
と
確信できたので
そこは
やめて下さい
って言ったのに
無理やりブサリ💉
うん。激痛でした。
この時の研修医を少し恨んでます
この注射跡も今だに消えない
そのあと
手術台に両腕を固定
あまりに痛くて
あまりに怖くて
あまりに不安定で
涙ポロポロ。
こんな状態で
今から手術がはじまり
お腹を切られて縫われて
少なくとも30分くらい?
絶対耐えれない。
どうしよ。どうしよ。
と
絶望感に襲われた瞬間...
お腹をグイッ
と押されて...
その瞬間
ウギャー
ウギャー
って。
あれ?
あれ?
あれれれれ?
既に
お腹
切られてた
麻酔ってすごいよね。
私
手術が始まってるなんて
ぜんっぜん
気付かなかったよ。笑
驚いたのと同時に
赤ちゃんが泣いてくれた事が
とても嬉しくて
ホッとしました。
そのあと
32週と早すぎる出産になった赤ちゃんは
すぐに保育器に入り
NICUへ。
手術に
NICUの先生が3人も
立ち会ってくれていました。
産まれたばかりの赤ちゃんの姿を
見ることは出来なかったけれど
赤ちゃんが泣いた事にホッとして
あんなに恐怖に包まれていた事が
嘘みたいに
ウトウトし始めました。
寝ることはなかったけれど...
「赤ちゃん泣いたなぁ。
泣き声、聞けたなぁ。
少しヘタッピな
ペンギンさんみたいな泣き方だったけれど
可愛かったなぁ...。
でも
本当に
私のお腹の中に
もう1人
人間がいたんだなぁ( ;꒳; )
すごいなぁ。」
って
手術室の天井を見上げながら
ひとり、ひっそり感動していました。
人生の中で
一番怖い日だったけれど
一番嬉しい日。
なんだか、、、変なの笑
なんて思っていたら
想像以上に早く時間がすぎ
恐怖の手術室から病室へ
運ばれたのでした。
次が最後です。
つづきます。