術後の患部の洗い方 | 隆起性皮膚繊維肉腫になりました~DFSPってなに?

隆起性皮膚繊維肉腫になりました~DFSPってなに?

隆起性皮膚繊維肉腫(DFSP)という皮膚がんになりました。100万人に5人という珍しい病気らしくて、体験者の情報があまりないので、誰かの参考になればと思いブログを始めました。

【傷の洗い方】
脛にぼっこりほげた傷を毎日洗う。この洗い方は、怪我した時にも役立つので詳報します。褥瘡処置が得意なナースさんが教えてくれた。

(1)まず手をきれいに洗う
(2)傷を保護しているガーゼをそーっとはがし、変な色がついてないか、変な匂いがしないか確認する
(3)石鹸をモコモコに泡立てて、傷に泡をそーっと乗せる。傷の隅々に泡が行き届くように、優しく優しく泡を押したりなでたりする。
(4)ぬるま湯のシャワーをそーっとかけて泡を洗い流す。
(5)傷の水分をふき取り、ガーゼで保護して終わり

いくつか注意点を。
(2)の変な色や匂いは、よくわからないけど、緑色のものがついてたり膿がでたり腐敗臭がしたら大変。
(3)の石鹸は、普通の石鹸やボディソープ。殺菌用とかは強すぎるのでNG。
(4)のシャワーは弱水流なんだけど、水流を弱めると、シャワー状が保てずにじょぼじょぼ・・・ってなったりするでしょ。うちのシャワーは水圧を落とすと冷たくなるし。そんなときには秘密兵器を導入!

 

 

うちでは洗浄ボトルと呼んでますが、一般的には「お好み焼きにマヨネーズをチュルチュルっとかけるやつ」として売ってます。これだと自分のタイミングと量でお湯をだせるので、便利。患者さんの褥瘡処置にも使ってます。赤ちゃんの首や顔の近くを洗ってあげるのにもいいですよ
(5)のガーゼは、不織布ガーゼ。傷に貼りつかないので交換時が楽。ただ高いので、わたしは直接肌に触れるのは不織布ガーゼで、上から数枚普通のガーゼを当ててます。普通のガーゼは10mの反で買えば安い。

 

 

 

 

 



このころは毎日、傷の写真を撮っていました。見たいかたは連絡ください、直メで送ります(家族には全員に断られた)