みなさん、こんばんは

ニコニコ


またまたお待たせしましたあせる




前回書いたように、冷静に考えたらものすごく怖い状況なのに、2号店オープンを告知したらたくさんの方からお祝いメッセージもらって、ますますテンション高くなった私。


カフェ営業を続けながらの新店舗オープン準備は、想像以上に過酷でしたが、長年支えてくれたスタッフであり店長になってくれたTちゃんに助けられながら、テンションだけで頑張りました。



当時、買っても買ってもまだ必要な備品がある…という状況に、すごく疲れを感じたのを覚えています。
2005年のカフェ開業準備の時は、備品選んで調達するのも楽しかったのに…。



一方、新店舗の方では、複数の問題点も浮き上がっていました。


店舗の造り(厨房の位置やスペース的なこと)の問題と、私とスタッフの能力の関係で、出せるメニューに限界があり…

それなのに、バックアップしてくれてる方とその繋がりの協力者の方々との打ち合わせで、当初私が考えていたコンセプトとは別の方向でコンセプトを打ち出していたため、それに合わせながら、現状と照らし合わせてメニューを決めるのは至難の業でした。




実は、私から見て凄い実績と人望を持っていたこの方々に関わってもらうことで、私は「もうこれで安心。この方たちに関わってもらってれば成功間違いなし。」というような、他人任せというか、短絡的というか…そんな勝手な想いを抱いていたのです。


尊敬していた方たちなだけに、自分の意見をなかなか言いづらかった。 
(自分を下に置いてたんですよね)



さらに、この話をくれた知り合いは、新店舗がオープンするその公共施設の責任者だったため、いろいろと味方になってくれていて、それにもとても安心感を抱いていました。




でも、これがのちに悲劇に繋がっていくのですが…ガーン



 



そして…




私はこの時期、とてつもない大きなミスを犯しています。



それは、そもそもこの新店舗出店自体が大きな失敗だったのですが、それを未然に防げたであろうサインを、なんと私はスルーしてしまったのです…ガーン

一瞬それに気付いたにもかかわらず…。








ひとつは、その施設のレストランスペース奥にある厨房に、初めて足を踏み入れた時感じた、
 



ここ、嫌な感じがする…

なんかちょっと怖い。
別の言い方すると、なんか(●●とか)いるんじゃないか…的な。



という感覚。





だがしかし。
もうすでに出店を決めていた私は、それをほぼ無意識のうちに打ち消しました。


こんなの気のせい気のせい…!
大丈夫大丈夫!と。








もうひとつは…



そこの施設との契約にあたり、簡単な事業計画書を提出しなければいけなかったのですが、簡単だったがゆえに、元々計画書作るのが得意な方だった私は、あまり深く考えずに作ってしまったんですね。

その売上予測、収支計画が一部甘いんじゃないかと指摘されて直したんですが…


その時に、うっすら気付いてたんです。



あれ?この収支計画、これでもかなり甘過ぎるんじゃない?ホントにこんなに上手くいく?
もしも、この通りに行かなかったら、大変なことになるよね?
ヤバイよね??
お金、大丈夫?




…と。

しかしながら、私はこの声も打ち消してしまうのです。




まぁ、何とかなるでしょ。


凄い人たちも付いてくれてるんだし。


普通にやってれば赤字にはならないみたいなこと言ってたし。



…なーんて思いながら。






今思えば、ホントにバカです滝汗ゲローガーン



いやいや、そこ、スルーしちゃダメ〜‼️

…って叫びたい(笑)





このシリーズ、「自己紹介」テーマで書いてますけど、「実体験からの起業お役立ちシリーズ」でもありますからね笑い泣き




これから自分のお店を持つ人には、ぜひ反面教師として参考にして欲しいですショボーン






さて…


この後どうなるのでしょうか!?


精神的・体力的・時間的にかなり厳しかった準備期間を経て、ついに新店舗オープンの日を迎えます。



ここまでの苦労は、まだまだ序章に過ぎなかったのです。