過去記事「人生に奇跡が起きる『縁』結び」

https://ameblo.jp/happylife3749/entry-12421553623.html


「江島直子さんのご神託」

https://ameblo.jp/happylife3749/entry-12421577028.html


に続きまして、各神社についてレポートしていきます。


まずは、出雲大社から。

正式名称は、いずもおおやしろ。


毎月旧暦の10月に八百万の神が集う出雲大社は、

かつてその高さが約96mもあったと言われる。

現在は約24m。

いにしえの建築様式をとどめる社殿は、

国譲り神話にも登場する。


葦原中国(あしはらのなかつくに=高天原と黄泉の国との中間にあるとされる地上の国)は、

天照大神(あまてらすおおみかみ)の系譜に連なる者が統治すべきだと考えた神々は、

大国主神(おおくにぬしのかみ)に国を譲るように伝える。

これに対し、大国主神は息子の事代主神(ことしろぬしのかみ)と

建御名方神(たけみなかたのかみ)が同意するならば、と答えた。

結局、息子らが国譲りを認め、葦原中国は天照大神の孫

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が治めることになった。

この時、大国主神のために建てられた宮殿が出雲大社である。



武甕槌神が降り立った稲佐の浜

国譲り、国引きなど神話の舞台となった浜。

出雲大社の西にある。


国譲りを迫られた大国主神は、息子たちに意見を求めた。

釣りにでていた事代主神は受け入れるべきと答え青柴垣(あおふしがき)の中に隠れ、

反対した建御名方神は天照大神の使者

武甕槌神(たけみかづちのかみ)に力比べを挑んで敗れた。

こうして、葦原中国は引き渡された。


弁天島はかつての浜のはるか沖にあったが、

今は砂浜にある。

島の上には鳥居があり、海神(わだつみ)の娘

豊玉姫(とよたまびめ)を祀るが、

神仏分離以前は弁財天が祀られていた。


出雲大社に向かう車で大渋滞!

バスから降りて歩いて稲佐の浜まで向かいます。

記念写真を撮ったらすぐにそのまま歩いて出雲大社へ。

歩いてる途中で、江島直子さんが

ニギハヤヒのお墓に家を買った話をしてらしたのを横から聞いていた。笑

他にも龍と蛇の違いについてなど話されてました。



巨大注連縄!神楽殿

長さ13.5m、重さ4.4tもある注連縄(しめなわ)は、

拝殿の注連縄(長さ6.5m、重さ1t)よりさらに巨大。


出雲大社の注連縄は結い始めが左で、他の神社とは逆。

これは通常、向かって右を上位とするのに対し、

出雲大社では伝統的に左を上位とするため。


14:00

神楽殿にて縁結大祭のご祈祷を受ける。

神在祭最終日とあって、すごい数の参拝者!

鳥居もくぐらず祓社に参拝する時間もなく、

神楽殿に直行し、ご祈祷に滑り込みセーフ。

江島直子さんはここでご神託を受け取られてました。

わたしはご祈祷後半、視界が二重に見えて、ちょっと異空間を体感したかも。

最後に神在餅とお守りを頂く。



大社造の本殿

切妻造、妻入。

平面は約10.9m四方高さは千木まで約24mの巨大な建物。

昔はさらに大きかったと伝わる。


本殿を囲む瑞垣の外、八足門の前に大きな拝殿が建つ。

ご祈祷を受けてない人はここから参拝。

ご祈祷を受けた私たちは、

八足門をくぐり楼門から御本殿に向かって参拝できます。

さすがは限られた人しか入れない場所だけあって、

波動エネルギー(気)が気持ち良すぎて、

いつまでもここに居たいと思いました。



瑞垣

縁束(えんづか)の礎石から約4.2mの高さがある。

この内側に玉垣がもう一重回る。


瑞垣越しの御本殿、

御向社(大神大后神社)、

天前社(神魂伊能知比売神社)







瑞垣越しの御本殿と筑紫社(神魂御子神社)




本殿の裏側には、

大国主神が助けた「因幡の白兎」がたくさんいます。


淤岐島(おきのしま)から因幡へ渡りたい白兎は

サメにお互いの一族の数比べを持ちかけ、

島から岸まで並んだサメの背を数えるふりをして渡った。

しかし白兎はだまされたことに気づいたサメに毛皮をむかれ、

さらに大国主神の兄たち(八十神やそがみ)が教えた嘘の治療法により苦しんだ。

その白兎に体を真水で洗い蒲の穂の花粉をつける治療法を教えたのが大国主神だった。



この時、大国主神は八上比売(やがみひめ)へ求婚に向かう途中だった。

兎の予言通り、大国主神は八上比売と結ばれ

葦原中国を開き、治める神となった。



出雲大社摂社:素鷲社(そがのやしろ)

御祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)

由緒:素戔嗚尊は三貴子(天照大神、月読尊、素戔嗚尊)の中の一柱であられ、

天照大神の弟神にあたります。

出雲国に天降りされ、肥河上に於いて

八岐大蛇を退治されて人々をお助けになり、

奇稲田姫を御妻として大国主大神をお生みになられました。



出雲大社末社:釜社(かまのやしろ)

御祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

由緒:素戔嗚尊の御子神で食物をつかさどられる神様であり、

全国にある稲荷社の御祭神です。



出雲大社摂社:氏社(うじのやしろ)

御祭神:天穂日命(あめのほひのみこと)

由緒:皇室の御祖先神であります天照大神の第二の御子神で、出雲国造家の御祖先神です。

大国主大神の"国譲り"に際して、その功をあらわされました。

天照大神の御言葉によって出雲大社へ大国主大神が

お鎮まりになると共にその祭王としてお仕えする事になられました。

現在の出雲国造(出雲大社宮司)は天穂日命以来第84代目の直系の裔です。



出雲大社摂社:氏社(うじのやしろ)

御祭神:宮向宿禰命(みやむきのすくねのみこと)

由緒:出雲国造家の祖神天穂日命の第17代の裔です。


本殿、摂社、末社共に、大社造、外削ぎの千木、三本の鰹木で統一されている。




東十九社


西十九社


神在祭に八百万の神が泊まる場所



16:00~16:45

拝殿にて神等去出祭(からさでさい)に立ちあう。

神在祭に集まった神様たちのお見送り。

産土の神様をお連れして地元に帰ります。



17:00

バスに乗って出雲大社を出発し、宿に向かいます。


過去記事「神在祭」もご参考に

https://ameblo.jp/happylife3749/entry-12419986519.html


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参考文献:神社の解剖図鑑