元うつ病で今は元気に働くAさんが、職場の上司に、注意されました。
内容は、施設の利用者さんの人間を見ないで、あなたは、物しか見ていない、物を見てことを処理した、と注意されました。
でも、その叱責注意に数日落ち込みましたが、
見事に、乗り越えました。
そして、私は、その乗り越え方をぜひ書いてください、と頼みました。皆さんの参考になるので、人のお役に立つので、と。
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Aさんの答えメールです。↓
まずは、
間違えた 対応ではあったけれども 、その時の 自分にできる精一杯のことをした、神から見て恥じることはしていないという 自信が自分の中にはあった、
自己否定ではなく反省の方に持っていこうと 、なるべく 意識していることが自分の中で 定着してきた、
恭子注:日本人は、自分はダメです、とか自己否定するのが反省、と間違って思っていますが、自己否定と反省は違います。反省は前により善く進化するものです。
注意は 咎められてではない、 人格否定をされているのではない、物事主義、
できない自分 に鎧を着せなくなった、 できない自分を 素直に受け止め 、出すことができるようになった、
( 鎧を着たままでは人は成長できないと 、ようやく気づけた)
恭子注:
鎧(よろい)とは、自己防御、言い訳して自分は悪くない、と心の中で必死に自分を守っているのが鎧。傷つかないように、自分の本当の心、存在を出さないための鎧。
お忙しい中 わざわざ時間を作って指導してくださった 上司への感謝
(ただ口先だけで謝るような、 いい加減な仕事をしているスタッフであればこんなにもきっちりとご指導はいただけなかったと思います)
今回 上司からご指導が頂けたことで自分の中の 父とのトラウマに少しだけ気づかせていただくことができた、 そのことへの感謝
恭子注:彼女はお父さんからお父さんの考えが全て正しい、と押し付けられて、それがトラウマだったのに、自分が利用者さんに同じこと、正しい私の言う通りにしなさい、と押し付けてしまった、と気がつきました。
仕事が好きだと思えることに 感謝して、毎回仕事に入ることができている…
かなと思います。
全て 先生の「食べ物を変えると からだも運命も変わります」岡田恭子 河出書房の87ページ
に載っている教え かなと思います
恭子注:一番大切なノウハウは、感謝、だと思います。
Aさんは、どこでもどの人にでも感謝しています。
87ページから一部
・物事本位(自分がバカだから、とか、自己否定するのではなく、物事を解決する方法論を工夫する)
・できることは精一杯、出来ないことはごめんなさい
・ま、いっか、次いこう
・重荷を背負うな、責任を果たせよ
・正しい正しくない、ではなく、好き嫌いでみる
・人から見て、ではなく、神から見て恥じない行い
(日本人は人から見て恥ずかしくないように、と育てられる恥の文化があります、西洋は、罪の文化)
・できる人よりできたひとを目指せ
(仕事ができる人を私達は目指しますが、そうではなく人の心を大事にする人柄のできた人を目指す、その方が人に愛されます)
などなど