Cさんの例から…成功体験もいっぱいあるのに、失敗体験ばかりをフィードバックするCさんが変わった
パニックをおこして日常生活もできなくなったのです。
一時は、身長158センチのところ、30キロを体重が切りました。
不安で、胃痛になり、食べられなくなったのです。
一つ一つ、私に言われたことを実践しました。
と書いて、そのままでした。
今は、158センチ、44キロになりました。
栄養が足りてきて、身体も元気になりました。心も元気になりました。
健全なる身体に健全なる精神宿る。
1年、かかりました。元気になりました。
どうして、変われて、元気になってきたのか?
を、書いて、とお願いして来たお返事メールです。↓
Cさんからのメールです。
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身構えてしまう、というのも頭で考えてまとめようとしてしまっていることなのかな、
先生が最近よく言われている、魂で感じたことをポンポンと 食事の備考欄に書く(ありがとうノート)、ということとは違ってしまうのかな とも思うのですが…
すごく大事な気づきが腑に落ちそうで、でもまだ言葉になって出てきません。
成功体験に シフトできた体験というのは、
何度も先生にできたことを見なさい、プラスを見なさい、
また、パニックをなくそうとするのではなく、パニックがあるがままに目の前の事を一つずつ具体的にやっていきなさい、と言い続けて頂き、
まずは、
パニックがあってもいいから、とにかくパニックがあるがままに、とにかくとにかく、目の前のことを一つずつ、体を動かしながら、やっていく、
それを頭で思い、 今すべきことを一つずつ口に出しながら繰り返していきました。
たとえば、
味噌汁をこぼしました、
(パニック!)
まずぞうきんを持ってきます、
ぞきんが乾いているので、ぬらします、
それが綺麗なぞうきんだったので、
汚れてもいいぞうきんと取り替えます、
ぬらして床を拭きます…
ああ、こうやってパニックおきていても、一個ずつ、やっていけばいいんだ…
(気付けばパニックが治まっていた…)
それを何度も何度も繰り返していくうちに、
本当に、
パニックがあってもいい、
パニックがあるがままに、
目の前のことを具体的に、
一つずつひとつずつやっていけば必要なことはできていく 、
そのことに感謝なんだな、
できなくても、やろうとする意欲にも感謝なんだな、
朝起きて目が覚めるということそのことは決して当たり前ではないということにこの病気が気づかせてくれた、
恭子先生と出会わせてくれた、
そこに感謝なんだな、
それが再び、頭だけでなく心と体に染みていきました。
ではなぜ、いままで 成功体験もいっぱいあるのに失敗体験ばかりをフィードバックしていたのか 、
なぜ今までそれが出来なかったのか、
そう思った時に、
2018年5月8日、「自分の心は思い通りにならない」のブログを思い出しました。
ここに全て書いてくださってある、と思います。
働きたかった、憧れの本屋でせっかく働き始めたのに、
ベテランの先輩に 隣でイライラされ、
その時に相手がどんなにイライラしても自分は毅然としていられますように、
と かっこつけ、心を思い通りにしようとし、それが結局胃に来てしまった、
不安神経症の人がお買い物を頼まれて「堂々と」行ってくることを目的にしてしまった、
本当はドキドキしながら頼まれた買い物を「買ってくる」こと、が目的なのに。
学校の勉強は努力をして 出来る方だったので、
すぐに仕事を覚えてスラスラとできることを自分に課してしまっていて、馬鹿だと言われることが苦痛。
結局人からよく見られたいと言う見栄欲、自分の価値基準がそっちだったのです。
バラの造花に憧れていたのです。あるがままの自分ではなく、バラの花になろうとしていたのです。
だから苦しかったのです。
神から見て、大きなもの、自然から見て恥じない生き方をしたい。
最近ようやく少しずつ心の底から、本気でそう思えるようになり、
心と体の真ん中がどっしりと落ち着いてきました。
そうしたら、4月の初回 のお教室の日、
駅からお教室までの 道すがら、
八重桜が優しく美しく迎えてくれているのを見たとき、
私は私として、「あるがまま」に生きたい、と 、
また自分の本当の声が出てきてくれたのかもしれません。
(本当は、生きて仕合わせになりたい、と思っていた時の様に)
「あるがまま」とはハラハラドキドキしながら物事本位に仕事をすること。
今の職場でもお一人私に対してイライラしている方がいらっしゃいます 。
時間内にまだ仕事が終わらないことも多く、
その方から去年、
時間内に仕事が終わらないのであれば、
まずは改善をする方向で、
終わらなければ次の時間帯の人に仕事を頼むこと、
本来の勤務時間以外で何か起こった時に 責任が取れないので極力勤務時間以外は仕事をしないこと、
と大変愛のある暖かなご指導いただいたのですが、
今私は逆のことをしてしまっているので 、
相手の立場からすればイライラしても当然、
でも、体調も上向き、腕の状態も良くなってきていて、努力もしているので、もう少しお時間をください、
と心の中で思い ながら、ハラハラドキドキしながら( でもやっぱりこのお仕事は大好きでとても楽しく)お仕事をさせて頂いています。
でもさらに上の責任者の方は、本当に温かく私の成長を見守って、待ってくださっており、今まで一度も嫌な対応をされたことがありません。
本当に度量の大きな素晴らしい上司に恵まれたと思っています。
その方の為にも良い仕事が出来るようになりたいと思っています。
また先日、
まだ私には心を開いてくださっていない利用者(知的障碍者の施設が職場)さんがいらっしゃるのですが、
その方に(コロナ対策のため)手洗いうがいお願いしますと言ったら、
「めんどくさい」、
とつぶやかれました。
そのつぶやき聞こえてるぞーと思いながら、
でも即座に
「 ごめんね、めんどくさくてー。 体温測定もお願いしますね」
と 笑顔で体温計を渡している自分がいました。
マイナスのことでも本心を私に出してくれたのがちょっと嬉しかったのと、
その直後に気づいたのですが、
その利用者さんはいつも自転車通勤なのですが、
カッパを着て、
しかもボックスティッシュの5個入り、
を買ってきていました。
さっきまであったはずの、
自転車の鍵がないと言い出し、
私がすぐ外を見たところ、自転車の隣の台の上に、ちょこん、と鍵が置いてありました。
ああ、よっぽど疲れてたんだな、とその時思いました。
相手の気持ちが分かる人に人間関係の悩みはない(と恭子先生にいつも言われていた)…
本屋で先輩にイライラされた時の経験を、今 生かすことができているのかなと思っています。
その先輩のフルネームも毎朝お唱えていますが 、今改めてその先輩には感謝をしたいなと思います。
そして、 でもやっぱりあなたのイライラは嫌でしたと、いう想いも込めながら…
6対4、6対4、
「食べ物を変えると からだも運命も 変わります」岡田恭子 河出書房 87ページ
(善対悪 の比は 6対4 でよろしい)
私は天使ではない、人間なんだから、善対悪の比は6対4でよろしい…!
今、思ったことを、まとまらないまま、書きました。
cさんの感想です。