す
7月9日、日テレ、every出演で、
羽生結弦氏が、能登に行き「羽生結弦の伝えたい思い」の中で、被災者(朝市の出店者)が、自分の家は崩壊していないので、配給物質をもらうときに、遠慮してしまう、と発言したことに触れて、
「皆、つらい思いをしたので、辛さは比較しなくても大丈夫かなと僕は思います」と発言しました。
この
なにかと比較する、比べる、という行為は、日常的にみな、しがちです。
そして、この行為こそが、ストレスの元なのです。
諸悪の根源、ストレスの原因、は、この‘比較‘、だと。
たんぽぽの花とバラの花を比べる必要はない、
私の本(「食べ物を変えると からだも、運命も変わります」河出書房 岡田恭子)にも書いた、我が家の16歳まで居た犬の花ちゃんが、年取って、目が見えなくなってきて、夕方暗くなって散歩に連れていくと、前に車が停まっていても、見えなくて、ぶつかる、その時に、「ああ自分の若い時はこんなことはなかったなあ」と嘆く?
若い犬が横をすたすたと歩いて行って、「ああ、隣の若い犬はいいな、それに比べて自分はあるけなくなったなあ」と嘆くことはない?花ちゃんに聞いたわけではないからほんとは知らないけど。
花ちゃんは、自分の若い時と比較することもなく、隣を歩く若い犬と比べることもしなく、ただ、今を生きるだけ。
人と比べて劣等感に襲われることも必要ではないし、
自分の元気な時と比較してそうなろうとする必要もないし、
ただ、今の自分でできる精一杯をするだけ、です。
「同上」87頁
できることは精一杯、できないことはごめんなさい
落ち込んだあなたへ あるがままを受け入れる 受容 | 岡田恭子のハッピーマクロビオティックと自家製酵母パンの教室ブログ (ameblo.jp)
続 今を生きる(犬のハナの例) 2019.5 | 岡田恭子のハッピーマクロビオティックと自家製酵母パンの教室ブログ (ameblo.jp)
追記:
この羽生結弦氏の言葉のすばらしさ、、、
1,比較しなくていい
だけではありません。
2,その後に続く、「大丈夫」も示唆に富んでいます。
これが、比較しないことが正解、とか、正しい、とかの言葉にしてしまうと、人を裁いてしまう、ジャッジしてしまう、批判することになってしまうからです。
比較するのがストレスの大きな原因の一つとするのなら、人と自分をジャッジする、のも、ストレスの原因だからです。人をジャッジする人は、自分で気がついているかいないかわかりませんが、実は自分をもジャッジ、そして、自己否定しているのです。
この辺りは、私の本「食べ物を変えると」同上 の87頁を参照してください。
正しい正しくない、の価値観を、好き嫌いに変える、との項目です。
3,と僕は思います。
の言葉、
つまり、心理学で謂う、アイ(I)メッセージなのです。
僕は思う、ということによって、発信元の責任をしっかり自分でとりますよ、という誠実感です。
そして、
いわゆる常識で人を裁く、のではなく、僕はアイ(I)はこうしたい、こうすることが好きなんです、ただしいのではなく好きなんです。
自分も人も否定していない、受け入れています。
I am OK,You are OK.
以上