イケマ
登山の途中で見つけました。
葉っぱは、食用ですが、根っこは毒草です。
以下、Wikipediaより
イケマ(生馬[5]・牛皮消、学名: Cynanchum caudatum)はキョウチクトウ科ガガイモ亜科イケマ属のつる性の多年草。別名、「ヤマコガメ」「コサ」ともよばれる
名称
本種の和名「イケマ」は、アイヌ語で「それの足」を意味する「イ・ケマ」に由来する。この場合の「それ」はカムイ(神)を婉曲に指した言葉である。
学名の Cynanchum (イケマ属)とは、「犬を殺すもの」という意味であり、イケマがもつ毒性によって犬を殺すことができるところから、この名前がついたという。
食用
若葉や茎先の柔らかい葉を摘んで食用にする[5]。採取時期は5 - 6月ごろが適期とされる[5]。摘んだ葉は茹でて水にさらし、おひたし、和え物、汁の実、天ぷら、煮物などにする[5]。秋には、若い果実が天ぷらにして食べられる[5]。しかし、根は有毒のため食用にできない[5]。
薬用
漢方では、イケマの根を「午皮消根」というが、利尿、強壮、強心薬として、また、食中毒の解毒や腹痛、歯痛、風邪薬、回虫の駆除として使われていた[8]。
アイヌとの関係
アイヌは本種を古くから呪術用、薬用、食用に用いられていた。本種の根を乾燥させたものを細かく刻み、紐を通したものをネックレスのように首から下げるか、小片をマタンプシ(鉢巻)に取り付けて魔よけとしたという。また、葬儀のとき、夜道の一人歩き、漁や旅のときにも身につけて、魔除けとして使われていた。