![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/11/happykyoko2007/66/a0/j/o0448033614493068309.jpg?caw=800)
本科の授業の中で、梅干作りをしました。
毎年、6月には、梅干、冬の2月には味噌作り、を授業の中でします。
マクロビオティックの陰陽にこだわるよりも、昔からの日本の知恵の、発酵食品の味噌、胃腸病全てに効く梅干、を我が家の歳時記として、ぜひ、作って、そういった体にいい知恵が、身につくようにしてください。
1キロや2キロなら、おままごと感覚でできます。
梅干
材料
梅 1キロ
自然塩 200g(梅の20%)
焼酎 適宜
重し 1キロ
材料
梅 1キロ
自然塩 200g(梅の20%)
焼酎 適宜
重し 1キロ
①カメまたは、ビンを洗い、よくふきあげて、焼酎少々を浸した布巾で中を拭く。
②梅は、梅干用を購入する。(黄色味がかっている完熟もの)
③自然塩をボールに用意する。
かめか、ビンに、①の梅を塩をまぶしながら、入れる。
最後に、塩を厚くのせ、押し蓋と重石をして、冷暗所に保存する。
2~3日すると、水が上がってくる。これを白梅酢という。
かめか、ビンに、①の梅を塩をまぶしながら、入れる。
最後に、塩を厚くのせ、押し蓋と重石をして、冷暗所に保存する。
2~3日すると、水が上がってくる。これを白梅酢という。
この写真のビンは、5リットルの梅酒用ビン。
また、2キロの梅。
また、2キロの梅。
塩は、梅の重量の20%にします。
この分量なので、殺菌力が強く、カビが生えないし、食べた時の薬効もあるのです。
この分量なので、殺菌力が強く、カビが生えないし、食べた時の薬効もあるのです。
決して、減塩しないこと。
減塩すると、結局、防腐力がへり、カビがはえたり、失敗するので、それにかわる砂糖や、化学の防腐剤を使わざるを得ないのです。
20%の塩が入っているからこそ、江戸時代の梅干などが、腐らないで、残っているのです。
1年寝かせると、1粒につき、10円の付加価値がつきます。
それだけ、古い寝かせた梅干の方が、薬効が高くなるのです。
注*
水の上がりが悪いようなら、焼酎少々を霧吹きでかける。ただし、焼酎は、梅の薬効を減らすので、少々にします。
また、一度、黴が生えて失敗したときも、その部分だけをそっととり、焼酎で消毒したガーゼをのせ、その上に少し厚く塩をのせて、重石をしておくと大丈夫です。梅酢は布で濾して煮沸。ただし、梅とは別々にする。
梅をそっと一粒づつ、洗います。
竹串で、ヘタをとります。
梅の20%の塩を用意します。
塩の1割を分けておきます。
焼酎で消毒した樽を用意します。
ひとつづつ、塩をまぶして、樽に並べていきます。
最後に、残しておいた1割の塩を上に乗せます。
重石をします。
材料
赤紫蘇の葉 1~3束(130g~500g)
塩 赤しその葉の14%(約1/3カップ)
白酢 1カップ
赤紫蘇の葉 1~3束(130g~500g)
塩 赤しその葉の14%(約1/3カップ)
白酢 1カップ
紫蘇漬けは、2週間後にアップします。
梅干しの薬効
・胃腸病すべて
・公害物質排出に役立つ
クエン酸が有効
クエン酸が有効
・老人性疾患(動脈硬化、神経痛、リウマチなど)の予防
・カルシウム、その他の栄養素の吸収を助ける
(戦国時代、少ない兵糧を効率的に身体に吸収させる知恵。また、防腐に有効であり、病気の予防、治療にも使えるなどなど)
(戦国時代、少ない兵糧を効率的に身体に吸収させる知恵。また、防腐に有効であり、病気の予防、治療にも使えるなどなど)
・血液浄化、殺菌力。
(江戸時代の梅干が残っている事実)
(江戸時代の梅干が残っている事実)
・放射能に強い
広島で被爆した有賀さんは、被爆後、梅干をなぜか、15個ほど食べた…
広島で被爆した有賀さんは、被爆後、梅干をなぜか、15個ほど食べた…
長崎の病院で、被爆した医師、秋月辰一郎氏は、原爆が落ちたあと、すぐに、病院で玄米を塩辛くして食べろ、梅干を摂れ、と指導して、効果を得た、との話があります。
秋月氏は、「死の同心円」で、文学賞も得ています。
秋月氏は、「死の同心円」で、文学賞も得ています。
・天神さま(梅干の種の中の仁)は、咳の妙薬。
・古いほど薬効が高くなる。
天日干しの効能
・殺菌
・保存性が高まる。
・皮と果肉が柔らかくなる。
・味がまろやかになる(塩なれ する)