先週末のセミナーの話はまだ続くよ。
今週は気持ちの整理週間です。
セミナーでのおそろしい実習の時に、みなさんがどんな思いで私を見てくださってたのかをブログ上で私はお尋ねしました。
関連記事
みんな優しいからさ、Facebookでコメントくれたのよ。
過去イチバンコメントが多かったんじゃなかろうか。
実習中に受け取り切れなかった愛を、今受け取りたいと思う。
そんなわけで、嬉々として勝手にコメントを一部転載する。
感動した
ピュアで、怖れを素直にさらけ出す姿は外から見ている私には美しい
リーダーシップを感じる
自分の気持ちを素直に言えて素敵(これ多かった)
私さ、自分の気持ちを他人に伝えるのは激しく苦手だったのよ。
他人と仲良くなるのが苦手だったんよね。
それが今では、気持ちを素直に言えることを褒めていただけるなんてねぇ。
これも根本ライオンのお力添えこそ。
根本ライオンのカウンセリングに通っていた去年の私は泣きながら宿題やったもんなぁ。
注)
根本ライオンとは、心理カウンセラーの根本裕幸のことです。
なぜ彼をそう呼ぶかは以下の記事をご参考くだされ。
一言でいうと、とてもスパルタだから。
陰口なので、本人の前では使わない。
自分の問題にはパターンがある~母と似た性格の人に反発する問題
とまぁ、皆様からの愛を受け取ろうと思った矢先に、大きな愛を見つけた。
それは、私の心の姉であり母である弟子仲間イチカドーパミントのブログにあった。
彼女のブログには、みんなの気持ちが描かれていた。
そのあたたかな気持ちが私には何よりもこわかったのだよ。
ありがたいけど、受け取りきれなかった。
私は彼女のブログを朝から読んで号泣した。
愛は痛い。
ああ、きっとお師匠は痛い思いをさせるに違いない。
モルモットは我が盟友、抱けない恋人、児玉キャロが選ばれた。
ああよかった。気の毒なキャロ。
彼女はもう立派にカウンセラーとして講座もバリバリ立ち上げているし、カウンセリングもばんばんやっている。
最近はとっても輝いていて本当に眩しいくらいだ。それを実証するように、ブログのアクセス数が100から800くらいに伸びたり、講座のお申し込み数がびっくりするくらいあったりしたらしい。
それが、怖いのだという。
なぜ怖いのか。
人に好かれたいな、人気者になりたいな。人間はある程度そう思う生き物だ。
それが叶うのに、なぜ怖いのか。
それを立証するのだという。
キャロを壇上に上げるお師匠。
「1分間、なぁんにもしゃべらないで、キャロちゃんの目を見てください。」
「キャロちゃんもみんなの目を見てください。」
カウントが始まる。
みんなが、キャロ、大好きやで、って目で見てくるんだ。
あの場にいる30人近い人間が、キャロ、頑張れ、って。
なんにも気にせずいっぱい稼げ、って。
あんた好いオンナやで、って。
好いカウンセラーやで、って。
キャロと出会えてよかった、って。
いつもありがとう、って。
いつもみんなが楽しめるように、しんどくならないように、気を配ってくれて感謝してる、って。
キャロのケーススタディ、ホンマ勉強になるわーすごいわー、って。
いつもヨガで整えているお肌もお顔もボディラインも美しいね、って。
だから15センチのピンヒールが似合うね、って。
ずっと大変だったね。
ずっとがんばってきたね。
ここは安全だよ。
心配いらないよ。
もう自分を責めないでいいよ。
私たちがいるから、大丈夫やでキャロ、って。
誰一人として、不穏な空気を感じさせない。
ほんまの自分を知らないのに。
ほんまはどんな人間かも知らないのに。
ちょっとおかしなことしたら、てめーら全員ブッ殺してやる、って待ち構えてるのに。
なにも起こらない。
ただひたすら、やさしくてしずかなだけ。
一生懸命勉強したり
いい子になったり
家族が仲良くできるよう気を使ったり
おどけてピエロになったり
そんなことしなくても
ひとを愛しているって言いたかったよね。
そんなことしなくても
愛してほしかったよね。
生きていて、あたたかくて、呼吸をして、そこにただ立っているだけの、
あなたが好きだよ。
そういう目をしたイカれた奴らが、一斉にキャロを見つめる。
見ず知らずの人間を愛してくれる頭のおかしい奴らが、めっちゃ見つめてくる。
「もう頑張らなくていいんです」とそれをあおるお師匠。
頑張らなくていい。
しんどかったね。
もうみんなで一緒に生きていこう。
結婚式で花嫁が母への手紙で号泣するような感じなのかしら、私結婚式挙げたことないから知らんけど。
愛されている、すべての罪を許される、生身の自分を愛される。
本当に、信じていいの?
たくさん失望してきた。
自分が悪いんだとあきらめて、たくさんの鎧を身につけてきたんだ。
鎧を脱いだら、ダメな自分がバレて嫌われてしまうと思って戦ってきたんだ。
世界を疑って、悪い態度を取ってきたんだ。
ごめんなさい。
信じなくて、ごめんなさい。
悪い自分で、ごめんなさい。
ここに書いた感情はすべて、私のものである。
私の妄想であり、児玉キャロやその場にいた全員がどう思っていたのかはあずかり知らぬこと。私がキャロという媒体に自分を重ね合わせて感じた想いを書いた。
キャロは可愛かった。本当によくあの長い1分をやりきった。
私は涙が止まらなくなった。
愛は、痛いけど受け取ろう。
お師匠はよく「自分の成長」という言葉をお使いになる。
成長したら、また、人の役に立てる。
受け取ろう。受け止めよう。覚悟を決めよう。
イチカドーパミントの感受性の豊かさにはいつも驚かされる。
あれほど感受性が豊かであれば、相当辛い思いをしたこともあっただろう。
でも、私が知る彼女は、その辛さをも優しく包める底無しの包容力のある女性だ。
あ、彼女はブログでお悩み相談やってるから気になる方は相談するといいぞ。
私もやっているが、相談が来ないので告知する気が失せ気味なのだ。
私宛の場合はお問合せフォームからどうぞ。
私はただ、みんなの前で何もせず1分立っていただけだ。
それが簡単にできる人もいるだろう。
ただ、私には簡単ではなかった。
こわくて、怯えていて、泣きそうな状態で立っていた。
終わってからも震えていた。
この実習の動画を見直そうとしたが、たった5秒で目を背けた。
にも関わらず、Facebookでは過去最高にコメントが多かった。
そしてそれは全て好意的なものだった。
私はまた実感した。
人は未完成な姿に惹かれるということを。
その話は人は短所で愛されるにも書いたな。
日本人が桜を好むのも、やがては散るからだ。
サグラダファミリアだって、未完成のまま人々の心を魅了してやまない。
私がもし、あの実習を簡単にやり遂げていたら、感動した人はいなかっただろう。
「前でなんかやってるわ。よー分からん実習やって時間押したな。」で終わってただろう。
私が実習をうまくやれなかったからこそ、気にかけてくれた方が多かった。
だからもしあなたが、今の自分は何もできないとか、こんな部分がバレたら嫌われると思っている部分があったら、大いに出せ。
かくいう私もまだまだ、「こんな私がバレたら嫌われる」と思っている。
だから自分の知らない人が自分を知るのが怖い。
でも、出来ない部分を出した方が応援されることは今回の実習で実感できた。
根本ライオンありがとうね!
いつだって未来はよい方にしか行かない。
もし、ぎゃーーーーーー!!!!!と言いながら進む私を応援したいと思ってくれたなら、あなたも出来ない自分を出してみて。
私にできることはそうやなぁ、もしあなたがそれで死んだら亡骸を拾うことくらいかしら。
瀕死だったら看病するわ。
国家資格持ってるわよ。