2023年1月12日、数十年ぶりに高砂市の鹿嶋神社に行ってきました。5日の護国神社の初詣の際に「凶」のおみくじを引いたので今回鹿嶋神社で「大吉」のおみくじに挑戦です。鹿嶋神社は一つの願いを必ずかなえてくれる「一願成就」の神様としても有名です 。
鹿嶋神社の大鳥居
鳥居の多くは石材または木材で造られ、朱色の塗装が施されているものが一般的な鳥居です。鹿島神社は、世にも珍しいチタンで建立された大鳥居があり、大きさも日本最大級です。
高さ26m 幅35m 柱径3m 耐久性は1500年だとか・・
屋台やお店が並ぶ参道
12日ともなればお店や屋台は開いていません
少し進むと、高砂成田山奥の院
鹿島神社本殿への道中にある小さなお寺で、自家用車の安全祈願を行うお寺です。
奥の院と書かれてある看板が目に留まり入ってみることに。
怖いお顔をした、成田不動尊
その隣に観世音菩薩立像
高砂成田山奥の院の斜め正面にある真言宗山階派の米田大師寺。石標は「高野山弘法大師」と記されています
左から三宝荒神・本尊・弘法大師像
本殿参道入り口
参道両脇の燈篭に昨年神社で授与された、お神札やお守りがぎっしり納められています
参道脇に「鹿嶋大神」と刻まれた巨大石碑
参道石段・参道は神様の通路とされるので参道の中央を避けて上っていきます
急石段一気に登ると息切れ・・・振り返る
阿吽の狛犬
狛犬は魔除けの神の使いとして唐の国より渡って来たものと伝えられています。
本殿・御祭神:武甕槌命(たけみかつちのみこと)経津主命(ふつぬしのみこと)
だるまさんのおみくじを引くと「大吉」良いのか悪いのか? 目的達成で~す(^_-)-☆
香炉舎・灯明舎 線香1束・ロウソク50円でした
末社(高御座登山道沿い)
「三神合祀社」には鹿島大神(鹿島神宮の御祭神で建国の神)、福成大神(成功を祈願する神)、 當勝大神(勝利を祈願する神)がまつられています。
「稲荷社」は京都伏見稲荷大社よりお御霊わけいただいたもので、食物神、農業神、殖産興業神、商業神、屋敷神として崇敬されています。
「太郎坊権現社」にまつられる八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)は、巨大な水の神であり、稲穂の神、農業の神、 また、国造りの神、勝負の神とも言われています。
本殿の左並びに「荒神社」「出雲社」「戎社」のお社がまつられています。
「荒神社」は荒神さまとも呼ばれ、かまどの神様として知られています。 三宝とは「火の神」火産霊神(ほむすびのかみ)と「かまどの神」奥津日子命(おくつひこ)、奥津比売命(おくつひめ)<女神>の三神を表します。
出雲社・戎社
「戎社」は事代主神(ことしろぬし)がご祭神で、商業の神、信用の神として知られています。
「出雲社」は出雲大社より御霊わけいただいたもので、小名毘古那神(すくなびこな)が祀られ、国造の神、医薬の神、まじないの神とも言われています。
石の側面には、「一願成就」「病気平癒」「開運厄除」「家内安全」「商売繁盛」「受験合格」が刻まれており、 自分の祈念する思いの文字の上(石の頭部)をひと撫ですると良いようです。私は病気平癒
千羽鶴は、祝福の気持ちを表したり、幸福を求めたり、病気平癒などの願いの気持ちを込めて奉納されているようです
本殿一周スロープの道は括られたおみくじで埋め尽くされています
祈祷殿
神宮遥拝所
神宮遥拝所は鹿嶋神社の本宮である「鹿島神宮」の鎮座地に向けて建てられており、 この遥拝所を通して鹿島神宮を参拝したことになるようです。 神宮遥拝所の右には「招福の玉」が設置されています。この玉を撫でることで幸福(縁結び、夫婦円満、招福導き)を呼び込めるといわれています。 また、遥拝所の左には「榊」が植えられています。「榊」は神様の依り代樹と言われ、神様がお宿りになられるご神木です。
括られたおみくじの先に、鷹の巣があったといわれる巨岩「鷹の巣崖」が望めます。
春のような気候でした