世界選手権が終わって
自宅に戻り
あっというまに
現世に引き戻された感はあるけど
仕事も楽しく働けていて
でも
まだテレビの録画を見る時間も
見る気にもなれなくて
それはあまりにも
最後の日の余韻が長く続いていて
自分の中で咀嚼するのに
とても時間がかかっていた。
テレビ録画も
練習のニュース映像は見たけど
試合録画は見ていないし
ショートとフリーの動画を見ることもなく
自分の中で
ただひたすら咀嚼していた。
世界選手権の記憶が
とても濃密で
純粋なものを見せてもらったという感じで。
それをずっと
味わっているような・・・・
でもやっと
やっと
やっとパソコンに向き合う気になった。
コメありがたく拝見しています。
ありがとうございます。
でも
お返事できていなくてすみません。
旅日記、旅先からの手紙みたいなものになりますが
それでもよろしければ。。。どうぞ❤
朝、スモールメダルセレモニーを見に行った。
待機列や、会場内に入っても
出会う方々は
ほんとうに気持ちがよく。
待機列で富士山まで気持ちよく
姿を現した!
会場内に入って、
初めて会う方々としゃべっているときに
羽生君が出て来るであろうステージを見ながら
「あ~幸せだな~~。」とつぶやくと
周りの方々に
「あはは。まだゆづが出てきてないのに!」って笑われた。
引いた番号くじは
ブロックの中でわりと後ろの方だったけど
そんなことは
もはやどうでもよかった。
朝早くから
長い待機時間だったけれど
ただただ
羽生君が見られるんだなあ~ってだけで
そして羽生君ファンの
気持ちのいい方々と
しゃべっているだけで
満たされていた。
ブロック内に入ってしまえば
自由に動けるという仕組みだったので
私は、めっちゃ端っこの
ステージから遠いところの
人が少なめの
一列目を選んだ。
距離からするとステージから
15メートル?20メートルくらい
あるところかなあ?
ステージから遠いせいで
人気がないのか
わりとすっとその場所を確保できた。
私は写真を撮ることが
目的ではなかったので
遠目でもいいから
目の前に何も遮るものがない場所で
羽生君を見てみたいと思った。
そして
ついに
羽生君がステージに出てきた
私は
あまり目がよくないので
肌の色つやが見えるほどの視力はないし
はっきりとはわからないのだけど
ジャパンジャージを着た細いシルエット
マイクを触ったり
時計が入った箱を触ったりして
ちょこちょこと気が付いて
こまごまと
動く様子
そして
髪の毛がきらきらと
天使の輪になっているのは分かった。
時々オペラグラスで
覗いてみたり
大画面を見たりしながら
しみじみと
あ~
お人形さんみたいだなあーって思った。
写真撮影タイムなんてのも
設けられていたけど
時々
スマホで動画を撮りつつ
画面は見ることなく
じっとその方向を見惚れているだけだった。
友人が動画をあげてくれました。
Fiore@swanwings444世界フィギュアスケート選手権男子シングル スモールメダルセレモニーの様子を全て撮影しました。昨日アップした動画はスマホ撮影時のままの状態でしたので、縦横を修正して改めてアップいたします。… https://t.co/hcbzpVI9qc
2019年03月25日 21:55
https://www.youtube.com/watch?v=xhvt5zpXozo&feature=youtu.be
来られなかった人にも
伝わればいいなというようなことを
羽生君が
言っていました。
ほんとうに優しいな・・・。
ファン思いだなあ・・・・
こんなファンの方がいるから
ちゃんと
伝わるんですよね。
20分もスマホを持ち続けたとか・・・。
すごいです。
腕が痛かった~って言ってました。
ほんとうにほんとうに!
ありがとうございます。
じわじわ見たいと思います。
スモメダを見ることができて
うれしくて
でも体力も気力も
エネルギーを使い
ちょっとヘロヘロになった。
そうこうしてる間に
あっという間に
エキシの時間が来てしまった。
座席はたまたま
ショートサイド端っこの席で
なんと一人座席だった。
ボックス席みたい!
ラッキー!
靴を脱いで
ひざ掛けをかけて
まるで自宅で見るかのように
前半の製氷タイムが来るまで
ものすごく
ほんわかリラックスして見てしまった。
いよいよ後半になり
羽生君が出てきたとき
ああ・・・そうだ
トリじゃないんだ・・・・って思った。
春よ来いが始まった。
苦しそうで
楽しそうで
美しくて
こんなに美しいものがあるんだと思って
ハイドロのところで
ああ・・・・ほんとに
キスしちゃってるんだ?
こんなに低い姿勢!!!
ってすんごいびっくりした。
おどろきの歓声が
会場中から上がった。
どれだけ好きなんだ
どれだけスケートのことが好きなんだ
Ester Ayerdi@esterlok#yuzuruhanyu Kissing the ice at exhibition gala at #worldfigure 💋 https://t.co/fl9FiDt8y4
2019年03月26日 05:41
下手すると
大事なお顔や唇に
怪我しちゃうかもしれないじゃん?
でも
これくらい好きなんだって
これくらい愛をこめてるんだって
命がけで表現してるんだって
そんな風にスケートで伝えてきた。
これ
エキシだよ
わたし、最初は
リラックスすらして見てたんだよ。
羽生君
もう
試合じゃないんだよ。。。。
凄み…。
純粋すぎて
健気で
なんとも胸が詰まった。
見ている間に
怪我をしてから
ここに羽生君が
向かって来るまでの
スケートへの
苦しみも
荒ぶる気持ちも
でも
やっぱり愛が
大好きが
強く伝わってくるような気がした。
私はショートサイドだったので
もしかしたら
氷をすくって
飛ばすところ見られる・・・?って
期待していた。
そしたら
氷をぱあ~っと飛ばすところで
氷の粒がちゃんと見えて
さくらがふわーっと飛んでるみたいだった。
ものすごくものすごく
純度の高いものを見せてもらって
こころが
ぎゅう~っとなった。
フィナーレになり
楽しそうではあったけど
最後はけていくときも
優勝者でない自分は
すこし下がっていようという風にも見えて
自国開催の
オリンピック二連覇なのにね。
なんだか
羽生君らしいなと思った。
はしゃぐ羽生君も見たいけど
最後まで
どことなく穏やかさを含んだ顔で
全力で
ファンに
手を振っている
こういう羽生君も好きだなと思った
「ありがとうございましたーっ」て
いつ言ってくれるのかな…。
言ってくれるよね?
絶対言うようね?って
待ってた。
でも
記念撮影を次から次へと
お偉いさんたちから頼まれて
言うチャンスを逃しているような感じに見え
あ~もう言わないのかな。
優勝じゃないもんね。
と思った時
最後リンクをあがる前に
FaoIの時のように
口に手を当てて
挨拶してくれる様子が見え
「ありがとうございましたー!」という
羽生君の声が
バックミュージックと
観客が帰っていくざわめきに
かき消されそうな生声が
遠くから
聞こえてきた。
羽生君の純度の高さが
未だに
何度も
ぐっと胸に来る。
私は
ありがたいことに19日の練習から
何度か練習を見ることができた。
練習が始まって、すぐは
滑るとふわっと風になびいて
ぴょんと立っていた髪の毛が
次第に
汗に濡れ
つやつやと
しっとりとなっていく。。。。
そんな
質感までが
私の頭の中に
3Dとなって飛び込んできた。
ANAのCMまんまの
何度も何度も繰り返す同じ動き
奇跡が作られていく様
羽生君の中に内包している
喜怒哀楽
苦しみ
悲しみ
喜び
感謝
スケートへの愛
初日の練習は笑顔がたくさんあったけど
徐々に試合モードになり
日に日に
鬼気迫る顔になっていった。
そして試合に繋げていく。
究極に純度の高い
ダイヤモンドみたいな時間を
見せてもらって
感じさせてもらった。
エキシが終わって
たまらなくさびしくなってしまって
実はいまこれを書いている
たった今も寂しくて
でもそんな寂しさは
幸せと感謝で満たされた後の
寂しさであって
ほんとうにありがたくて
もしかしたら
これをも
味わうために
羽生君を思う
苦しさも含めて
あらゆる感情を味わうために
羽生結弦を
好きになったのかもしれないなあと
ほんのりと
思ったりなんかしてしまう。
他にもいろんなことがあったのだけど
また書きます。
読んで下さり
ありがとうございます。
羽生結弦さんの夢が叶いますように
幸せが還元されますように
ありがとう
はっぴー。
お写真は自分の撮影以外は
gettyimagesとbehindからお借りしています。