自宅出産 末っ子編3 | 幸せはすぐここに~自給自足の田舎暮らしと健康~

幸せはすぐここに~自給自足の田舎暮らしと健康~

幸せって、そう遠くにあるものではなく、身近にあることを感じること。幸せと健康、幸せな子育て、幸せな生きがい、幸せな人生について考えてみたいと思います。

破水したとたん体が寒くてぶるぶる震えてきた。

上のお兄ちゃんの時に体験済みだったので、おばあちゃんに頼んで梅醤番茶をつくってもらった。

これを飲んだら体があったまって一気に落ち着いた。

さっそく助産師Mさんに電話。
なにやら受話器のむこうは響く声。

「えーーー、はじまったあ。今お風呂入ってるから出たらすぐ行くね」

お風呂にまで携帯もっていってるのかあ。さすが助産婦さんなんて感心しながら、一気に強くなり始めた陣痛を味わっていた。


といってもここはいつもの我が家。まだ上のお兄ちゃん(7歳)もお姉ちゃん(4歳)も起きている。

ウーファーさんたちも食事中。

みんなもわたしの出産モードに一気に興奮してきた。


さて、さてそうこうしているうちに助産師Mさん登場。
さすがに到着がはやいなあ。

さっそく内診してもらうと、もうすでに子宮口は5センチ開いていた。

「さすが、経産婦さんだ」と松葉さん。

お兄ちゃんがうまれるときには、さんざん陣痛を乗り越えて1日たっても3センチも開かなかった私には、この痛みで5センチ開くというのは信じ難かったよ。


次々とやってくる陣痛。
だけどね、この陣痛の度に旦那がさすってくれたり、Mさんがさすってくれたり、

今回はMさんの新アイテムが登場していた。

なにやらキルティングの布にお米のぬかと塩をいれているようで、これをレンジでチンするとカイロみたいに温かくなって、それを痛いところに当てると気持ち良くって、痛みが軽くなるんだよね。


魔法のようだったな。


いよいよ陣痛も本格的に強くなってきて生まれそうになってきたとき
病院の産婦人科に務めている友達のTちゃんが手伝いにきてくれた。

                            (つづく)